「バイバイ」という曲について考察してみる - 解説編

はじめに

 一番好きな曲、小田桐仁義さんのバイバイについて音楽の知識はほぼないのですが語っていきたいと思います。この曲は今では有名なYoutuber、コウイチTVさんのED曲として初めて使われた曲です。
 この曲は以前紹介したのですがバージョン違いが多く、初期の2014年レコーディング版は本当に最近まで聞く手段が限られていて一部古参しか聞くことができなかったのですが、紛失されていたレコーディングデータが見つかったことによりリミックスが実現し、CDさえ買えば誰でも聞けるようになりました。今回はそのCDに収録されているバイバイ(2024mix)を紹介します。この曲はサブスク配信はされていません。

解説


 曲自体はボーカル、ベース、ドラム、ギターの4パートしかなくシンプルではあるんですがドラム、ベースが基本的に土台となることを考えると、どの音もバランスよく耳に入ってきて非常に聞き心地のいい曲だと思います。
 全体の構成はざっとAメロ前半>間奏>Aメロ後半>Bメロ>1番サビ>間奏>Aメロ>Bメロ>サビ>Cメロ>ラスサビと基本的にはありがちな感じになっています。
 1番についてはまずAメロ前半、間奏、Aメロ後半、Bメロからのサビと若干変わった構成だと思いますがここに間奏が入ってくる意味がいろいろ想像できて面白い構成だと思います。1番と2番の間には間奏があって「ダッダッダラッダッ」と言った感じの声が入っていてすっごくリズミカルでノリノリで2番に入れます。
 2番は1番で言うところのAメロ後半から始まっており若干短めになっていること以外は1番と同じ構成です。2番サビ後Cメロに入り、そこからラスサビ…という感じなのですがCメロの歌詞がまたいいんですよね…辛いことがあってもその歌詞を思い出せば明日になれば大丈夫だろうと若干の希望を持たせてくれます。
 話がそれましたがラスサビはいわゆる「言い直し転調」でラスサビにふさわしい盛り上がりがあり、もうすぐ曲が終わることを感じさせられます。歌詞は1番を少し変えたものになっていて数分前に聞いていたはずなのにもかかわらず、懐かしさを感じさせるようになっています。アウトロは短いのですがこの曲でよく使われるフレーズで締めくくられ、ラスサビの歌詞故不自然さはまるでないように思います。

さいごに

 この文章を書くにあたって改めて曲のことを振り返り文字に起こしてみると、この曲の完成度の高さにすごく驚かされたような気がします。何百回と聞いていたのにもかかわらず文字に起こしてみないと気づかないことってあるもんなんですね。
 この曲が収録されている「ベストオブコウイチTV」はおだじん直売所にて送料、消費税込で3,300円で発売中です。個人的にはバイバイ(2024mix)だけでも3,300円以上の価値はあると思うのですが、他にも名曲合計11曲+α入っていてこの値段ですからね…自分だったら1万円までは迷わず出せるCDだと思います。音楽的知識が無いなりにがんばって書いてみましたがいかがだったでしょうか。もしよろしければ感想なども聞かせていただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?