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デザイナー観察日記

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2020年8月の記事一覧

#6 アメリカにおける「グラフィックデザイン・独学」 その2

前回のデザイナー観察日記#5にて、デザイナー夫にインタビューを試みましたが、「デザイナー夫さんの生の声をまた聞かせてください」というコメントをいただきましたので、「グラフィックデザイン・独学」というテーマでインタビュー第2弾を企画し、さらに深く掘り下げてイロイロと聞いてみたいと思います。普段は私の (興味・愛情・そして) 観察対象である【デザイナー夫】に、今日もマイクを向けて直撃してみましょう! 「グラフィックデザイン・独学」 その1 振り返り前回の記事で私【デザイナーの

#5 アメリカにおける 「グラフィックデザイン・独学」 その1

日本語で「グラフィックデザイン」と検索すると、次の検索候補に「独学」が出てきます。よく読まれている記事をいくつか読んだ後、英語で "Graphic Design"・"Self taught (独学)" を調べたら、日本の情報とどんな違いがあるだろうか?ちょっと興味を持ったので、英語での検索結果の上位3記事を読み、その内容をまとめてみました。そして、そのリサーチ結果を我がデザイナー夫に見せて、感想をインタビューしてみようと思います。 英語で「独学」は "Self taught

#4 ステレオタイプ vs リアリティー

デザイナーは「こだわりが強くて細かいことにうるさそう」?「型にハマりたくない人」?「繊細そう…」?「デザイナー」で検索してみると、「性格」「向き、不向き」などの検索候補があり、多くの人が描いている「デザイナー像」に対する解説があります。あるものは「その通り!」と思いますし、あるものは「ちょっと違うな」と感じます。 私【デザイナーの妻】は結婚するまでデザインについて学ぶ機会があったわけでも、好きなデザイナーがいたわけでもありませんので、私の判断基準はあくまでも【我がデザイナー

#3 一喜一憂・デザイナー夫のプレゼン

デザインの仕事で避けて通れないのが、プレゼン。デザイナー夫は、一年に何十回とプレゼンをします。プレゼン前後のデザイナーは、ジェットコースターに乗っているみたいに、緊張したり迷ったり、撃沈したり(涙)、嬉しくてソファで転がったりしています。とても観察しがいのある姿なので、観察日記#3 のテーマといたします! プレゼン前のデザイナー夫まず、毎回のプレゼンに共通しているのが「ものすごい緊張」。リモートワークが中心の夫は、プレゼンの20分前にはオンライン会議のセッティングをし、冷た