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【2024年札幌記念】シャフリヤール×武豊で人気も評価は下げるべき

札幌記念は天気、馬場を見極めて買うのだが、それよりも大きな括りで絞ってみると、主流条件で走った非支流血統が熱いということで味わい深いレース。
札幌記念に集まるメンツは基本G1級。様々な思惑をもち出走するわけだが、ここ5年では1.2.3番人気で決まらない。これは秋を見据えた馬や海外を見据えた馬がある程度の仕上げで出ているからということと、微妙にJRAG1勝ちの馬にとっては適性とずれるからやや荒れるという事なんだろうと思う。

それもそうで、近6年あがり3Fが
2018年37.6
2019年36.1
2020年35.2
2021年35.4
2022年37.7
2023年36.4

出走メンツはG1級だが、こんなタフなレースでG1を好走してきた馬はなかなかいないだろう。出走馬各馬のレベルも高く、直線も短い為に脚を溜める展開にはならず、脚が速く、タフな流れでも好走できる馬がこの舞台には向く。

ハービンジャーのクラシックを賑わせちょっと足りなかった馬がめちゃくちゃ走るのもそのせいだし、クラシックに間に合わなかった遅咲きのディープインパクト産駒が走りまくるのもそれ

逆にシャフリヤール、ワグネリアンは適性と逆のレースになり人気よりは下の着順になる事が多いだろう。

シャフリヤールは武豊騎手騎乗で人気すると思うがら評価は下げる。

プログノーシスが出てくる為、あまり触手が伸びるレースではないが、上記の条件に当てはまる馬を選んで味わうくらいならいいのではないか?

これでだいたい予想が完了しているので週末に追記するはわからないが、更新されていたらチェックしてみてください。(2024年8月13日ここまで)

追記あれば以下

プログノーシスはこの頭数で2000mはどこ通っても負けないだろう。スローでもミドルペースでもポジションを上げる為に脚を使っても問題ない具合に競走馬として仕上がっている。川田騎手が乗るなら信頼度は高い。

その中でもここはステラヴェローチェを買わざるを得ない。

怪我から戻ってきて富士Sは800m45.2のペースを先行。後方に構えた馬が馬券になるレース。
ダートは問題外でノーカン。
大阪城も800m46.5のペースを先行。58.5キロを背負った事もあり2着馬に攻め寄られたが、休み明けにしては上々のレース。

ステラヴェローチェはこれまで前半ゆったり入ってあがりがかかるレースでこその馬だったのに、怪我前より幅が広がった。
大阪杯は前半脚をため、ラスト1F12.2のラップのところで前と差を詰めたところをみて、

あぁ、この馬らしいな

と思った。大阪杯は先行、内側を通った馬が上位をしめる中、外から差してきたステラベローチェは強い競馬だった。

安田記念はスローからの上がり勝負でスピード色が強い馬が走ったレース。ステラベローチェの強みが活かせないレースだった。

今回の札幌記念は他の競馬場より時計はかかるし、ラスト3Fもスピードだけでなく、持続力が求められる為にステラベローチェにとってはプラス。

ここはプログノーシスが馬券のひと枠を埋めるが、ステラベローチェは買っておかないといけない。(2024年8月18日15時13分追加分)

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