ぶらぶら山猫軒 ~宮沢賢治記念館~
少し前までは、ドライブ中、ラジオをかけたがらない人間だった。
窓の景色を見ながら、頭の中で、勝手にオリジナルな音楽が流れており
どちらかというと いつもそれに聴き入っていて、
ラジオでパーソナリティがしゃべったり、ポピュラー音楽が流れたりすると
そのオリジナルな脳内音楽が相殺されて消えてしまうためだった。
最近は悲しきかな、家で曲を作ることも、脳内音楽に執着することも
ほとんどなくなり、逆にカーラジから流れてくる雑談も面白いものだと
感じられるようにはなってきた気はします。
そういえば少し前は、「あ、安部礼司」をよう聞いていた。というか
車に乗るジャストタイミングで流れていたので癖になってしまってた。
その頃の仕事は、早朝に出るかわりに夕方前には帰宅できたため、
平日だろうと日曜だろうと夕方のラジオを聴くことが可能でしたが、
その仕事を辞めて転職してしまったため
日曜の夕方5時までに家に帰れることがほぼ皆無になってしまった。
しばらく聞けてないけど、今どんな脚本が流れてるんだろう、
今更だけど ちょっと残念で気になる。
あれもなんというかクリエイターを感じる番組ですよね。
というわけで休日(平日ですが)、ようやく本題。
今日も暑かったので、涼みに行こうかなということで
母がハンドルを持ち、私が後部座席に乗って
打ち合わせもせず、行くあてもなく出掛けていたら
なんとなくここに来てしまっていた
家から20分くらい飛ばせば着いてしまう程度の距離にあります。
入ってしまえば、たしかにコンクリートよりは草木のほうが多いので
ある意味涼しいっちゃ涼しい が、
━━━330段(うろ覚え)の階段━━━
おいおいおいおいおい
涼むどころか激アツじゃないですか
(ちなみに上の駐車場に停めたため、ホントは降りてきたんですけどね)
帰りは、どうするんでしょう。登らないと車まで行けないぞ?
別のルートから登りました。どっちにせよ、むちゃくちゃ疲れた。
上のほうにある山猫軒では、もちろんこんなお出迎え。
コンクリートの上を1匹が走り抜けていったので
ホイホイと後をついていったら、(文字通り招き猫)
注文の多い料理店 の脇で同じ模様のご家族が団欒していた。
たぶん5匹ぐらいは見たと思う。
人をそんなには怖がらず、半径1メートルぐらいまで近づいても
何も見えていないかのようにリラックスしておられるが
それ以上距離を縮めると「何アンタ!」って顔をしながら
また1メートルぐらい離れられてしまう。なかなかツンデレだ
もし1人だったら このカフェはちょっと入ってみたかった。
昔、「“注文の多い料理店” のイメージ画を描け」というのが
図工の課題であって、どんな絵になったかも憶えてる。
そして先生から「ずいぶんメルヘンな解釈だね」とか言われたはず。
現実はメルヘンなどではないのだ?
もちろん写真はもっと撮っているので、
あとでもうちょっと純粋なフォトセットで緑をUPします。
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