パニック障害 治療法 ①
ここから、数回に渡り、私が試してきた様々な治療法についてお話しします。
今回は、通院とお薬について。
心療内科への通院。漢方薬、安定剤の服用。
前回のnoteにも書きましたが、
病院を合計3件めぐり、2件目の心療内科に、2週間に一度通うことになりました。
同時に、漢方薬、安定剤の服用も開始。
当時は、薬に対して、理由もなくモーレツに
抵抗ありでした。
『漢方薬 : 半夏厚朴湯 / 柴胡加竜骨牡蛎湯』
最初は、半夏厚朴湯のみでしたが、
効き目をあまり感じない旨を、医師に相談。
柴胡加竜骨牡蛎湯も追加で処方していただきました。
残念ながら、どちらもあまり効果を感じず。
風邪を引いたときは、
葛根湯を服用していたので、
漢方には、それほど抵抗なかったのですが、
結局、1ヶ月半くらいで、飲むのを止めてしまいました。
それよりなにより、2週間に一度、
医師と対面で自分の現状のお話をする事が、
一番の処方箋であった様に思います。
病気を認めた当時、何も隠さず話す事ができる、唯一の空間だったからかも知れません。
とくに、採血される訳でも、聴診器をあてられる訳でもないのですが、病状について話をする事が、こんなにも重要なのだ、こういう形の医療もあるんだ、と感心したのを覚えています。
ネット上のレビューを見て、
ついつい否定的な想像を膨らませがちですが、
医師との相性は、自分次第です。
まずは対面してみること。
相性が悪いなら、次に行けばいい。
第三者の見解を受け入れることが、
今、起こっている現状を認める事に繋がると確信してます。
ここで起点をしっかり定めると、
次に進むべき、ベクトルの方向が
見えてくるはずです。
『安定剤』
↑詳しい名前を忘れました。
この薬を飲むのには、
少し時間が掛かりました。
処方されても、
一向に飲んでいないわたしを見かねて、
「包丁で半分に割って飲んでみるのもありですよ。」との医師からの提案で、
その後、朝夕半分づつ、
定期的に飲む様になりました。
これは、確かに、効き目がありました。
すぅーっと、心のざわざわ、イライラが消えるのです。
ただ… まぁ… 少し、投げやりになってしまう側面も。
『あ〜もう今日はいいよ。終了。』
午前中でも、夕方5時以降の気分を持ってきてくれました。
加えて、薬の効能が切れる瞬間もなんとなく分かりました。
花粉症の鼻水の薬の、切れた瞬間から、再び鼻水出まくる、あの感じです。
切れたらすぐ、イライラするって感じてはないのですが、
「あー切れたな〜」が何となく感覚でわかってしまう。
最終的には、飲むのを止めてしまうのですが、理由は以下の通り。
これを飲み続けても、根本的な治療には近づかないのでは?と直感的に感じた。
安定剤を飲んだ日にも、軽い発作が起こってしまった。
まあまあ調子が良い日に、安心材料として飲んだとき、
薬が症状を呼び寄せた感覚があった。
『?なんか、体が拒否してる?』と感じた。
なので、1ヶ月程で、すっぱり止めました。
『確かに効き目はあるけど、もう、この段階ではないかも知れない。』
ただ、飲まないまでも、常に、お守り代わりに、バックの隅に忍ばせておきました。
いざという時は、これがある!
疑ったり、信じたり、身勝手なお話しですが、使えるものは、何でも試し、
自分の中での感覚を、とにかく大事にしていきました。
自分の体の調子って、自分にしか分からない。
ある時、医師にこう言われました。
『僕は、パニック障害になった事がないから、分からない。』
聞いた当初は、
「え〜、結構、ズバリ言うな〜」と、
心中穏やかではありませんでしたが、
これって、至極真っ当な事なんですよね。
病院って、全部丸投げで
治療してくれるところでも何でもなくて、
こういう前例があり、こういうデータがある。
それに当てはめると、恐らく
あなたは、パニック障害でしょう。
それに対処するためには、
様々な薬があります。
あなたがどの薬と相性がよいのか、
正直分からないけど、
こういう選択肢がありますよ。
わたしも、もし、
パニック障害になっていなければ、
この苦しみも、何も理解できなかった。
ずっと他人事のまま、
スルーしていたかもしれない。
たまに、「安定剤って、飲むとどんな感じ?」
と聞かれる事がありますが、
そりゃ、飲んだ人でないとわからない。
そもそも、パニック障害の神経が乱れた感覚も伝わらない。
『これは、自分で、治していくしかないんだ』
と、思いました。
勉強でいう、独学。
治療でいう、独療?笑
まとめ
病院も、薬も、全否定するのではなく、利用する事が大切!
方法論のひとつにすぎません。
続きは、次回の更新にて♡
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
誰かのお役に立てれば、これ幸いです。
5月、気持ちの良い気候の季節になりました。
蚊が発生していない今こそ!
外出のチャンスです。😉
Ciao!☺️
from neo
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 よろしければ、サポートお願いします。 いただいたサポートは、クリエイターの活動費として使わせていただきます。 今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。