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目標達成に向けて大事なこと

先日は、E-neo(ネオキャリアの社内制度の一つ、次世代経営者の育成プロジェクト)の研修でした。午前はキーエンスの講師の方をお呼びし、生産性向上にまつわる話をしていただきました。

午後は稲盛和夫さんの「生き方」(https://www.amazon.co.jp/dp/B008BCCLBK)や、
田坂広志さんの「仕事の思想」(https://www.amazon.co.jp/dp/4569660150)などを題材に、

・生きること
・仕事とはなにか
・夢、目標はなにか

といったことについて若手幹部格にて話し合いを行いました。

その中で一つだけこの場でアウトプット。稲盛さんの方程式の中で、「人生の成功・成果=能力×熱意×考え方」について。(考え方だけでも様々な種類があります。)

わかりやすい要素でいうと、「利己的か利他的か」。この言葉一つだけでも透けて見えてくる要素が多分にあります。(特にお客様からすると、営業担当などに対して感じるポイントだったりします。)

・利己的=自分のことを第一に考えている
・利他的=相手のことを第一に考えている
    =カスタマーファースト
    =顧客第一主義


最高の能力、熱意を持っている人材がきちんと相手のことを第一に考えていれば自ずと結果が生まれます。自分自身のみならず、部下を育成していくポイントも気にしてみましょう。


さて本題ですが、今回は目標達成についての大切な流れを綴りたいと思います。(全部で➀~⑧まであり、特に重要なのは➀~⑤です。)

①自分事として捉える
目の前で起こっていることを自分事として捉えること。
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②自分がやるべきこと・果たすべきことは何なのかをシンプルにする
自分の責任をシンプルにすることです。逆に言うと、メンバーひとりひとりの責任・役割を定量的にきちんとセットすることです。取締役、役員、事業部長、MGR、リーダー、メンバー、それぞれがきちんとやるべきこと・果たすべきことを明確にセットしましょう。
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③きちんとコミットする、宣言する
周りの人に宣言しましょう。
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④具体的に計画する、達成シナリオを立てる、ストーリーを立てる
自分自身で立てることもそうですが、部下にも立てさせることです。
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⑤そして自分がやるべきことに集中する、行動し続ける

「成果をあげる秘訣を一つだけあげるならば、それは集中である。成果をあげる人は最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしかしない」

というドラッカーの言葉があります。逆を言うと、上司たる立場の人間たちは自分の部下が集中できている状態を作ってあげられているかもそうです。責任を持っている人間は成果を上げることと紐付いていない作業があれば、それは声を上げて切り取って貰いましょう。
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⑥成果を上げる(自身の目標を達成する、上振れて達成する)
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⑦社員の模範となる
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⑧発信し、周りを鼓舞し、巻き込み、導いていく

といった流れが重要です。実行するのが難しい場合もあるかと思いますが、➀~⑤まではどんな状況でも必ず出来るはずなので、意識して取り組んでみて下さい。

また、なかなか成果が上がらない人については、改めて①〜⑤を見直しましょう。仮に①〜⑤をやることに納得がいかないメンバーがいれば、組織はそのメンバーを見逃してはいけません。組織が一体となり取り組むことが重要です。

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