美獣有男 (勝手に)百科
(⚠︎上記キャラクターに関する公式よりの出典が極端に少ないため、本ページの内容は筆者の偏見と妄想、願望を大いに含みます。あくまで参考であり、各個人の解釈・美獣有男像を大切にしてください。)
【美獣有男(びじゅう あるお)
英表記/ Aruo Bijou
台詞:「こうして…有男が皆の前で歌うのは
ある意味はじめてだから…」
★コールアンドレスポンスは、
美獣「ビジュビジュビジュビジュ?」
客席「美獣有男〜!」。
なお、「ベイベーたち」とミッチーと同じ呼びかけをしている。(ベイベー=ミッチーのファンの名称。以下、ベイベー。)
美獣有男とは、 及川光博によって生み出されたオリジナルキャラクターの1人。ヴィジュアル系バンドを彷彿させる格好とメイクをしている。
美獣有男は、2014年「ゆくミッチーくるミッチー 2014」の「ゆくミッチー」パート(ショーの前半部分、年が変わる前)で登場した。
姿格好はコート、ベスト、スラックス、ヒールブーツに至るまで全身赤ずくめ。
髪型は肩や背にかかる長さのいわゆるウルフカット。黒髪ベースに、赤色のメッシュが入っているのが特徴。向かって右側は毛先のみが赤髪であるのに対して、左側は頭頂部付近から毛先にかけて赤色が入っており、アシメントリーになっている。また、前髪はM字型で、長いひと束が鼻先にかかっている。
ビジュアル系バンドを意識していると思われる濃いめのアイメイクをしている。
コートにはチェーンがついており、
ふくらはぎ辺まで長さのあるロングコートのため、踊る際に揺れて。ラインが美しい。
(衣装が赤色、どことなく吸血鬼じみている見た目から、同じく及川氏のオリジナルキャラクター、ワンマンショー2013『ファンタスティック城の怪人』にて登場する「ウォルフガング・ミッチーマイヤー」を彷彿とさせる。)
名前は「美しい獣と描いて、美獣。」
美獣有男→ビジュー・アルオ→「ビジュアル系」と及川氏が得意とする(?)シャレを聞かせた当て字のネーミングと思われる。
長い毛先を指でいじる仕草と、目元に指をかざす厨二的なポーズが印象的。基本的に美獣は無表情で、固い表情のままMCや歌唱を行うが、ときどきミッチースマイルが出てしまう事がある。
歌唱中には舌を出したり、投げキスのファンサービスもしていた。ダンスのキレもミッチーと同じく抜群である。
姿は及川光博氏のCD『男心 DANCIN'(初回盤A CD+DVD)』にて、美獣による「Most Beautiful Night」「slave of you」「CRAZY A Go Go!!」
3曲の歌唱の様子が視聴できる。
CD内のブックレットには美獣の姿が収められており、特典DVDの絵柄も美獣仕様になっている。
なお、2015年12月18日にリリースされたシングルCD「ダンディ・ダンディ / SAVE THE FUTURE!!」には美獣有男のポストカードが予約特典として付属した。(なお、元日予約限定という超レアっぷり)
本ポストカードは美獣の周りを宝石が散りばめられたデザインであり、宝石=フランス語で「ビジュー」であることから、美獣の名前にシャレをかけているとも取れる。
一人称は「僕」。(「有男が…」と話を始める事もあり、「有男」というのも彼の一人称である可能性がある。)
ヴィジュアル系の見た目とは裏腹に、ガンガン煽ったり強く出ることは無く、どちらかといえば口数は少なくクール。色々と控えめな性格のようだ。
話し方はどこかつかめぬ、所謂不思議くんタイプ。
「ミッチー」と比較すると、トーク時の声が極端に小さく、低い。テンションも暗く、ミステリアスでダウナーな雰囲気を纏っている。
その独特な空気で、ベイベー(客席)達をザワザワさせた。
名乗り方(自己紹介時の話し方)もまた独特で、スムーズに名乗らない。
諸々謎に包まれたキャラクターである。
「美獣有男、正直引くわ〜って人?」と及川氏が会場でアンケートを取ったが、大多数が「正直引く」と挙手。
少数の賛成派より「カッコ良いよ〜!」との声援も飛んだものの、
この結果を受け、その場で美獣(及川氏)本人が
「ダメかもしれない…」
「美獣有男は最後かもしれない」と零していた。(現に、以降約10年美獣有男は登場していない。)
