横田滋さんが死去したということで、かつての拉致問題を巡る異常な状況を振り返ってみる

今や北朝鮮による日本人拉致という事件は当然のように語られていますが、実はそれは2002年に金正日が拉致を認めて謝罪したから。それ以前は信じられない状況だったことを振り返って、現在の在日朝鮮人や反差別人権活動に継承を鳴らしておきたい。


・「北朝鮮による拉致」はタブーであった

・メディアが拉致「疑惑」(当時は疑惑)を報じると在日朝鮮人から組織的な抗議活動が発生した(「差別をやめろ!」「共和国に対する誹謗中傷をするな!」など)

・北朝鮮による拉致を語ると右翼と罵られた

・朝鮮学校では「拉致は嘘だ」と教えていた

・拉致どころか「北朝鮮」と報道することすらできなかった。在日朝鮮人からの抗議を恐れて「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」と正式名称までセットで言及するのが常であった

・「拉致は右翼による捏造だ」とオフィシャルHPに掲載する政党(社会党)が存在した

・政治家に家族の拉致を相談したら北朝鮮に通報された(土井たか子)

・人権人権とうるさい奴らほど拉致問題に冷淡であった(社会党・朝日新聞)

・朝鮮総連と直接な繋がりのない朝鮮人ですら「拉致は嘘だ」と言い張っていた(辛淑玉・金明秀など)

・金正日が拉致を認めた後、朝鮮学校の生徒会長は「日本人は騒ぎすぎ」というコメントを朝日新聞に寄せた

・朝鮮総連は未だに一度たりとも日本人被害者・日本社会に対して謝罪していない

・朝鮮学校も一度たりとも謝罪していない

・「一時的に帰国」という名目で日本を訪れた日本人拉致被害者を帰国させないという決定をした後、北朝鮮に連動して「約束通り一度北朝鮮に返すべき」と主張するワイドショーのコメンテーターがたくさんいた

・「日本人だって朝鮮人を強制連行した」と日本人拉致を相対化させようとする政治家がいた(辻元清美)

・「日本人は被害者から加害者になるチャンスだったので拉致問題に飛びついた」という発言をしたカスがいた(辛淑玉)

・あれだけ「北朝鮮の拉致は嘘だ」と言い張り、生徒会長が「日本人は騒ぎすぎだ」とコメントしていた朝鮮学校が、今になって「朝鮮学校と拉致は関係ない」と歴史修正を図っている

・万景峰号に乗って北朝鮮に修学旅行にいく朝鮮学校の生徒が、抗議活動をする拉致被害者家族に対して船窓から「バーカ」と笑いながら罵る

・ 「拉致は嘘だなんていってない」と歴史修正を図るも、当時の雑誌のキャプを公開されて嘘がばれたカスがいる(辛淑玉)

・「強制連行された歴史をもつ我々在日こそが拉致被害者の気持ちを最も理解できる」とクソみたいな発言をする在日がいた

・「拉致は嘘だ」「拉致は嘘だなんて言ってない」と二重の嘘がバレたにも関わらず、平然と日本社会で生き延びて差別だの人権だの喚いているカスがいる(辛淑玉)


ざっと思い出しただけでこんなところですが、本来日本社会で幸せに生きているはずの日本人が北朝鮮に拉致されて苦しみ、逆に本来北朝鮮で地獄のような苦しみを味わっているはずの在日朝鮮人が日本社会で差別だの人権だの喚きながら安全・安心・呑気に暮らしている現状を見ると、誰に対してではなくどうしようもない殺意のようなものが湧いてきますな。この感情って、しばき隊が称賛する米国社会での黒人差別に対する暴動・暴行の一歩手前のものだと思うんですが、しばき隊の諸君は認めてくれるのかね。


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