『振り子とチーズケーキ』について語りたい

語りたい、第3弾です。K.K.P.『振り子とチーズケーキ』について自分なりに語りますYouTube貼っておきます。是非観てから読んでいただければと思います。

『振り子とチーズケーキ』

役と演者

図書館の店員(竹井 亮介)
図書館の店員の心の中の人(小林 賢太郎)

あらすじ

図書館店員が公園である女性の日記を見つける。持ち主を見つけるために日記を読むが、その日記が『20ヶ国以上を1年で制覇している』という不思議なものだった。謎多き日記の彼女の正体は、、、?そして日記は持ち主に返すことが出来るのか?


※ここから先は感想とネタバレです。

シンプルなお話なのに複雑な感情になる。
結果を先に言うと、日記の持ち主はどこへも旅をしていない。図書館で借りた旅行ガイドを元に、食べ物や飲み物を書いていたのだ。でも、男性のことは詳しく書いてある。なぜなら、彼女の妄想だから。
シンプルなお話なのに、チーズケーキのように、濃い。1冊の日記を中心にして、無限に広がる。
好きポイントいっぱいあるんです、これも。1つずつ書いていきますか。あ、内容より外見多めです。まぁ内容もありますが。

1つ目。
冒険家の服を着た賢太郎さん。衣装素敵すぎて見た瞬間にやられました。ワニ。ちゃんと真面目な内容の中にも、笑えるボケを入れてくる。賢太郎さんっぷりが出まくってる。好きです。

2つ目。
竹井さん、あなたこの役バチバチに似合ってます。これは、辻本さんでも久ヶ沢さんでも安井さんでもなだぎさんでもなく、竹井さん。もう、絶対竹井さんです。賢太郎さんがこの作品は「竹井亮介愛が脳からあふれた」とおっしゃってます。竹井さんらしさ全開ですもん。ぱん。パンではなく「ぱん」の方が表記は竹井さんっぽいと思います。

3つ目。
賢太郎さん、花柄の三つ揃いが似合いすぎです。私、この作品で好きなのが、お話の後半、竹井さんに「花柄~~~!」って呼ばれる賢太郎さんなんです。花柄の三つ揃い。あんな派手な柄のスーツ似合う日本人います?賢太郎さんしかいません。ヘアセット込みで好き。

内容にひとつも触れてないと思った画面の前のあなた。ご心配なく!今から触れますよ〜。
私、人の演技とか観てて「ああ、好きだな」って思うポイントがいくつかあるんです。
それが、“怒り”と“泣き”と“苦しみ”なんです。なんでかって言うと、普段インタビューやコント、ドキュメンタリーではなかなか観れない表情だったり感情だから。
雑誌のインタビューで怒ったり泣いたり苦しんだりする人はいないと思うんです。まぁ、作ってる時の事を思い出してニガい顔をする人はいると思うんですけど。(「あれは、あぁだったらもっと良かったのに」とかの振り返るインタビューでね。)
だから、泣いたり怒ったり苦しんだりって、演技じゃなきゃ観れない。だから、好きなんです。

4つ目。
主人公の心の中を演じる賢太郎さんが、自信をなくした主人公の竹井さんに「そんなことはない」と声を荒らげて怒ります。あの高身長の賢太郎さんからおっきい声が出て、空気がピリつく。空気が一瞬にして変わる。あの声を荒らげて怒る演技。普段怒らない人が、怒る演技をやる。そこが魅力的なんです。好きだなぁ。良いんですよ、威力あって。


はい、こんな感じでしょうか。相変わらず駄文で読みづらくて申し訳ない。でも、好きな物語る時ってそうなるでしょう?オタク特有の早口になったり、ニヤつきが止まらなかったり。これを書いてる私は今幸せでニヤつきが止まってないです。はぁ、好きな物を語るって、なんて楽しいんだ。

次はどうしよう。
まだ決まっておりません。

では、またどこかで。

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