私にとって

私にとって、小林賢太郎という人は、私の人生を語る上で必要不可欠な人である。
小学生4年生の時に、偶然「小林賢太郎テレビ」を家で観た。そこから彼の言葉遊びに夢中になった。彼の作品は、どれひとつ零れることなく私の頭に刻み込まれていった。

カジャラ K.K.P. ポツネン 小林賢太郎テレビ ラーメンズ その他絵本や漫画

彼の脚本と台本、執筆した作品全てが私を楽しませてくれた。舞台で楽しそうに演じる彼の姿は、私を勇気づけてくれた。


小学生の時、いじめを受けていた。そんな私に「面白いって、僕はこうだと思うんだ」と、演じながら、身体を使って教えてくれた。それは学校に行かなかった私にとって、救い以外の言葉では表現出来ないものだった。楽しくなかった日常に、楽しさを与えてくれた。私の記憶だと、物心着いてから初めて笑ったのは、彼の作品だと思う。

そんな彼が引退して1ヶ月経とうとしている。時間が経つのはとてもはやい。私にとって彼は私の笑顔を引き出してくれた大事な人間だ。

しかし、影響を受けた、とか、彼のようになりたい、とか、彼を師匠として生活してる、とか、そういう存在ではない。

彼は私にとって、面白いことを提供してくれた人間


それだけ。それだけだけど、大事な存在。ただのファンだけど。

あんなに面白いのにあんなにかっこいい劇やコント。言葉で遊んでるだけなのに、涙が出るほど面白い。あんなに面白い劇。最後は絶対涙を流して大号泣できる。面白いのに、泣ける。


のっぽさんになりたくて、ファンの前ではミッキーでいたい。裏の話はファンは知らなくていい。かっこいいなぁ。



彼は執筆の活動をやる。それを待つのは楽しみ以外のなにものでもない。ハナウサギも描かれるのかなぁ。忍者も描くのかなぁ。絵本、漫画、文章。どれも楽しみ。小林賢太郎テレビ観て待つとしますか。……ケロケロミーン!


ではまたどこかで。

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