読書記録 「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」


本の基本情報

著者:スティーブ・ソレイシィ
         大橋 弘祐(おおはし こうすけ)
イラスト:比恵島由理子 大塚たかみつ
電子版発行:2017年8月1日
発行所:株式会社文響社


著者について
大橋 弘祐(おおはし こうすけ)は日本の作家・編集者[1]。埼玉県越谷市出身[要出典]。立教大学理学部卒業後、大手通信会社の広報、マーケティング職を経て作家に転身[1]。水野敬也を師事し、2015年に『SURVIVAL WEDDING』を発売。2018年7月に日本テレビ系で映像化される。山崎元との共著『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は20万部突破のベストセラーに。
スティーブ・ソレイシィ(英: Steve Soresi、1968年4月3日 - )は、アメリカ合衆国の著作家、英語講師、国際コミュニケーション博士、英会話コーチ。イケメン。

Wikipediaより引用:
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/大橋弘祐
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/スティーブ・ソレイシィ

本の内容と章ごとのまとめ

はじめに
 この章では、著者の大橋さんが外国人に英語で道を聞かれた時に道案内すらできなかったという体験をして、ソレイシィ先生に英語を習うということが書かれています。
プロローグ
 この章では、大橋さんとソレイシィさんの初めての対談を通して、学校で習った英語ではいつまで経っても話せるようにならないということ、また英語学習に楽な道なんてないということ、そして①「オンライン会話」②「スピーキングテストを受けること」この二つさえ出来れば英語を話せるようになるということが書かれています。
Chapter1「考え方編」
 この章では、「大丈夫」や「よろしくお願いします」のように応用可能かつ簡単な表現(釣り竿)が大切だということ、また日本人の陥りやすいミス(発音、日本人が英語を話せない意外な理由、TOEICは650点以上要らない)について書かれています。
Chapter2「ペラペラ入門編」
 この章では、前章に引き続き、釣り竿表現がたくさん(会釈,sorry,thanks,it’s that way,May I have 〜)書かれています。(水泳で言えば、ビート板で数メートル泳ぐ)
Chapter3「ペラペラ初級編」
 この章では、オンライン英会話などで、外国人に自分の思っていることを伝えられるようになる方法について(水泳で言えば、平泳ぎで25メートル泳ぐ)、釣り竿表現→①枕言葉②最後につける③語順が命ということや、文法はメジャーなものから揃える、ことが大事など書かれています。
Chapter4「ペラペラ実践編」
 この章では、オンライン英会話、スピーキングテストの有能性についてや、失礼な英語表現は気にしないこと、十八番でフリートークなど英語で日常生活を送れるようになる方法について書かれています。(水泳で言えば、クロールで湖を泳ぐ)
Chapter5「ペラペラビジネス編」
 この章では、ビジネスシーンで英語を使うにあたって大切なことが書かれています。(①難しいビジネス英語ではなくいつも通り基本が大切②スピードが命③(1分で15文)③ビジネスで使える釣り竿表現④失礼を気にしすぎるな⑤話を遮れ⑥英語電話のコツ等)(水泳で言えば、クロールで海を泳ぐ)

本を読んだ感想

 日本人が陥りやすいTOEICや受験勉強の罠(結局英語は喋れるようにならないということ)については、分かっていましたが、「じゃあ実際どんな訓練をすれば英会話が可能になるのか」ということは知らなかったことに気づかされました。この本では、章ごとに本当に様々な釣り竿表現(応用可能な英語表現)が紹介されておりそれらをマスターするだけでめちゃくちゃ喋れるようになるな、と感じました(全表現をメモしました笑)。そして、そのうち必ず、オンライン英会話とスピーキングテストを受けてみようと思いました。



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