その汚い手を二度と見せるな。/アメリカ民謡研究会
幼稚園の頃の記憶のひとつに、スマスマで粘土作品を作るコーナーを見ていた記憶がある。参加メンバーの粘土作品は講評されて、最後にひとつ?残るまで講評者に潰されてゆくのだけど、それがあまりにも残酷で、泣きすぎて眠れないぐらいだった。
作ったものが一瞬で壊されるあの目を背けたくなるようなことを、作者に心が無いとしていれば全然平気で出来るみたいなグロさ、それをこんなにもキラキラで寂しい曲調で表わされてしまったら刺さらないわけが無く。
クレジットには載らない程度、少額だけど支援をするときもあって、サブスクで聴いてるだけのアーティストに比べるとやっぱり多少は思い入れが多いかもしれない。
聴いてきた音楽とそのアウトプットの質感が全然違う一方で、曲に通う精神性は同じだったりもするのが面白い。タイミング見計らって、レコードを送ってもらえるプランに申し込もうかな、とか。
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