名ばかり個人事業主

複業が一般化し、個人事業主として業務委託で働く人も増えてきました。
私もそういった活動の仕方をすることがが増えてきています。
が、最近はそうした活動のしかたが問題になるケースも増えてきていますので
一応知識として押さえておきましょう。

・“名ばかり(個人)事業主”がまかり通っている業界の闇
https://matome.naver.jp/m/odai/2155479724289322001

冒頭にもありますが、名ばかり事業主とは以下を指します。
“個人事業主と会社との「委託契約」「請負契約」という形を取って仕事をしていても、
実態は会社の指示命令で動いているのであるから「労働者」である、とするものです。”
*前述URLより引用

企業側は個人事業主と働くとこんなメリットがあります。
“残業代を払う必要がない(事実上の給料カット)
・仕事に必要な経費を負担させられる(事実上の給料カット)
・報酬をいつでも大幅に下げられる(事実上の給料カット)
・社員でないのでボーナスを払う必要がない(事実上のボーナスカット)
・契約をいつでも解除できる(事実上の解雇)
・休日に休ませる必要がない(事実上の休暇日数カット)
・社会保険、雇用保険、失業保険、労災保険に入らせずに済む(事実上の経費削減)
*前述URLより引用

しかし、仕事の依頼の仕方によっては、個人事業主は労働者となってしまい、
不利益を被ることも多いのです。
・参考:実態は「労働者」なのに…… 「名ばかり事業主」の苦しみとは
https://news.yahoo.co.jp/feature/1295

この辺が後々問題になって労使間で裁判沙汰になるケース、ちょくちょく身の回りでも起き始めています。
一緒にやっている事業がうまくいっているときは別になんの問題にもならないのですが、
大抵うまくいかなくなってきたときにこの手の問題が噴出します。
で、だいたいの場合、企業側は「いやいや、最初はうまくいってたじゃん!なんだよ急に!」といい
事業主側も「最初はよかったけど体よくつかわれてただけだわ!ふざけんな!」と喧嘩になっています。

はたらき方が多様になってきたが故のトラブルですね。遭遇場面なんだか非常に増えてきているので
自分も気をつけようと思います。
#フロカレ #研修メガネ

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