機動戦士ガンダムSEEDにおける人間の『もの』化と自己を巡る戦い
ひとつ前に、ガンダムSEED世界で描かれた「愛」と「存在の肯定」に関する記事を投稿しました。
本記事では、前の記事をまとめるにあたり後回しにしたもう半分、本作における人間の『もの』化に関して現時点での考えをまとめたいと思います。
人間の『もの』化については、映画FREEDOMの小説版(下巻)と特典小説『二人の逃避行』で言及があるものです。
それが一体何を意味するのか、どんな状態を指すのか。先の記事で提示した「いる」=存在、「する」=役割、のモデルを用いて考えてみます。
今回