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古い友人経営者との語り&代表的日本人

まずは15日月曜日の話。20年近く付き合っている経営者仲間とじっくり話し合う機会がありました。皆15年近く経営をやっている仲間たち。良いときも悪いときも1年に2回集まり、他愛もない話をしながらまた半年後〜、みたいな関係性の面子です。今回の話の中心は「いつ社長を卒業するか?」という内容でした。意外と40代になって、周りのオーナー経営者が卒業して他の方に経営を譲ったり(外からもしくは中からの昇格)、バイアウトしたり、という周りの人が多くなってきていて意外と残っているの少ないよね、という話になりました。1時間ぐらいこのテーマであの人は〜、この人は〜、自分は〜と盛り上がりまして最終的な結論としては以下にたどり着きました。

「"正しい""間違っている"じゃなくて、感情として結局自分がやったほうが一番良いと思っているからやってんだよね。自分じゃなくて良いと思った瞬間に社長を辞めたほうが良いよね」

最後はみんなでそーだよねーということで話が妙にまとまった話でした。オーナー経営者の悩みは尽きないという話でした。

さて、来週は会社社員で有志で集まり「代表的日本人」という本の読み会をやることになりましたので、私も久しぶりに本棚の奥から取り出して今週読んでいました。改めてですが本当に良い本。皆さんにも是非オススメします。

何が良い本なのかということ、感覚的なのですが、

時代は組織から個になりつつある
パラレルワーカー、副業、副職などが当たり前になりつつある
サスティナブル、ESG、SDGsなどに関する意識
→上場企業、規模を大きくしつつある社会に影響力を持ち始めている会社にとっては非常に重要で、そうしたものに人とお金が集まってくるというのはあるにせよ、本質的な理解はまだまだ全体には広まりきっていない(環境問題などはビニール袋の有料化、スタバのストローのプラスチック廃止など、身近なところにでてくると少しずつ意識は変わっていくけどそうじゃないと大分遠い話の人が多いのが実態)
自己成長よりも社会貢献の軸を持つ若者が増えている
→具体的にどんな社会貢献?というところがイメージできている人は意外と少ない。いわゆる理想はあるけど、現実どうすればよいかイマイチ見えていないイメージ。

そんな中、自分を犠牲にして、日本のために働き続け、日本を良くしてきた人たちの生い立ちから「どういう思いで、何を成し遂げていったのか」が書かれているのがこの本です。
・西郷隆盛
・上杉鷹山
・二宮尊徳
・中江藤樹
・日蓮
非常にキャラクター豊かな5人の考え方や心のあり方などが書かれているのですが、全員に共通しているのは「倹約」「利他」「勤勉」こういう部分かなと思います。当時世界でものすごく売れた名著ですので、ぜひ読んでみて下さい。

それでは今週末は厳戒態勢の中、カンファレンスでただいま移動中です。土日じっくりインプットして視座を上げてこようと思います。

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