初心者向けしばき隊講座

 夏の米騒動の時から少しづつしばき隊に関するツイートは増えてたのですが、今回のコラボ問題でそれが一気に増加しました。しばき隊に対する注目度が上がるのは大歓迎なのですが、結構間違った情報も流通しています。
 そこでしばき隊結成前からしばき隊関係者を観測し続け、途絶えることなく茶々を入れ続け、しばき隊から目の敵にされている私が、しばき隊について分かりやすくまとめましたので参考にしてください。

1.しばき隊とは何か

 一言で言うと、「弱者に憑依して反撃できない相手を常に探し続ける好戦的で反社会的な団体」です。

 まず「弱者に憑依」ですが、これは自分たちが優位なポジション(=正義)を取るためです。近年は在日朝鮮人、部落解放同盟、フェミニスト、沖縄反米活動家、同性愛者たちの様々な悪事や不祥事が暴かれてインターネット上に流通しており、彼らに対する反発も相当なものとなり、しばき隊をイラつかせる原因となっています。しかし、その「反発」がしばき隊にとっては「弱者が攻撃されている」と写り、「正義」を根拠にした好戦的な活動を活発化させることになっています。

 次に「反撃できない相手を常に探し続ける」ですが、夏の米騒動は典型的です。発言としては全然大したことないんですが、「こんなレイシストを見つけたぞ!」と一部の者が狼煙を上げると、一斉に対象を叩き始めます。ところが偶然にも対しばき隊最終兵器として抜群の攻撃力を誇る田山たかしがバックついてることが判明すると、抗議活動が急速に萎んだのは皆さんもご承知だと思います。情けないでしょ?

 最後に「好戦的で反社会的な団体」についてです。初めに「弱者に憑依」と言いましたが、自分達に都合の悪い弱者については攻撃対象となります。有名どころだとフィフィ、ナザレンコ、石平など。親日的・嫌韓的な発言をする無名な在日コリアンももちろん攻撃対象となります。「自分が在日だと言えばしばき隊は黙る」というツイートを見かけましたが、全くの間違いです。ネトウヨ・レイシストはもちろん攻撃対象ですが説明は不要でしょう。彼らの好戦性・反社会性の具体例となる不祥事は別項目でまとめましたので、そちらの具体例をご覧ください。

2.しばき隊結成の経緯

 在特会という存在は皆さんもご存知だと思います。彼らがブイブイ言わせていた時代は、「在日を海に叩き込め!」「ゴミ箱はゴミ箱へ!朝鮮人は朝鮮半島へ!」とかなり過激な主張を繰り広げながらデモをやっていました。しかし日本は反天皇制のデモも許される国であり、在特会のデモも当然法律上認められた正当な活動です。在特会を気に入らない連中も指を咥えて見てるしかありませんでした。

 ところがデモが終わった後に、「お散歩」と称して大久保の韓国系商店に嫌がらせを始めます。あくまでデモではなくデモが終わった後の帰り道に韓国系商店に立ち寄っているだけであり違法でもなんでもないというのが彼らの主張です。これを「商店に直接嫌がらせをするのは阻止しなければならないが、これを止める法的根拠はない。実力行使しかない」として有志により結成されたのがしばき隊です。

 このしばき隊の実力行使により「お散歩」は阻止されます。しかしこれに味をしめたしばき隊は、デモへの妨害活動、反核運動、反アベ運動、保守系政治家の街宣妨害、フェミニズム、沖縄問題、アイヌ問題など戦線を拡大していき現在に至ります。


3.しばき隊とcracはどう違うの?

