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人気急上昇!東京卍リベンジャーズに登場する80年90年代名車バイクまとめ

『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の漫画『東京卍リベンジャーズ』。コミックスは累計4000万部を突破し、今年はアニメ化や実写映画化も成功するなど現在若者を中心に大ヒットしています。
そんな東京卍リベンジャーズの魅力といえば、やはり魅力的なキャラクター!
強くてかっこいい彼らに憧れる人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな彼らの乗っているバイクにスポットライトを当ててみたいと思います!!!
個性的なキャラクターに負けず劣らず、彼らの乗っているバイクも個性派ぞろいです!バイクが最も輝いた時代である80年90年代にその名を轟かせた数々の名車が登場します!

憧れのキャラクターが乗っているバイクに自分も乗ってみたい!この記事を最後まで読んでいただければ、きっとあなたもそう思うはず……!

佐野万次郎:CB250T HAWK(販売期間1977~1980)

東京卍會の総長「無敵のマイキー」こと佐野万次郎の愛車はホンダの「CB250T HAWK」。バブー!と聞こえる特徴的な排気音から「バブ」と呼ばれています。

どちらかというと、上位排気量モデルであるホークⅡこと「CB400T」の方が有名ですが、マイキーは兄である佐野真一郎が乗っていたという理由でバブにこだわります。

性能や知名度に関わらず、亡き兄を想いバブに乗り続けるところにしびれますね。

また、低排気量であるためスピードは他車に劣りますが、低速での安定性が高くのんびりゆっくりと走れるバイクです。マイキーのどこかマイペースなところがバイクにも現れていて、まさに相棒といった感じですね!

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CB250T HAWK

龍宮寺堅:ZEPHYR400(販売期間1989~1995)

東京卍會の副総長「ドラケン」こと龍宮寺堅の愛車はカワサキの「ZEPHYR400」。今回紹介するなかでは一番有名なバイクかもしれませんね。(なにを隠そう僕が乗ってるバイクでもあります!)

今でこそ、ゼファーはネイキッドブームを巻き起こした立役者としてプレミア価格がつく名車になっていますが、90年~00年代当時ゼファーといえば世間的にはザ・不良のバイクとして有名でした。バイクが大好きで不良の王道をいくドラケンによく似合っていますね!

また、ゼファーはいかつい空冷4気筒エンジンを持ちつつも、タンクは美しい曲線美を描いておりスマートさも感じさせます。希少性や精神性だけでなく、ゼファーそのものが持っている美しさも人気の理由です。

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ZEPHYR400

三ツ谷隆:GSX400 Impulse(販売期間1994~1999)

東京卍會の弐番隊隊長三ツ谷隆の愛車はスズキの「GSX400 Impulse」。スズキのネイキッドとして有名なインパルスの名を冠するバイクです。初代インパルスは1982年発売で、三ツ谷の乗っているバイクは三代目です。

言ってしまうと、今回紹介するなかでは一番普通のバイクです。100万円を超えるバイクが並ぶ中、三ツ谷のインパルスは物に寄りますが50万円くらいで買えます。

ゼファーが巻き起こしたネイキッドブームの中でこのインパルスを選ぶ人も多くいました。とても乗りやすく万能でやや小柄な印象を受けるバイクです。お洒落で一歩引いて物事を見る三ツ谷に合っているかもしれませんね!

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GSX400 Impulse

村田春樹:CBX400F(販売期間1981~1984)

東京卍會の参番隊隊長「パーちん」こと村田春樹の愛車はホンダの「CBX400F」。ホンダが満を持して発表した400cc4気筒バイクです。

1979年に登場した後述のカワサキ「Z400FX」によって巻き起こった4気筒ブームの中で、ホンダだけは「400㏄に4気筒はいらない!」とばかりにマイキーが乗っているホークシリーズ(2気筒)にこだわっていました。

ホンダはバイクの王様です。4気筒を出すからには負けられません。最高で最新鋭のものを作らなければいけません。その誇りをのせて現れたのがこの常識破りの革命児「CBX400F」でした。2ストロークエンジンにも走り負けない超高性能エンジン、盛り込まれた新技術、特徴的なスタイル、そのどれもがバイクファンを熱狂させました。

