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忖度について

今回の投稿は、「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」という米国の心理学者、ウィリアム・ジェームズの名言から。

※トップ画像は名言に合わせて、私が笑顔になれるもの(これは、娘にもらった私の絵ですが、大根みたいで愛しいです。笑)です。

笑いが健康に良い影響を与えることは様々なデータが示している通りです。不機嫌な顔をしていると、ますます機嫌が悪くなってしまう。形だけであろうと、笑顔を作れば自分の脳を騙すことだって出来るそうです。

コロナ禍においては、否が応でも、誰もが過敏に反応せざるをえない状況になってきています。安全第一というスタンスの方もいれば、経済も廻そう!というスタンスの方もおり、もはやどちらが正しいとかいう話ではないので、それぞれが自分の信じる道を進むということになるではと思っています。

そんな中、話は戻りますが「笑う」という行為は非常に重要です。幸せホルモンのセロトニンや、愛情ホルモンのオキシトシンが分泌され、免疫力が高まる効果もあるはず!(これは勝手な私の見解ですが。。)

笑うことで免疫が高まり、インフルエンザにもかかりにくくなるという実験データも出ているようなので、ということはコロナにもかかりづらくなるのでは!と妄想を膨らましてみました(笑)

ちなみに私はというと…。嫁がいうには、毎晩「コロナ」と寝言で呟いているらしく(笑)深層心理に根付いたストレスを発散すべく最近のテーマは、

・トレーニング&ランニング 健康のためにも体を鍛える!(というか全般的に体力が落ちてきている…)
・無駄に笑う!(子供との会話が一番笑える!)
・一人集中時間を大切に(いくつか集中できるお気に入りの場所があるため、そこで過ごす)
・毎週のインプット・アウトプットをサボらない

こんな感じで日常を過ごしています。なんの参考にもならないと思いますが(笑)、共有まで。


さて、今回のメインテーマは「忖度」について。最近多くのニュースで目にする組織にはびこる「忖度」。なぜこうした事が起こっていくのかを考えさせられる事もあり、自分なりに少し整理してみました。少なくとも組織に所属している一人ひとり誰しもが起こる可能性がありますので参考にしてみて下さい。

●メンバー側
日本のメンバーシップ型組織においてオーナーシップを持っていない社員は、自我をもたなくなっていく、「アマチュア化」していく傾向がある。

また、上司にとって耳の痛い話をすると、耳を貸してくれない、嫌な顔をする、怒る、感情的になる、といった態度を上司に取られることにより、「この人には何を話しても意味がない」「この人にバットニュースを届けると怒られる」「この人には心理的安全性を感じない」という対象となってしまい、悪い情報が上に上がらなくなっていく。
●マネジメント側(私も含めて人をマネジメントする立場、いわゆる責任者格)
人は権力を持つとおかしくなり、そして本人はそれに気づかないため、気づかず横柄になる。人の話に耳を傾けなくなる。自分の意見ばかりを述べるようになる。全てにおいて自分が正しく感じてしまうため、嫌な話を耳に入れなくなる。(外部の人との接触が少ない、メンターのような存在がいない、慕っている先輩がいない。こういう人はかかりやすいです。)

メンバー側の「アマチュア化」、及びマネジメント側の「人の意見に耳を傾けなくなる」といった構造が無意識の「忖度」を生み出し、どんどん組織を腐敗させていくというのが、中からおかしくなる組織の典型的なパターンだろうなと感じます。

ではどうしたら良くなるのか。

・プロを増やす、プロになる
●●の分野におけるプロであれば、誰がなんと言おうと「正しい基準」を持っているので、逆に上司に嫌な顔をされようが、何であろうが、「正しさを伝えていく」ことが出来る。

では、プロになるために何が必要か?結果はもちろんのこと、スタンス、自己肯定、他人を思いやる気持ちなど様々なスキルセットが必要になる。プロと付き合うことが重要。
・マネジメント側は「メンター」を持つ
アメリカのトップマネジメントのグーグルやGEといった会社の経営者ですら、コーチングをつけていると言われる。それぐらい自分のことは自分にはわからなくなっていってしまうのが人間という生き物。自分を見失わないように、誰かに見てもらうことが大切。(社内でも社外でもどちらでも大丈夫ですが、マネジメントラインの方は心がけてみましょう。)

参考にしてみてください。11月15日は弊社の創業記念日。なんと!20歳の誕生日です。ようやくお酒が飲めるお年頃の会社となります。引き続き皆様よろしくお願い致します。

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