同じです。野間易通さんがそう言っています。


4.しばき隊の主要人物(敬称略)

・野間易通
 しばき隊の結成者でありフリーの編集者。元ミュージックマガジン副編集長。元花電車ギタリスト。インターネット歴は長く、未だにリムネットのメールアドレスを保有している。現在では「反差別の代表格」のように認識されているが実は元ネトウヨであり、ネトウヨ時代のハンドルネームは「とんぷくん」「tpkn」。ネトウヨ時代の発言がかつての論敵から暴露された時、周辺はお通夜状態であった。

正真正銘の野間易通さんの発言です


・神原元
 今ネットで一番話題の弁護士でありしばき隊最初期からのメンバー。元々「正義が暴走して何が悪い」「また正義が勝ってしまった」などの名言で一部マニアから熱い視線を送られていたが、コラボ問題の「リーガルハラスメント」発言で一気にスターダムにのし上がる。同業者からの注目度も高い弁護士である。


・菅野完
 現在では「日本会議の研究」で有名だが、かつては「ノイエホイエ」というハンドルネームでツイッターを主な活動場所としており、しばき隊には当初から関わっていた。(しばき隊とは近しいが別の団体主催の)アルタビジョンで反差別メッセージを放映するためのカンパ金を着服していたことが発覚し、しばき隊からパージされる。その後も女性問題で度々話題になる。


・bcxxx
 しばき隊最初期のメンバーであり暴言王。野間易通と並ぶリーダー的存在であったが、身元と勤務先が暴かれ、謝罪文を掲載ししばき隊からは引退。その後消息不明。


・添田充啓
 しばき隊の派生団体「男組」の元組長。しばき隊関連の画像でよく出てくる刺青の男。元々在特会系のデモに参加するようなネトウヨであったが、伊藤大介によるオルグでしばき隊に転向する。女癖が悪く、デモ参加の女性から「セクハラに遭った」という告発が絶えなかった。沖縄問題にも首を突っ込むが、支援者からのカンパ金をヘルスに浪費する。逮捕歴多数。2018年没。


・伊藤大介
 不動産会社社長であり添田充啓を転向させた立役者。初期には菅野完とベンツに乗り在特会デモを妨害する「ベンツしばき」をしていたことで有名。「しばき隊リンチ事件」の現場に居合わせた重要人物。最近でも在特会関係者を深夜に呼び出して挑発する(ナイフで刺されたと主張)など、血の気の多い人物。


・エルネスト金(金良平、本田良平)
 「しばき隊リンチ事件」の中心人物。在特会関係者との友好関係について「金銭を受け取っているのではないか」と疑ったしばき隊メンバーを深夜に呼び出し、一方的に殴り続ける。被害者に賠償金を支払い、しばき隊の活動からは一線を退いたように見えるが、今でも時々カウンターに姿を現す。ツイッターアカウントは放置状態。


・李信恵(リシネ)
 ガジェット通信の朝鮮半島関係記事で注目を集めたフリーライター。しばき隊リンチ事件の現場におり、事件発覚後には謝罪文の提出、ツイッターの自粛、自著(鶴橋安寧)の出版記念イベントへの出席自粛など反省の態度を見せるが、一方的に活動再開を宣言したことで被害者は激怒。裁判では「最初に一発殴った」ことは認定されなかった。これを持って「リンチ事件はデマだ!」と連呼されることになるが、判決で「人権を標榜しているのに被害者を助けなかった」と認定され完全に藪蛇となる。一時期は現在の仁藤夢乃さんに比肩する次世代の活動家と見られていたが、近年は目立った活動は見られない。

高裁判決より抜粋


・辛淑玉(シンスゴ)
 しばき隊としてカウンターに参加することはないが、しばき隊関係者との交流は深い。しばき隊リンチ事件では真っ先に加害者(エルネスト金・李信恵・凡)を非難する声明を出すも、その後は沈黙。かつては「北朝鮮が拉致することはない」と主張し、その後平沢勝栄との対談で「そんなことは言ってない」とシラを切る。それを見た田山たかしが過去発言のキャプチャを公開し、炎上するも完全スルーできる鉄の心臓を持つ。また「右翼テロの危険があるのでドイツに亡命する」と宣言するも、数年でひっそりと帰国。おまけに「亡命者と言われて辛い」と立腹。すぐに検証されるネット時代には向かない芸風である。