今回紹介するバイクの中でもかなり値段が高騰しているバイクです。そんなバイクに乗ってるパーちん…おそるべし……。

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CBX400F

林良平:Z400FX(販売期間1972~1982)

東京卍會の参番隊副隊長「ペーやん」こと林良平の愛車はカワサキの「Z400FX」。カワサキ最高の名車と言っても過言ではないでしょう。僕個人としてはこの中で一番憧れるバイクです。

FXの名からフェックスの名で親しまれ、時代を作ったバイクでもあります。
1975年秋から施行された免許制度のために大型免許取得は非常に難しいものになっていました。そんな中、中型免許で乗れる4気筒として彗星のごとく現れたのがZ400FXでした。400cc4気筒はホンダが過去に断念していることもあり、Z400FXの登場は多くのバイクファンを驚かせ魅了しました。

そうした時代背景、そして美しくスリムにまとまっていながら圧倒的な風格を持っている完成されたスタイルが爆発的な大ヒット、ひいては4気筒ブームを巻き起こしました。

非常に価値ある名車ですが、ペーやんは分かって乗っているのか不安ですね……。

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Z400FX

馬地圭介:GSX250E KATANA(販売期間1983)

東京卍會の壱番隊隊長馬地圭介の愛車はスズキの「GSX250E KATANA」。スズキが初めて出した4ストローク250ccバイクです。跨って上からタンクを見るとのっぺりとしていてゴキブリの背中のようなので「ゴキ」と呼ばれています。ちなみに、先代のGSX250Eはフォルムがザリガニに似ていることから「ザリ」と呼ばれています。ゴキブリやらザリガニやらゲテモノをあだ名にしてしまうのがバイク文化の面白いところですね。

族車として有名なバイクですが、その性能も侮れません。さまざまな新しい設計をほどこし、4ストロークで速くて軽いバイクを実現しました。

馬地は壊れて捨てられていたものを地道に直して乗っているようで、バイク愛が伺えます。馬地が亡くなったあとは、彼を慕っていた松野千冬に受け継がれ走り続けています。

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GSX250E KATANA

羽宮一虎:KH400(販売期間1976~1980)

東京卍會の創設メンバーにして敵対組織「芭流覇羅」のメンバーでもある羽宮一虎の愛車はカワサキの「KH400」。「曲がらない、まっすぐ走らない、止まらない」と言われた超ピーキーマシン「マッハⅢ」の後継車がケッチこと「KH400」です。

これまで紹介してきたバイクは全て4ストロークエンジンでしたが、このKH400は2ストローク3気筒エンジン!難しい話はしませんが速くてうるさい!って感じです。

だからこそ、ヤンチャな若者に大ヒットして現在も値段が高騰している超人気車です。

オーソドックスで速くてハンドリングがいいといったバイクではなく、とくかく個性的なバイクで一虎にピッタリですね。

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KH400

河田ナホヤ:RZ250(販売期間1980~1982)

東京卍會の肆番隊「スマイリー」こと河田ナホヤの愛車はヤマハの「RZ250」。80年代の2ストレーサーレプリカブームの火付け役を担ったのがRZ250です。排ガス規制で今は失われてしまった2ストロークエンジンという文化の象徴だったバイクと言えます。

2ストエンジンの特徴の一つが、大きく特徴的な排気音。甲高く耳に刺さる音は暴走族らしく響きます。

スマイリーは敵組織が攻めてきた際、RZ250で轢きながらやっつけましたが、RZ250の持つ爆発的なスピードで迫られたらめちゃくちゃ怖いですね。
爆発的に速くて軽い、バイクが持っている走りの楽しさを極めたようなバイクだと言えます。スマイリーの爆発的な性格にもマッチしていますね。

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RZ250

まとめ

いかがだったでしょうか。沢山のバイクを紹介しましたが、東京卍リベンジャーズのキャラクター達が乗っているバイクは名車ぞろいで私も驚きました。

彼らの生きた時代は、バイクの最も輝いた時代といえるかもしれません。そんな時代を彩った名車達には現行車にはない圧倒的な風格が漂っています。
東京卍リベンジャーズの大ヒットとともに、往年の名車たちにも光が当たる日がくればと個人的には思っております。

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