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2021年(曲編)

この3ヶ月で去年の記憶もかなり追いやられて、書けることを年内に書いておくのが正解だったとわかる。
2021年に何を聴いて過ごしていたか、というだけの記録。今後どうするかは微妙だけど、2021年度はSpotifyユーザーでした。

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曲名/アーティスト名

Reminder/Nine Days Wonder
テナーのボーカルがインタビューで挙げてたらしい、という噂から、Nine Days Wonderを聴き始めた。
調べてみると、様々な形で好きなバンドたちが影響を受けていたことが分かって、すんなりめちゃくちゃハマった。
Reminderが一番聴きやすくて、かっこよくて、なんの気分でもなくただ時間が過ぎるのを待つようなときにひたすら聴いていた。

3,2,1 Go/MONOEYES
聴き始めたラジオで毎週ファンからのリクエストでかかっていたのが強く印象に残っている。
私の夏もこの曲とともにあったぐらいの気持ちになって、教習所の帰りに国道を歩いてたこととか思い出す。
ラジオでこの曲を知ってアルバムを聴き始めるまで、MONOEYESの曲を1曲も知らなかったことにさえ気付いていなかった。どっかのフェスで見られればいいなと思う、けど、ちょっと活動が読めなすぎるので気長に待つことにします。

two creatures/Stereo Fabrication of Youth
シネマの関連か下北系について調べていたときか忘れたけど、そういえば江口亮さんのバンド聴いたことなかったな、から聴き始めて、めちゃくちゃ聴いた。歌詞の句読点のエモ(原義)さと時代感も良すぎる。
カラオケ行くと絶対歌う曲のひとつ。

真夜中遊園地/チャットモンチー
チャットのトリビュートはサブスクに無くて、とりあえずまだ聴いてない曲のオリジナルを聴いておこう、と聴いてみたらハマってしまった。
楽器やメンバーを考えない状態で今またバンドを組めるなら、ドラムのコピーをしてみたいと思う。

Promised Land/ART-SCHOOL
アートの曲ほとんど知らないな、とYoutubeを見ていたときに突き当たった、近年の動画にあった曲。曲自体が、というか2人がenvyのロンTを着て演奏してるのになんかグッときて。アートも出たシンクロニシティでenvyを見たときに買ったらしい、というのを後から知った。良いエピソード。
木下理樹さんが個人練や朝夜の挨拶をしているのとかも最近知りました。意外とインスタを普通に使っているバンドマンは多い。

DIARY KEY/Base Ball Bear
MVが良くて何度も見た。
画面の歌詞を追っては、彼らには自分が思ったように伝えられない、というか、重く、ダブルミーニングすぎるように伝わってしまうような言葉や音の響きが増えてしまってもいるのか、と変な角度からも感情が掻き乱されてしまう。コメント欄に書き込まれた考察もつい過る。

ベボベでいうと、関ジャムにも出てたトライセラのカバーもよく聴いた。(Raspberry/Base Ball Bear)

今日がインフィニティ/橋本絵莉子
解散できないようにもうバンドは組まない、という歌詞、そんなに重く捉えられたくは無い、一晩で書き上げたから新鮮なまま、というようなことをインタビューで言っていたけれど、その歌詞もエピソードにもらしさが溢れていて、好きだなあと思う。曲が書けそう、書けた、という状況の生々しさがそのまま伝わってくる。
チャボべの人たちどちらもが日記をモチーフにしたアルバムを作っていて、このリンクにはなんだかとてもぞわっとした。

閃光/[Alexandros]
カラオケで流れていたMVの画面が暗めで、なんとなく気になっていた。
プロモーション期間にラジオで聴くタイミングがあって、好きな曲調の[Alexandros]の曲だ!!!!と感動した。特にサビの歌詞の「置き忘れ去れば」という部分、「置き忘れる」でも「忘れ去る」でも「置き去る」でもなく「置き忘れ去る」って表現であることにかなり[Alexandros]らしさを感じる。良い。

STORY/group_inou
「誰かのつけてる日記のように ストーリー無視していたいのに」、本当に、そう。
教習所に行ってたときにちょうど合宿免許の実況や漫画の連載があって、自分の教習所との記憶にも深く関わることになった曲。

アルバム

新しい果実/GRAPEVINE
ずっと刺さっている。何を参照して消化してああなってるのかいつか分かる日が来るんだろうか。
ライブを見てからjoshやさみだれをより意識して聴くようになった。これからも演奏し続けてほしい曲がたくさんある。

海底より愛をこめて/cinema staff
アルバムのティザーが出てライブに行きアルバムを手に入れて、秋から冬、冬から春に季節が変わっても聴き続けている。
OOPARTSに行く覚悟は1年前からできていた、けどレシートを見る度に震える。とにかく今のcinema staffはかなり最高。曲もそうだし、メンバー全員も。

coup d'Etat/syrup16g
初期作を色々聴いていくうちに、syrup16gの良さに改めて気付いた。
タイトル曲coup d'Etatからの空をなくす、感情の持っていき方に毎回感動する。いまではどこでも聴けなくなってしまったようなザラザラ感、たくさん存在するなかでもこのアルバムが一番なんじゃないかと思う。いつかライブに行って、シロップの現在地を確かめたい。


Applause/ストレイテナー
00年代前半の邦ロックから地続きな雰囲気もありつつ、現在進行形だってことが伝わってくるアルバム。ファンタジーが強くて攻撃的な曲とは打って変わった、街中の一市民らしい曲もいいですよね・・・・・・と心から思う。リード曲や先発曲以外だと、混ぜると黒になる絵具は弾き語りも素晴らしいし、Maestroの歌い出しも好き。

BBHF1-南下する青年-/BBHF
彼らから目を逸らしたくないし、興味を失くしたくない、と思えた。希望ってああいう景色のことなんだろうな。

Bedroom Joule/[Alexandros]
部屋でぼんやり聴くのに適したアレンジを[Alexandros]も作ってくれていたというの、ありがたかった。おと、をかしは良い番組。いくつになればあんな洗濯機が買えるようになるんだ、と思う日は全然ある。

Muscle Memories/Arigarnon Friends
Band Camp Fridayに感謝。新譜も良い。Twin Jazzmaster Attack!!!!!!!!!←最高

A World Of Pandemonium/the HIATUS
これ聴いてイオン行って本屋を2時間彷徨って、なんにも買うものがなくて帰って寝てる日とかあった。夏。

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自分が中高生の頃でさえ、ロキノン系という言葉からシーン自体は遠ざかっていたように思うけれど、なんだかんだいって自分が聴いてきた曲ってほとんどがそこを起点としている。
当時の曲、そこから進んだ彼らの曲、そんな彼らが影響を受けたバンド、影響を与えたバンド、と時代の流れを感じながら色々聴き漁ることばかりが日々を保たせてくれた1年だった。

2022年春現在、記録したこれらの音源をどれだけ聴いているかというとなんとも言えないけれど、2021年に聴いた曲のうえで新しく聴けるようになった様々があるから、まあなんか、何らかは進んでいるような感じがしてうれしい。これからもそういう日々であれるように生活していたい。

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