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仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル2024に行ってみた 〜事前準備編〜

初海外フェス、初韓国だったので備忘として。
準備の様子を更新してきましたが、ついに今月行ってきました!
当日のレポについては別の記事にまとめる予定です。

今後このフェスに行こうと思っている方がいれば参考にしていただけると嬉しいです。
(海外旅行の経験はほとんど無いので、あくまでも参考程度に見てください…!)



はじめに


今月初旬、ついに仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル2024に行くことができました。感想を一言で言うと、

「ペンタポート最高!!!!」

です。笑

  • お客さんのノリが日本とは少し違って新鮮で楽しい

  • いくつかの注意点を押さえておけば、日本の都市型フェスと同じくらい快適に楽しめる

  • 現地の方がみんな優しい!!

初めての海外フェスで少し不安もあったものの結果的に最高だったので、今後少しでもペンタポートに興味を持った方がいらっしゃれば是非行ってみて欲しいと思います!

前提の話として、行こうと思ったきっかけと今までのフェス参加歴を記載します。興味ない方は飛ばしていただいてオッケーです!

行こうと思ったきっかけ

ズバリ、「TURNSTILEを観たい!!」からです。
TURNSTILEはアメリカのハードコアバンドです。知らない方はとにかくライブ映像を観てください。

激アツです。

今年のフジロックへの出演も決まっていたのですが、どうせなら単独公演で観たいなぁ…という気持ちもあり悩み中でした。
そんな中、TURNSTILE公式より先に川谷絵音さんのポストで今回のフェスを知りました。

TURNSTILEはもちろん、ParannoulやSilica Gel、QWER等観てみたいと思っていたアーティストもいて気になったのですが、「海外まで行くのはお金かかるよなぁ…」というのが第一印象でした。

ただ少し調べてみると3日間通しのチケットで240,000ウォン(5/19時点のレートで約27,580円)。フジロック3日間通し券が60,000円なので、(出演者は違えど)旅費含むトータルの費用だけを比較するとあまり大差は無さそう。またIVEやNewJeansにハマっていてシンプルに韓国行ってみたい!という気持ちもあったので、思い切って行く決断をしました。

筆者の大型フェス参加歴

筆者がこれまでに参加した大型フェスは以下です。

  • WILD BUNCH FEST.:2015

  • SUMMER SONIC OSAKA:2016

  • ROCK IN JAPAN FESTIVAL:2017

  • SUMMER SONIC TOKYO:2018, 2019, 2022, 2023

  • FUJI ROCK FESTIVAL 2019, 2022, 2023

  • COUNTDOWN JAPAN:2023

洋楽フェスの括りであるフジロック、サマソニは複数回行っているのですが、邦楽フェスは最低限という感じです。
そのため今回のレポにあたり、どうしても比較対象がフジロック・サマソニ中心になってしまっています。
ペンタポートに興味を持った日本の方の大多数は、おそらくペンタポートに出演する邦楽アーティスト目当てかなと思うので、邦楽フェスとの比較があまり出来ていないことはご了承ください…!

ではここから本題に移ります。


仁川ペンタポート・ロック・フェスティバルの概要

仁川ペンタポート・ロック・フェスティバルは2006年から開催されている韓国最大級のロックフェスで、国内外のアーティストが集う人気フェスとのこと。日本のバンドもしばしば参加しており、去年はELLEGARDENや羊文学などが出演していたそうです。

韓国のフェス事情に関して、こちらの記事がとても参考になりましたので是非見てみてください。

出演アーティスト

2024年の出演アーティストと日割りは以下の通りです。

フジロックの翌週ということもあり、国外アーティストはフジロックからそのまま流れているメンツも多いです。また日本から参加するアーティストもいますね。(緑黄色社会、Creepy Nuts、indigo la End、toe、折坂悠太)


会場・アクセス

会場:韓国・仁川 松島月光祝祭公園 (ペンタポートパーク)
最寄駅:仁川地下鉄1号線 松島月光祝祭公園駅 徒歩10分

交通手段は主に以下3つです。

  • 電車

  • シャトルバス

日本から初めて行く場合は基本的に電車利用になるはずです。
事前予約等もなく行けるのでスムーズだと思います。

ただ、仁川と言いつつも仁川国際空港からはかなり距離があります。

ソウルから:約1時間30分
仁川国際空港から:約1時間30分
金浦国際空港から:約1時間

関東のフェスに置き換えると、幕張メッセよりは少し遠く、ひたちなかよりは近い、くらいの感覚でしょうか。


チケット

チケットの種類と今年の発売状況は以下の通りです。

チケット発売概要
  • Blind Ticket (4/19発売開始、当日のうちに完売)
    最速先行。この時点ではラインナップは発表されていません。
    3日通し券のみですがチケット代はなんと30%OFF。安すぎない…!?

