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逆効果の鼻クリップ 団子鼻にノーズクリップは効果なし 小鼻に自力マッサージは逆効果

鼻クリップを利用し自力で鼻を高くしようとしても、逆効果のようだ。

ノーズクリップで団子鼻を解消できたら、どんなに良いか。

しかし、ちょっと考えてみてほしい。

もし、鼻クリップで鼻が高くなったり、小鼻が小さくなったら世の中の美容整形は鼻を削ったりするだろうか。

鼻クリップが逆効果の理由と、団子鼻を解消する方法を記載した。

鼻クリップ(ノーズクリップ)とは

顔が小さくて目がぱっちり大きくても、鼻が団子鼻であったり小鼻が広がっていては可愛くない。

そんな顔のコンプレックスの鼻を、解消するべく生まれたのが【鼻クリップ】だ。

単純に長時間にわたり鼻を両サイドがつまみあげて、鼻を高くするグッズだ。

しかし鼻は年をとっても痩せても太っても、変形しない部分。

最終的に鼻を変形させるには、美容整形しかないのが本音。

鼻クリップが逆効果の理由

残念ながら鼻クリップで鼻が高くなったり、小鼻が小さくなったりすることはない。

むしろ、鼻回りの血流が悪くなり鼻にあざが残ったりすることの方が心配だ。

鼻マッサージ次第で鼻は大きくなる

団子鼻を解消するには、小鼻をマッサージしたらよいとアドバイスしているサイトを見かける。

しかし不適切なマッサージでは余計に鼻が大きくなるぞ。

団子鼻は遺伝がほとんどだが、後天的に鼻が大きくなる場合もある。

・鼻の軟骨が変形

・鼻の脂肪量が増加

・皮膚が厚くなる

上記の理由が後天的に鼻が大きくしてしまう原因だ。

不適切なマッサージをすることで、鼻の皮が厚くなってしまうというのは簡単に想像できるだろう。

強い力で鼻をこすりすぎると皮膚が炎症、ボロボロになった鼻の皮膚が再生を繰り返し、徐々に分厚くなる。

残念ながら小鼻をマッサージしたところで、軟骨を矯正するほど力はないし皮膚が炎症するだけだ。

鼻の軟骨矯正で鼻は高くならない

結論から言うと鼻をつまんだり、鼻マッサージやノーズクリップ、鼻の骨を叩くと鼻が高くなるというのは都市伝説。

――鼻をつまんだり、マッサージやノーズクリップ、あるいは鼻の骨を叩くと、鼻が高くなるというウワサを雑誌やインターネットでよく見かけるのですが、この方法で本当に高くなりますか?

美容整形で鼻を施術する時はノミをハンマーで叩いて削るほど、鼻の骨は硬いという。

指で押したりマッサージしたりするぐらいで、形が変わることはない。

鼻が高くなるよりも肌が摩擦や衝撃で悪くなる方が心配。

上原恵理先生(以下、上原) そんなんで、高くなるわけないでしょ(笑)! 私たち医師は手術をする時にノミをハンマーで叩いて削るくらい、鼻の骨は硬いんです。指で押したり叩いたりしたくらいで、どうにかなるはずがない。むしろ、マッサージなど刺激を与えることで、鼻が高くなるより前に、肌が摩擦や衝撃でボロボロになるでしょうね。

鼻の軟骨組織は完全な骨

結論から言えば、鼻の軟骨はセルフケアで変形しない。

鼻の軟骨組織は人が成長するにつれて、硬い骨に変化する。

成長途中の赤ちゃんや小さい子供であれば、骨が柔らかいので鼻クリップで挟み続けたら多少変化するかもしれない。

大人になってから鼻の形がかわることはない。

――「鼻の軟骨は、一生成長し続けるため、セルフケアによっては美容整形なしで高くなる」といったネットの記事は真っ赤なウソなんですね……。
上原 ウソなので、鵜呑みにしない方がいい。鼻の軟骨組織は、成長とともに完全な骨になっていきます。成長途中の赤ちゃんや小さな子どもであれば、まだ骨が固まりきっていないので、クリップなどで挟み続けることで“多少”形が変わることはあるかもしれませんね。ただ、大人になってから、鼻の形が変わるなんてことはあり得ない。

鼻を高くしたい場合はヒアルロン酸注入

どうしても鼻を高くしたい場合は、ヒアルロン酸注入で多少高くなる。

結局、美容整形で鼻の形を変えるしか方法がない。

小鼻マッサージで解消しない

マッサージで血流をよくして、顔のむくみが一瞬取れるし、肌の張りが良くなることもある。

しかし、そもそも肌をこすることがNG行為。

こすることで、シミやくすみ、しわ、たるみの原因になるという。

スキンケアの基本は【こすらない】。

鼻もこすってはいけない。

マッサージで血流を良くし、顔のむくみを解消することで小顔になるといった方法もよく見かけますが。
上原 確かに、マッサージ直後から数時間は、むくみは取れるし、肌の張りが良くなることも。でも、そもそも肌をこするのがNG! こすること、つまり刺激を与えてしまうと、シミやくすみ、シワ、たるみの原因になるんです。「こすらない」はスキンケアの基本中の基本。洗顔もメイクも、とにかくこすっちゃダメ。だから、マッサージなんてもってのほか!
――「小顔マッサージ」は女性誌のテッパンネタですよね。「マッサージで血行を良くしてからメイク」なんて言葉がかなりの頻度で出てきますし、「美肌=マッサージ」というイメージを持っている女性も多いかもしれません。

マッサージは肌に悪い

マッサージは一瞬だけ綺麗になるが、長期間継続するとシミとたるみの原因になる。

将来困りたくないなら、マッサージはしない方がよい。

上原 「マッサージはダメ」「こすらない」などSNSに投稿するたびに、全国から絶望の声が寄せられるのですが、そのような雑誌のせいでしょうね。まぁ、花嫁さんが結婚式の“その時だけ”キレイな姿を求めるといった場合には、血行を良くするマッサージぐらいは良いと思います。ただ、毎日続けていたら、刺激がどんどん蓄積されて、10年20年あとにはシミとたるみだらけになってしまいます。雑誌は“今”が良くなる方法を取り上げているだけで、“未来”のことには触れていない。シミやたるみがなく、そんな悩みを抱えていないティーン向けの雑誌であれば、「ほら、むくみが取れて小顔になった!」というアドバイスを伝えるのもありなんでしょうけど、「その方法は間違ってる! 将来、困るわよ」って指摘したい(笑)。

団子鼻を解消する方法

鼻プチ

鼻の穴の中に、棒を入れるだけの方法の鼻プチ。

無理に鼻を高くするため、不自然きわまりない。

鼻の根本部分や鼻筋が低いのに鼻プチを入れると、鼻先だけ浮いてしまいマイケルジャクソンのような不自然な鼻になってしまうだろう。

鼻プチで鼻の内側を傷つけてしまったり、バイ菌が入って感染症になるかも。

鼻プチが鼻の奥に入ってしまう可能性だってある。

おすすめしない。

鼻にヒアルロン酸注入

鼻にヒアルロン酸注入して、鼻の形を変える。

鼻軟骨を美容整形

美容整形で、鼻の根元から鼻先までのバランスが整った鼻に整形する。

リスクあり。

まとめ

鼻クリップ(ノーズクリップ)は逆効果という理由を説明した。

団子鼻を解消するには、鼻を美容整形するしか方法はなさそうだ。


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