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読書メーター、ずっと放置してたなぁ

本の話を書くはずが、さっきファミマでおにぎりを買ったせいで
アツくなってしまい、食い物の話へ暴走してたのでした。


読書は幼少のときからわりと身近でした。

読み書きもできない頃から、寝る前に母が童話の一節を読み聞かせてくれる習慣があったからか。本を開くという行為そのものも好きだったようです。
字が読めなくても絵本の挿絵でストーリーをそれなりに想像して遊んでいたらしい。

幼稚園のときに一度、アレルギー性紫斑病により長期入院しましたが、
その頃は暇つぶしのため、スーパーマリオの4コマ漫画を読んだり
絵を描いたり、病室だというのに昼間、オモチャの鍵盤で音を鳴らしていて
私の部屋だけが病人らしくない別次元だったという感想は聞かされた。
(のち数年間、「入院してる時が1番幸せだったよ」と本人が語る)

小学校の頃は、国語と道徳の教科書は、ある意味「読み物」でした。
学年が変わって、それらの新しい教科書が配られるときはやけにワクワクし、授業を進める前から勝手に中の話は読破し終わっている。
(たぶんこういう人は他にもいただろう)

学校の恒例で ときどき強制的に買わせられる児童書も、
慎重に選べば、出会うべきものがきちんと潜んでいたりします。
「ハッピーバースデー」は夢中になって読んでました。
児童書にしては内容が重いんですが、重いものほど虜になります。

読書感想文や作文を書くことは特に好きで、
「最低でも1枚は書きましょう」という原稿用紙をいつも3~4枚使った。
たぶん中身は大したこと書かれてないんだろうけど。

図書館の詩集を読み倒したという武勇伝…ならぬ文勇伝も。
過去noteで漏らしましたが、「宿題ノートに詩ばかり書いていた」のは、
詩を読むことも好きだったからであります。
それらは大体、メルヘンな表紙で、中を開くと、刹那的に情景が描画されている。ある意味では、現実離れした「夢の世界」が手軽に身近にある、
という感じでした。

ただ、苦手な作風もありました。
私はそれだけは最後まで読めなかったという記憶があります。

作者はうろ覚えだし、(でも某有名な方じゃないかと思ったんですが)
うろ覚えのまま検索してみても、それらしいものが発見できないため
タイトルの明言は避けますが 確か数ページにわたって目に入る内容に
「おかあさん」「おかあさん」と連呼されていて、もちろん作者に
そういう意図などなく失礼なのは承知ですが、どうもマザコンを彷彿と
させるような感情
が沸いてしまい 無理だった詩集がありました。
同級生が、図書館にこもっている私に「こんなのが好きなの?」と
やや軽蔑的な声色でそれを差し出したときは、確かに彼女の気持ちが
わからんでもありませんでしたが…
数ページしか見ていないわけで、ラストへ向かえば内容も変わっていたかも
しれないし、あれが「食わず嫌い」というやつだったのかとも思います。

詩だけでなく、小説も読んでいました。今はもう廃版になっているはずの、
「ねこになった少年」が高学年ぐらいの時に好きでした。
とてもとても厚いので、読み終わるまでかなりの期間が掛かるもので、
それを口実に長時間こもったり、何度も借りたり返したりしてました。

あの頃は「意味がよくわからない部分」も多くあったのですが、
今になって思い返せば あの物語は、原発だか核兵器などにも触れていた
ようで、意外と深いものだったんだなぁ、と。
正直、今の年齢でまた読んでみたい と思って、再版希望のサイトに
投票とかもしたんですが…そうでなければ、一般の方から中古で買い取る
しか入手方法がありません。

昔の話はさておき、最近は何を読んでいるのか。

家の本棚で冊数が多い作家の第1位は、東野圭吾。
ドラマ化されたものもあるけど、ドラマは見ないくち。
(あくまで脳内で勝手に想像するのが好きだから)

2位は、乙一。
3位は、湊かなえ。
4位…としていいのか不明ですが、石井ゆかり。

上から3名をご存知の方ならおわかりかもしれませんが
どなたも(基本的には)ミステリー作家です。
他にもぽつぽつと買っている本はあるものの、
同じ作者に執着して集めている、というのは今のところこの3名だけかも。

東野さんと乙一さんは文庫が多いので、比較的安く集められますが、
湊さんはまだ単行本のみも多くて、手が出てないものもあります。
1~2年前からチェックしていなかったので今はどうだろう。

石井ゆかりさんは 12星座の星占いについて書いている方ですが、
人生観や恋愛観など いろいろなことに触れる文章も書いておられます。
別段、占いに真面目にガツガツ興味があるというほど信仰はないですが、
この人の文体や喩え話の、ほっこりとしたリズムが好きで、
解決はしなくとも、悩んだときに読みたくなるものではありますね。


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