石破新総裁初会見感想+α

この記事は石破新総裁の初会見とテレ東WBS(石破総裁出演)の感想記事です。
全体としては、岸田路線の継承というイメージを受けました。

石破新総裁初会見感想
会見で開口一番に出た言葉は、前総裁岸田総理へのリスペクトの言葉でした。「岸田総理の気持ちを継ぐ」
総裁選で決戦投票の時のスピーチでも岸田総理へのリスペクトを語っています。

経済の話でも
「岸田総理が進めたデフレからの脱却を確実なものにしていかなければならない。物価上昇を上回る賃金上昇を実現するために、新しい資本主義に更に加速度をつけたい。」

と言っていて、新しい資本主義とは、岸田内閣が決めた。これから政府は経済政策でどんな政策をやるよ!というガイドラインみたいなものなので

これを踏襲するという事は、基本的な経済政策は岸田内閣の延長上にあるのではないか?と読み取れる気がします。

岸田さんと違う点としては
少子化対策、防衛、地方創生の様な政策を言っていました
少子化は子供世帯から、結婚したい人へ、
防衛は日米地位協定を変更して、アメリカに訓練基地を作りたいとか
アジア版NATOとか

地方創生は、具体的な話はなかったけど力を入れたいみたいな感じでした。
まあでも、少子化対策も防衛も地方創生も岸田内閣からのテーマだったので
岸田内閣の踏襲感が強い会見でした。

テレ東WBSの感想

石破さん生出演で、経済政策について聞くという感じの番組でした
日経平均先物が大きく売られていて、私もダメージを負ったのですが
そこら辺の質問もでました。

大事な部分を言うと、
①デフレ脱却が大事なので、急な利上げはしないよ。植田総裁と連携してやっていくよ。(現状維持?)
②金融所得課税の話が出たが本当に実行するのか?
今は貯蓄から投資への流れが強まっているので、その流れを大事にするのが第一。金融所得課税はやるなら党内で話し合ってから(トーンダウンの印象)
③究極的に言えば、医療福祉年金等が充実して企業が設備投資して適切なモノやサービスがあれば将来の不安は減って個人消費が増えてGDPは増える
しかし、そう一朝一夕で上手くいかない。
日本のGDPの輸出の割合は18%しかない。ドイツは47%韓国は44%だ。輸出を増やしていくのが雇用や賃金上昇につながる(地方創生にも?)

まとめ

Xで叩かれてる程、変な事を言ってるかと言われたらそうではないかなあ?という印象で(今からヤバかったら困るんですが)
株価についても、岸田さんになったら株価が下がるって言われて上がったし
アメリカでもバイデンになったら株価下がるって言われても株価上がってるし株価に一喜一憂してもしゃあないかなと


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