・安田浩一
 「ネットと愛国」で一躍注目を浴びたフリーライター。党派性が強い報道姿勢で、野間易通とのNoHateTVのレギュラー出演者を務める。しばき隊リンチ事件では、「バレるとヤバい」と相談する男組のグループラインに参加している証拠画像が流出しているが、鹿砦社の取材に対して「単なる喧嘩でしょ」と人権派らしからぬ発言をしている。

https://www.rokusaisha.com/wp/?p=21600


・香山リカ
 後発ながら、鬼の形相で中指を立てる画像で人気を博し、一躍トップに躍り出た遅咲きの精神科医。鹿砦社からしばき隊リンチ事件の取材を受けると「どこに資料を送ったのか住所を書いてみ?」と挑発するも、要求通り実名と住所を書かれ、神原元弁護士に泣きついて削除させたという軽率な一面を持つ。田山たかしから論争を挑まれた時は直接対決を避け、直後に「WEB論座」にて一方的に批判する記事を書いたという因縁も持つ。その後も田山たかしの顔とされる写真に飛びつき、すぐに「もしかして他人の顔写真かも」と不安になり削除するというやはり軽率さが目立つ。私の中の評価は「軽率姫」である。

・有田芳生
 元参議院議員で、オウム真理教や統一教会問題に詳しいジャーナリスト。野間易通に影響された釘バットを持った写真が有名だが、表情に変化がなく貧相な印象を受ける。かつて政治活動に使用していた「有田丸」をしばき隊メンバーに貸し、四国に住むしばき隊ウォッチャーの自宅襲撃に使用させたという疑惑があるが、取材は逃げ回っている。


・KBT NWM
 ネットミームとして定着した「ぱよぱよちーん」、さらにそれを発展させた「パヨク」の語源となった人物。詳しくは「エフセキュア事件」を参照。元アカウントは  @metalgodtokyo  現行アカウントは @anti_discrimina (反差別統一戦線東京委員会)。

・坂本秀樹
 元新潟日報報道部長。「ブタの餌にしてやる!」「速く死ね!毒飲め!」などの過激発言を連発していたが、身元が特定され失職。余りの面白過激ツイートにテコンダー朴でもネタにされる。本人はしばき隊メンバーのつもりだったが、身元特定後は野間易通から「よく知らん」と切り捨てられる。転生アカウントらしきものがある。

・嶋田眞人(チャンシマ)
 大和証券社員でしばき隊関連団体「男組」のメンバー。身元が割れ、ダイレクト企画部長から更迭される。身バレ後の消息は聞かない。

・黒川巌
 NoHateMusashinoメンバー。武蔵野市を中心に反差別活動を行っていた。武蔵境の喫茶店のヘイトスピーチを糾弾して成功したことに味を占め、吉祥寺の米屋のツイートにも「ヘイトスピーチだ」として糾弾活動を実施するが、実はその米屋は田山たかしと関係の深い店で、終始裏でアドバイスを行っていた。事の経緯を詳しく説明するnoteが公開され大炎上。「熱中症予防のためしばらく抗議活動を中止します」と宣言しそのままフェードアウト。NoHateMusashinoからもフェードアウト。過去の自身のヘイトスピーチを発掘されたり、臨月の嫁にポテチを食われて激怒して深夜に買いに行かせたことが発覚したり、「山本ひとみ市議が自分で協力を申し出てくる」と暴露したり、しばき隊にいるだけで足を引っ張る疫病神。


5.しばき隊によるヘイトスピーチ

しばき隊は常に糾弾対象を探しているため、他人のヘイトスピーチには厳しく当たりますが、自分たちは平然とヘイトスピーチを行います。以下に有名どころを掲載しますので、反論に利用してください。


6.しばき隊による事件

・しばき隊リンチ事件
 日本人2名(伊藤大介、松本英一)と在日コリアン3名(エルネスト金、凡、李信恵)が飲んでいる現場に、トラブルのあった日本人(主水)を呼び出し、主にエルネスト金が長時間一方的に殴りつけた事件。被害者の主張では、最初に李信恵に一発、途中で凡にも一発殴られたというものであった。

 事件翌日から、「男組」のメンバーが「ネトウヨにバレたらマズい」と密談したり、しばき隊関係者に事情を説明して沈静化を図る「声かけリスト」といった工作が図られた。しばらくして、凡・李信恵・エルネスト金のツイートが数ヶ月止まり話題になる(後に判明したところでは反省の態度を示すための自粛)。また、李信恵の初の自著「鶴橋安寧」出版記念イベントも本人が参加しないという異常事態にしばき隊ウォッチャーは「何事か」とざわつくも、理由は分からなかった。