2014ゆくミッチーくるミッチー参加者のレポートによれば、男心には未収録だが
MCパートにて、美獣有男のトークがあった。
要約すれば「朝、ヒゲを剃ったら顎から血が出た」「力つけたいからうな重頼んだら、山椒がついて無かった」等の話題が展開されたという。(参加者のレポートブログ《https://ameblo.jp/voice0-shian/entry-11973119540.html?utm_source=gamp&utm_medium=ameba&utm_content=general__voice0-shian&utm_campaign=gamp_recentImageEntry》より)
《※》なお、美獣有男としての初登場は、同2014年のANIMAX MUSIXイベントが開催された際の、出演告知動画だという。しかし、その際の姿は年末と大きく異なっており、衣装は赤色ではなく黒紺(ブルーにも見えるため、一部のベイベーから「青有男」と呼ばれる。)
髪型も年末とは大きく異なり、ウルフカットではなく、顎ぐらいまでの長さである。伸びた前髪により左瞳ごと左顔半分が隠れている状態。また赤いメッシュも入っておらず、髪色は黒一色である。
(現在は当該告知動画公開されていないため、『ANIMAX MUSIX 2014 YOKOHAMA / 2015 OSAKA』パンフレットのみで黒(青)バージョンの、初期の美獣有男を確認することができる)
予告動画では「新たなアニメタイアップ曲、歌います。」「今年も横浜アリーナで、会えるね。」と低い声で吐息まじりに囁いており、
メイク、声のテンションおよび口調は後のゆくミッチーくるミッチーの際と大して変わっていないように思える。
※ANIMAX MUSIXでの美獣は、及川氏が演じた、ドラマ『スミカスミレ』( 2016年)の「黎」というキャラクターの髪型に近い。(雰囲気も近い…?)
本告知動画は、「ミッチー、どうしちゃったの…?」とベイベー達を困惑させたらしい。
美獣が宣伝を行なったにも関わらず、当のANIMAX MUSIXのイベント本番で登場および歌唱を行ったのは美獣ではなく、同2014年のツアータイトル『愛と青春の旅だし。』のバラ色学園生徒会長・ミッチーだった。
当時は美獣がGLAYメンバーに加入した風のコラージュされた画像が出回り、ミッチーおよびFANTASTIX(バンド)内輪で話題になったらしい。
なにしろ美獣について及川氏および得られる情報がほとんど為、
美獣有男のについての考察は難易度が高く、ほとんど創作に頼ることになる。
赤ずくめ、ブルー。大差があるため、どちらが本来の美獣有男の姿に近いのか。
もしウルフカットがウィッグでANIMAX MUSIC が素の地毛なのであれば、TPO・ライブコンセプトごとに上から下まで装いを変幻自在にコーディネートできるとも考えられる。
【復活について】
プロデューサーである及川氏曰く、「もう(美獣は)やらない…はず」(2023年時点 ファンクラブS.D.R内会報にて言及)とのことだが、今後の登場はいかに…?
《掲載資料》
・『男心 DANCIN'(初回盤A CD+DVD)』
・『ANIMAX MUSIX 2014 YOKOHAMA / 2015 OSAKA パンフレット』
・『Interview file cast vol.51 2015年 及川光博 』
・(※ファンクラブ会報)『流星 114号』
【台詞集(ゆくミッチー くるミッチー 2014-2015)】
「こんばんは……、美獣…有男…です」
「改めまして、こんばんは。
美しいケモノと書いて、美獣…」
「いいね。こうやって、多くの皆んなの前で
有男が 登場するのは、ある意味初めてだから」
「有男って呼んでもいいよ」
「じゃあ、僕がビジュビジュって言うから。
皆、その後に続いて 『美獣有男〜』って」
「うん、ダメかもしれない」
「じゃあいくよ、ベイベーたち。心の扉を開いて…」
「ビジュビジュ、ビジュビジュ?」
「ダメかもしれない。」
「有男は最近いいことなくて。精を付けようと鰻を頼んだら、山椒が付いてなかった」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?