  • Earlybird Ticket(5/3発売開始、当日のうちに完売)
    2次先行。このタイミングで第一弾ラインナップが発表されました。
    チケット代は20%OFF。

  • Mania Ticket(5/17発売開始、当日のうちに完売)
    3次先行。このタイミングで第二弾ラインナップが発表されました。
    チケット代は10%OFF。
    自分はこのタイミングでチケット購入できました。

  • Regular Ticket(6/7発売開始)
    一般発売。この日の正午に第三弾ラインナップも発表されました。

私が購入したMania Ticketでは、海外からの購入の場合2種類のチケット購入サイトが利用できました。Interparkでの購入方法は後述します。


準備

自分が実際にやったことをベースとして、事前準備についてまとめてみました。

チケット購入

先にお伝えした通り、Interpark と Yes 24 というチケットサイトから購入が可能です。
今回はInterparkを利用したのでその際の流れをまとめます。

①Interpark会員登録
 まずは登録画面へ遷移し会員登録します。
 言語設定で日本語も選択可能です。
 名前はパスポートの表記と同じにするのが良いと思います。
 会員登録ボタンを押すと確認メールが送付され、そのメールに記載されているURLをクリックすることで会員登録が完了します。
 この手順はチケット販売前に余裕を持って実施しておくことをお勧めします。

②ペンタポートのチケット購入画面へ遷移
 ログイン後、ペンタポートのチケット購入画面へ遷移し、日付を選択して予約ボタンをクリックします。
 2日/3日通し券の場合は「ペンタポートに行く最初の日」を選択しておいてください。

③日付選択
 日付が正しく選択されていることを確認し、Nextボタンをクリックします。

④チケット種別、枚数を選択
 チケット種別と枚数を選択し、Nextボタンをクリックします。

⑤チケット配送方法を選択
 ペンタポートはモバイルチケットのみのようです。個人情報を入力しNextをクリックします。
 ここも名前はパスポートと同様の表記にするのが良いかと思います。

※個人情報は黒塗りしています


⑥クレジットカード情報入力
 大抵の方は海外発行カードからの選択になるかと思います。
 必要事項を入力したらNextをクリックします。


⑦チケット購入内容の確認
 最終確認画面が表示されます。
 内容を確認のうえ、問題なければ同意のチェックボックスにチェックを入れ、Paymentボタンをクリックし支払いを確定します。

購入完了画面が表示されます。

※個人情報は黒塗りしています


航空券予約

当然韓国に行くためには航空券予約が必要です。
ここに関してはネット上にいろんな情報が載っていると思いますので詳細は割愛します。笑
仁川・金浦どちらでも問題ないかと思います。

自分の場合、前後の日程の都合上深夜便しか選択肢がなく、今回はPeachで行くことにしました。
月曜に観光もしたかったので、帰りの便は月曜の夜に。羽田に着いた後始発まで待つ必要がありますが、それはその時考えるということで。笑

ただ実際に行ってみて思ったんですが、「深夜便の後のフェスはしんどい」です。笑(当たり前ですね) 時間に余裕がある方は、出来る限り前日きちんと睡眠を取れるようなスケジュールにするのをお勧めします!笑

計45,450円。別の時間帯ならもっと安く行けましたが日程の都合上今回は致し方無し。


ホテル予約

今回自分は「東横イン 仁川富平」を利用することにしました。

主な理由は以下です。

  • 会場の最寄り(松島月光祝祭公園駅)から電車1本で行ける(所要時間30分ほど)

  • 日系のホテルなので海外初心者でも安心できる

  • 比較的コスパが良い(1泊7〜8,000円程度)

会場から歩いて行ける範囲のホテルはかなり高く、かと言ってソウル中心部のほうまで行くと時間がかかってしまうので、その間を取った形です。
泊まった感想はまた別記事に書きますが、海外初心者の方にはかなりオススメのホテルだと感じました!

