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絶対方向感覚

突然ですが、みなさんは「方向感覚」って鋭い方でしょうか。

初めて訪れる街
初めて入った建物
初めて泊まるホテルの部屋

高速道路
電車

森の中
山の上
海を渡る船の上


・・・最後の「森」「山」「海」のグループは
インドアにつき、滅多に機会がありませんが 

それ以外の場所で、私は
「あ、今東に向かってる」とか
「この部屋は西にドアがあって正面の窓は東か」
「この廊下は、東西に伸びてて今は西に向かってるから、右側の部屋は
南入口できっと窓は北側」
「電車は南に向かってて、次の駅の降り口は右。てことは
降りて電車進行方向と反対に歩くと北。階段降りて左に曲がれば北西口だ」

みたいなのが結構瞬時に分かるタイプです。

分かるというか、感覚的に掴んでしまう。

東京の地下鉄なんかでも、あの網の目のような路線図の
今はあの左下角(地図や路線図は大抵「北が上」なので、南西角)あたりを
今走ってるんだなーっていうのが頭に浮かびます。

「絶対音感」ならぬ、「絶対方向感覚」とでも言うのでしょうか。

そのおかげで、道に迷うということはあまりないかも知れません。
もしくは、多少間違えてもすぐに修正がきくのでちゃんと着ける。

ただ、カーナビやスマホでいくらでもナビゲートしてもらえる現代には
無くても全然Okな能力ですね。


むしろ、ストレスになることも。

テレビ見てて(特にスポーツ中継が多いのですが)
「このスタジアム、どっちから映してるんだろ。南からの映像なら
画面右が東、左が西」
とか、方向とか位置関係をある程度把握しないと落ち着かない。

いつまで経っても慣れないなーと思うのは
結構好きで見ている大相撲

昔からそうなんでしょうけど、
土俵の右側が「西」、左が「東」。
どうしても逆に思えてしまいます。

地図とかと同じように
向かって右側=東 左側=西 の方が絶対しっくり来る!

だから見る時はいつも

「私は今、両国国技館の北側の席から見てるんだ。だから右が西、
左が東。土俵の向こう側が南!」

って自分の感覚に言い聞かせています。 


画面をぐり〜〜〜ん、と反対に回したくなります。

変なストレス抱えて生きてるなあ、私。
こんな人、あんまりいないのかしら。

でも、今は視聴者が見たい角度から見れる映像とかも増えて来ましたよね。
視点も選べる時代。すごいことです。 

無駄な方向感覚によるストレスから解放される日も
遠い未来ではないかも。


この文章を読んてで「目がまわる」と思えた方。
たぶんそれが正常です。

何も感じない方。そのふんわりした感覚がうらやましいです。
まじで。


はー。
この感覚、どこかで生かせないかな!






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