前向きになり、大泣きする

9.13 朝 前向きになる
朝起きたら、かかりつけの病院の先生のお話のおかげで前向きになっている自分がいたよ。
今回は手術を見送り、経過観察をしながら、がん細胞さんが消えてくれることをイメージして
体温を上げ免疫力を上げ、腸活をして、「手術なしのがん細胞さんバイバイ計画」を立てた!
うん、これだね。半年から1年の猶予があるなら、挑戦してもいいことだと思った。
早速、腸の本(3冊)購入して、ビオスチームを予約して、目標を作ったよ!

と、思ったが、夜 再びどん底に落とされる
かかり医が私の外科担当医と内科医と話したところ、みんながみんな「やはり手術をした方がいい」とメールがあった。
朝、あんなに前向きになれてたのに、またどん底気持ちに落ちたよ!もうやだ!!!!
永久人工肛門にはならないと言われても、
はじめは「ストーマにはなりません。ちょちょいと切って終わりです。」って言ってたのに、
「一時的ですが、ストーマになります。」ってなって、
実際お腹開いたらがんの場所が悪くて「肛門を閉じるしかないこれは永久ストーマしかありませんでした。」って
可能性もなくはないってことだよね?!
私は、『がん細胞バイバイ計画』を立てたのに!!! 
再び、私の感情がぐちゃぐちゃになった。
がん宣告をされて初めてすごく泣いた。

幼馴染に電話した。
「やっぱり手術は免れない」って泣いた。
「これがステージ3とか4で命に関わって人工肛門しか選択肢ありません。って言われた方がいい。
そっちの方が諦めの覚悟ができる。少しでもストーマや排便障害になるのを延ばしたい。」と、
あーだーこーだ言っていたら
幼馴染に「命関わっている人だって死にたくて死んでるわけじゃあないし、ストーマになりたくいって思っていると思う」って説教をされて、
言葉を飲み込んだ。
「んなのわかってるわ!!!でも、私の気持ちもわからんやろ!」ってムカいて傷ついた。
私はただ話を聞いて欲しかっただけなのに…

少しでも手術を延ばして、今の生活を少しでも長くしたい。
がん細胞さんバイバイを願って過ごしたかった。
だって、昨日、先生と話して選択肢が少し広がってたんだもん。

私は無言になって、それ以上話しができないと思ったから電話を切った。
その後、また泣いた。

「わかってもらいたい。ただ話を聞いてもらいたい。」って期待してしまったのが悪いんだ。
私が悪かったんだ。
こういうことがある度に「他者に期待するのはやめよう」って思う。
何度思ってもできない自分がいる。情けない。期待するから傷つくし腹がたつんだよ。
学べ、私。

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9.14
でも、 まぁ、現実は変えれないから、この事実を受け入れるしかない。
うん、受け入れよう。
イヌさんの散歩後、ストーマになることや排便障害になることはそんなに問題じゃあないかもしれない。と思えている私がいる。
1人で「わーわー」騒いでいるけど、大きな問題にしているのは自分なのかもね。と
ちょっと客観的にみえている。
手術をしない限り、がん細胞深さが深くなったり、リンパ転移の問題はずっと不安として付きまとう。
「若いからリンパ転移をした時の進行が早いから手術をしたほうがいい」と言っているのもわかる。
どの先生も「医者は不安要素を潰すのが仕事」と言っていた。 
今、私にある一番の不安要素は「リンパ転移」だ。
がん細胞がリンパ管にあることはわかっている。
それがどのぐらいあって、どのぐらいの範囲なのかを知ることが必要だということだよね。
それによっては、手術後の抗がん剤治療の必要性が出てくる担当の先生が言っていた。
  
そっか、
今の私がすることは不安要素を取り除くことか。

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