 一方で、2ちゃんねるには「しばき隊リンチ事件」について、事情を知るものから垂れ込みがあり、噂レベルで事件が囁かれることになる。

 そんな中、辛淑玉による「これはリンチです」から始まるいわゆる「辛淑玉文書」、エルネスト金、凡、李信恵らによる被害者に宛てた謝罪文、危機を察知した被害者によるリンチ現場の隠し録音音声、リンチ被害直後の顔の怪我を撮影した画像が流出し、しばき隊史上最大の祭りとなる。これを持ってギャラリーにとっては「しばき隊リンチ事件」は確定の事項となるが、しばき隊関係者は「単なる喧嘩」「単なる暴力」という無理な擁護が続くことになる。

 結局、裁判ではエルネスト金、伊藤大介、凡の損害賠償が認められ、李信恵、松本英一については否定された。これを持って神原元弁護士は「しばき隊リンチ事件はデマ!」と主張するが、前述の通り「人権人権言ってるのに暴行を放置した」と藪蛇の認定をされることになる。

・エフセキュア事件
 当時、エフセキュア幹部だったKBT NWMにより、ネトウヨの個人情報をまとめたいわゆる「はすみリスト」が公開されるも、逆に自分の身元が暴かれて失職した事件。

 発端は、保守系漫画家として知られるはすみとしこが「そうだ難民しよう」という漫画をフェイスブックで公開し、しばき隊界隈から強く批判されたことに始まる。フェイスブックは基本的に実名参加であることから、「そうだ難民しよう」に「イイネ」をつけた人物の個人情報をリスト化し、インターネット上に広く公開することとした(はすみリスト)。これはしばき隊の活動に共感を寄せるものに対し、ネトウヨの家庭や勤務先への攻撃を煽ったものだと思われる。

 ところが、KBTは当時交際中だった千葉麗子から苗字を暴露されたり、勤め先の業界や学歴を公開していたことにより、簡単に田山たかしに身元を特定されることになる。個人情報を暴こうとしていたものが、インターネットセキュリティ業界の人間だったこともあり、ネットは大炎上する。過去ツイートはギャラリーにより総点検され、アマチュア無線のコールサインから住所が特定され、千葉麗子へのラブラブツイートである「ぱよぱよちーん」が発掘される。「ぱよぱよちーん」はその後「サヨク」と合体し、「パヨク」というネットミームに派生する。

 「ぱよぱよちーん」の響きの間抜けさにネット民は歓喜し、「ぱよちん音頭」なる創作物も誕生する。当時、まんこアーティストとして活躍し警察と対峙していたろくでなし子が「ぱよちん音頭」に食いつくと、しばき隊からは何故か「レイシスト」という罵声が浴びせられることになる。ろくでなし子は警察と対峙していたことから反権力と見做され、フェミニスト寄りとも見られていたため、しばき隊からは半分仲間認定されていたようである。しかし抜群の煽り耐性を誇るろくでなし子は飄々としばき隊をおちょくる漫画を公表し、ますますしばき隊はブチ切れることになる。

 一方で、まんこアーティストとして世界にニュースが発信されたことにより、イギリスのロックバンド「The Waterboys」のマイクスコットから熱いラブコールを受けることになる。2人は結婚し、「ぱよぱよちーん」を知ったマイクスコットはThe Waterboysの新曲として「payo payo chin」を発表する。


・吉祥寺米騒動
これについては私のnoteを見てください


その他、大和証券事件、新潟日報報道部長事件などありますが、上記に比べると小物なので省略します。



7.最後に

初心者向けしばき隊講座は以上となります。
近年はしばき隊のイメージの悪さが知れ渡り、在日系立候補者や共産党が距離を置くようになっているようですが、コラボ関係者はまだ気づいてないようです。無能な味方として積極的にコラボに関与し、ネットに燃料を供給し続け、無料の有料コンテンツとしてますます発展していくことを期待します。

趣味:妖怪ウォッチ