1日だけフェス参加予定の方、前後でソウル観光を予定している方はソウル周辺でも問題ないと思いますが、終電だけは確認しておいたほうが良いです。

ちなみに5月時点で空き状況を見た時は日曜日しか空いていませんでした。(やはりペンタポートがあるからなのか…?)

ただ客室数も多いですしキャンセルが出てくるだろうと思ったので、とりあえず8/4(日)だけ確保し他の日はキャンセル待ちすることに。
定期的にサイトを確認していたら、翌日には8/2(金)、8/3(土)どちらとも空室が復活し無事予約できました。
毎日チェックアウトが必要なのはちょっとだけめんどくさいですが許容範囲です。

その他

その他、通常の韓国旅行でも必要な準備についてです。
ネットで調べるといくらでも出てくるので重要な部分だけ記載します。

  • パスポート
    もちろん必須です!

  • 海外保険加入

  • 現地で使えるスマホアプリのインストール
    マップや翻訳機能等、便利なアプリは事前にインストールすることをオススメします。

  • 変圧器/変換アダプタ
    韓国ではコンセントの形状や電圧が日本と違います。
    現地調達も可能だと思いますが、事前に準備しておくと安心だと思います。

  • スマホのインターネット接続環境の準備
    eSIMや物理SIM、Wi-Fiルータ等あると思いますが
    今回はSKテレコムのeSIMを購入しました。
    夕方の時間は繋がりにくかったですが、基本的には不自由なく利用できました。


持ち物リスト

今回の持ち物リストは以下でした。
アラサー男性、出来るだけ荷物は最小限にしていったので女性の方などはもっと必要になると思いますが、参考までに共有します。

・パスポート
・現金
・キャッシュカード
・クレジットカード
・保険証
・免許証
・モバイルバッテリー
 フェスで1日中外にいるので基本的に必要だと思いますが、
 フェス会場にも充電ステーションがあったので最悪なんとかなります。
・スマホのケーブル、充電アダプタ
・変換プラグ
・サコッシュ
 観光やフェスで使う用
・日焼け止め
・ハット
・サングラス
・ウェットティッシュ
 フェスに行く際は何かと役に立ちます。
・トイレに流せるウェットティッシュ
 自分はウォシュレットがないと生きていけないタイプなので、、笑
 フェスの簡易トイレにはウォシュレットがないことのほうが多いので、
 気にされる方は持っていくと良いと思います。
 100均のキャンドゥにも売ってます。
・塩分チャージタブレット
 フェスには塩分必須ですね。
・ポンチョ
 雨が降ってきた時用。100均で買える携帯用のものを準備しました。
・Tシャツ
 フェス1日目でグッズTシャツを購入する予定だったので、
 替えはほとんど持っていきませんでした。
・短パン
・下着
・歯磨きセット
 アメニティの無料提供をしていないホテルも多くあるようです。
・ボールペン
 機内で入国証を記載するため持っていきました。
・折り畳み傘
・コンタクトレンズ
・メガネ
・ジップロック
・ゴミ袋
・家の鍵


余談

Turnstile単独公演発表

元々Turnstileの単独が無かったのでこのフェスに行くことを決めたわけですが、先日単独公演も発表されました(やるんかい!!笑) ただ1回でも多く観れるのは有り難い限りなので、単独・ペンタポートどちらも楽しみたいと思います。
→最高でした……

トッテナム vs バイエルン

ペンタポート2日目にあたる8/3(土)、韓国ソウルのスタジアムでサッカーの試合が行われる模様。カードはトッテナム(スパーズ) vs バイエルン。
サッカーはあまり詳しくないですが、スパーズには世界を代表するスター、ソンフンミン選手がいることもあって気になってます。タイテ次第ではハシゴしたい…!そもそもチケットが取れるか問題もありますが笑

→結果的に行けませんでした。日本からチケットを取るのは実質不可でした。
 ハーフタイムショーにNewJeansが出ていたのもあってめちゃくちゃ行きたかった……!

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