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祝受賞!&兆円企業の社長のお話

まずは、弊社グループ会社のアクサスが見事最優秀賞を受賞!
https://award2021.lili.ne.jp

D&Iの重要性も叫ばれている昨今ですが、こういうのは非常に嬉しいです。ぜひこれからもいろいろな形でご評価頂けるように頑張ります。

さて、先週の話ですが兆円単位の社長のお話を聞く機会があり、非常に刺激になりました。備忘録かねてこちらに記載します。

1,経営者の思考、仕事とは
経営者の95%は一生懸命経営をやっている。でもなかなかうまく行かない。
何故か?時間の使い方が間違っているから。ただ一生懸命頑張ればうまくいくのではなく、何に対して一生懸命やるかが大切である。大体の人はここが間違っている。
一般的に多くの経営者は自分の会社のミクロの世界をどんどん深堀りしていく、没入していく。社員に対して、サービスに対して、経営に対して。どんどん深堀りする。ただ、企業のトップはそれだけでははいけない。これは採点すると満点でも50点にしかならない。残り50点足りない。落第である。

では残りの50点とはなにか?答えは「マクロ感」である。
マクロ感を持つのが残りの50点である。
自社を取り巻く競争環境や自社を生かしている技術、ネットワーク、テクノロジーを調べる、世の中どうなっているんだろう、世の中はどっちに向いて動いているんだろう、ということを勉強していく。
自分の事業は世の中の動き、世の中の流れに合致しているか、逆を向いていないか。世の中の流れに沿う形で事業をやっていかなければならない。
世の中は激しいスピードで変わっていく。

・地球環境問題は個人も企業も国をも縛っていく
・米中対立、地政学上、日本に降り掛かってくるものである
・DX、どういう形で世の中を変えるのか、スピードはどの程度なのか
・格差問題、新資本主義、経済を動かすメカニズムがどう変わっていくのか
・経済合理の考え方が変わっている、資本主義は終わる?事実ベーシックインカム的な政策がなされつつある

等、世の中がどのように変化をしていくのかを読み取ることが大切で、それが結果として自分の事業に跳ね返ってくる。

わかり易い例としては、
・コダック
・富士フィルム
の事例。

コダックはカメラにこだわってなくなった。富士フィルムはマーケットがなくなることを読み取り、新たなマーケットを開拓して今も存在している。

例えば、自分の会社は何者なのかということ。
自分の会社が自動車会社だと思うと自動車のことを考える。
自分の会社が交通手段を提供する会社だと思うと飛行機を作れる。
デパートはデパートしかつくっていない。スーパーはつくっていない。
スーパーはコンビニを作れない。コンビニはドラックストアにおされている。そしてECに。世の中は変わる。その変化をどう捉えるのかが大切。それがマクロ感。


2,経営者は進化し、魅力的にならなければならない
そのためには謙虚さが必要である。
0→1は一人でやれるが、1→100は拡大しないといけないので、色々なタレントが必要になる。
色々なタレントを獲得できる能力があるかないか?人間的魅力がないと人はついてこない。チャームが大事。魅力をつけるためにはどうしたらよいか?
方法としては、本当に運が良かったと思って、謙虚であり続けることが大切。謙虚であり続けることが人間的魅力をつけることに繋がる。
常に自らを省みる気持ち。広く勉強する。日本人は勉強しない人種なので、一人ひとりが生涯勉強することが大切。徹頭徹尾勉強する。そうすると、生涯勉強しないと気がすまないような人間になる。昨日よりも今日が賢くなったという毎日を過ごす。

▼学び方
空中戦のような議論をしている場所などに出向き、学びのシャワーを浴びる。交友関係を広げる。できるだけ知らない人に会いに行く。友だちを作る。知らない世界を体験する。経営学の本だけではなく様々な種類の本を読む。本を批判的に読み、世の中を広く知っていく。

CEOの仕事はやらないことではなく、行動して、優劣をつけるのがCEOの仕事。たくさん行動して、失敗した事業の傷は最小限で抑える。とにかく面白そうなことはすべてやる。

以上、メモしたものなので読みにくいかもしれませんがご容赦ください。
私自身、まだまだ×10000だなと思う良い時間でした。日々学びですね。

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