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エンジニアの登壇を応援する会強化合宿に参加して

3月9日から10日にかけ日光にて、エンジニアの登壇を応援する会(以下ELT)のadminsの合宿を行いました。

合宿の主目的は以下の3つ
・他のadminsの気持ちを知る
・adminsの交流を図る
・自分たちが見つけたペルソナの成長支援する施作をアウトプットする

・他のadminsの気持ちを知る
ELTは発足してから1年未満の新しい会です。今回の合宿で、事前に作成したスライドを用い、admin全員が、なぜこの会に参加したか、何をやりたいかについてLTしました。私自身は11月からの参加となるため、他のadminsが何を考え、何を大切にし、何をやりたいのかについて、全員の思いを理解しているわけではありませんでした。私は組織が健全に成長していくためには、お互いの価値観を認め合い、尊重して一緒に進んでいくことが大事だと考えています。今回の合宿でその点について深められたのではないかと思います。
私のLTは以下のスライドです。目標設定の時に登壇した内容とほとんど変わりません。私は生涯を賭けて世界平和に貢献できる人材になるため、1日歩ずつでも前に進み続ける。私の考える世界平和は、皆が笑顔で、楽しんで仕事ができる世界です。それを作るために模索をし続ける。周りを変えることは難しいが、自分を変えることはできる。一人が変わることができれば、その周りの人にも影響を与えることができて、周りの人が、さらに周りに影響を与えることができれば、みんなが変わる、世界はきっと平和になる!


・adminsの交流を図る
普段の私たちの交流といえば、イベントの運営についての話し合いが中心となり、特に全体でしっかりと会話をする機会をほとんど持つことができませんでした。今回の合宿にて、前述の気持ちを知ることから始め、2日間交流をして親睦を図れたと思います。やはり、コミュニティ活動の中でもオンライン中心の交流になってしまっていまます、オフラインで相手の顔を見ながら話をする時間というものは重要なんだなと感じました。

・自分たちが見つけたペルソナの成長支援する施作をアウトプットする
こちらのコンテンツが、今回の合宿のメインとなったワークショップになります。
我々adminsが、どのような思いで、誰を対象として、どのようなアクションを起こしていくかについて、ちゃんと時間をとって深掘りをする目的で行われました。

ワークショップは3名を3チームに分け、以下の流れで行われました。
・チームビルディング(40min)
・ペルソナ作り(120min)
・ 課題抽出と解決策検討(120min)
・ワークショップ総括(60min)
全体を通して、340分ほどのワークショップとなり、なかなかの長丁場でしたが、時間は足りなかったように感じました。もっともっと深掘りできたような気がします。また、チームによって考え方、重要視する点が異なっており、非常に興味深い結果になりました。

・チームビルディング
私はざきさん、さっぴーさんとのチームに入り、合宿チームの説明によると、チームコンセプトは話が纏まりそうにないチームだとのことでした。全員がお酒好きではあったものの、それについてはお互い知り尽くしていたため別の話題で話をしてみようという流れになり、普段はあまり話さないようなことを話しました。内容としては、それぞれの職歴や、悩んでいること、何を思って何をやっているか等について話し合いました。私は二人がやってきたこと、大事にしていることを教えてもらいました。お二人は私の闇に触れることができたとのことです。

・ペルソナ作り(120min)
下準備として、事前にtwitterにて募集をしていたアンケート結果から、それぞれが背中を押したいと考えていたペルソナを作成していました。それをお互いに共有して話し合いをしました。私たちのチームはそれぞれ以下のようなペルソナを用意してきました。
ざきさん:アンケート結果の中央値を中心にペルソナを作成
さっぴーさん、私:自分が背中を推したいペルソナをアンケート結果から抽出しペルソナを作成
その中から共通点を見つける作業を行い。相違する点はディスカッションをし、どのような観点で決定するかを、全員の同意を持って進めていきました。
その結果以下のようなペルソナが出来上がりました。

