「ヘイト本」の認定が滅茶苦茶で反差別活動家自ら「ヘイト」の価値を下げている点について


角川書店が性転換ブームに警鐘を鳴らす米国の翻訳本を出版することについて、しばき隊・ゲイ界隈が発狂しています。

 しばき隊が「ヘイト」を乱用しまくって言葉の価値を下げているのは周知の通りなのですが、それに関連した「ヘイト本」も実は相当前から乱用されてお笑いネタになっています。しかもこの「ヘイト本」を乱用してきたのが言論のプロである出版関係の者だということで、お笑いレベルは格段に上がっています。しばき隊をウォッチしていると名前をよく見かける「大月書店」と「ころから」が代表格です。


 2015年のまとめですが、「ヘイト本」なる言葉が出始めた頃のやりとりです。
 当時話題になった「マンガ大嫌韓流」の一コマがツイッターに流れてきて、大月書店の岩下結さんが「これはヘイトだ!」と大騒ぎします。内容は読んでません。流れてきたツイートに条件反射しているだけです。
 私はこれに違和感を持ちました。私もその時点では内容を確認してませんでしたが、明らかに「皮肉か批判の意図で大袈裟に書いてる場面だろう」と感じたからです。その後書店で前後の流れ・全体の流れを確認したところ、私の予想通りでした。
 言論のプロである出版社の人間がこういうことをやらかしたわけですが、その後弁解や謝罪・反論など一切ありませんでした。

 次のネタです。

 WACC出版から「中国を永久に黙らせる100問100答」という本が出されました。これに「ころから」の木瀬貴吉さんが「ヘイト本だ」と噛みつきます。

「内容は読んでないがタイトルからしてヘイトだ」「『中国人を永久に黙らせる』とは殺すことだ!つまりジェノサイドだ!」

 当の中国人でもこの本のタイトルを読んで「日本人に殺される〜!」と感じる人は皆無だと断言できます。繰り返しますがこの発言をした木瀬さんは出版社の方です。言論のプロです。早稲田大学卒業です。

 こんな感じで「ヘイト本」ってろくな使用をされてこなかったんですね。類似例として吉祥寺米騒動では「ヘイト米」「排外米」という単語が登場しました。なんでも「ヘイト」つければいいと思ってます。

 今回も「内容は読んでないけど仲間が騒いでるからヘイトだ!」といつもの方々が暴走しています。震災時に流言飛語で殺人を犯すのはこういうタイプでしょう。

 角川書店のご担当者におかれましては、是非吉祥寺米騒動の記事に目を通していただき、「容易に屈しない」「相手にしない」を貫いてほしいと思います。私からは以上です。

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