名前:やまざきさん
性別:男性
職種:客先常駐
年齢:30歳
経験:5ー10年
複数回プロジェクトをこなしている
ノウハウがある程度付いてきて、仕事のパフォーマンスが安定している
役割:チームリーダ
・会社からの評価に不満がある
・成長と今のスキルレベルにはある程度満足している
・ある程度エンジニアとして自立をしてきた結果、その先に自分がやりたいことをが不明確になり、キャリアパスを見失っている状態になっている。
・キャリアパスを持つきっかけ作りとして、勉強会に参加をしている。
・元々の目標として、開発経験を積んで設計にも関わりたいという気持ちを持っていた。
・会社からはチームリーダを回されるようになり、その業務で1日追われている
・開発がしたいが出来ないことに葛藤を感じて迷っている
・以上の点からキャリアパスを見失っている
・それを見つけるために勉強会に参加している
・アウトプットは不定期のブログ
・登壇は未経験
・楽しいと感じているから、アウトプットを増やしたいと思っている

このようなペルソナを作ってから、次はどうやって、この人の問題を解決するかについて考えました。
方法としては、 as is/to beというものを使いました。
このペルソナの人が、どのようになって欲しいか、そのために何をすればいいか考えるというフレームワークです。
まず、to beから考えました。
キャリアパスを示してあげること、アピール力を高めてあげることが彼の問題を解決できる方法ではないかと結論をつけました。
そのために、彼の分析を再度深く行った結果、彼は自分探しをしている状態である。登壇をやりたいと思ったり、会社の評価も低いと感じているものの、変化を恐れて、改善するための行動を踏み出せない状態に陥っていると分析しました。

そんなやまざきさんをどうやって、我々のコミュニティは解決することができるのでしょうか。
我々のチームは、仲間作り、キャリア相談、MVV設定の技術を勉強する会を行うことで、彼の問題を解決できるのではないかと考えました。


必要な
・普段社内では話せない悩みを相談できる仲間を作ること
・キャリアパスを見つけること
・キャリアパスをMVVによって言語化すること
以上の3点が必要だと考えました。

・仲間作り
我々のコミュニティで、気軽に相談ができるようなそんな環境作りをめざす
・キャリア相談
彼の問題を解決できるような1on1のワークショップや、メンター役を決めて
切磋琢磨出来るような環境を作る。
・MVVの決め方の勉強
キャリア相談の結果を見失わないように言語化する方法を勉強する。

こんな形で、ペルソナを作成してから実際に我々が出来ることを考えるという方法でワークショップを行いました。

私は、ちょうどこの合宿を含んだタイミングで3月度のイベントの企画から、運営までやらせてもらいました。
実際は、なかなかうまくいかず、周りに迷惑ばかりをかける結果にはなりました。この点は反省して、次に活かさないといけません。
ただ、この企画の経験から、ペルソナを決めて、ターゲットを絞り、そこに向けての戦略を立てる重要性は身にしみて理解できたように思います。

次に私が企画するイベントでは、今回のワークショップの経験を活かして、ペルソナに刺さるようなイベントを実施できればいいなと思いました。

2日間、短い間ではありましたが、尊敬するadminsの皆さんが何を考え何をしているか、この会として、何を目指すかが明確になったような気がしています。
コミュニティというものは、参加していただける人がいてはじめて成り立つものだと思います。我々一同、「全てのエンジニアに成長と幸福をもたらす」ため尽力して参ります。まだまだ私自身非力ではありますが、是非、この会のイベント、slackに参加して思ったこと、感じたことを共有してください。良かったこと、ダメなこと全てを受け止めて、明日への一歩としていきたいと思います。

二回目になりますが、私が信じて立ち止まることなく動き続けられる理由は、自分が変わることが出来ればができれば、周りにいい影響を与えることができる。その輪が広がれば、きっと世界も変えていける。そう信じているからです。

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