「いい子」とは大人にとって都合のいい子
なにかの本の受け売り。
「よく大人がいい子だねと子供を褒めますが、それは大抵大人にとって
コントロールしやすい、都合のいい子のことを指します。」
あーこれわかるなー会社でもそうだなーなんて思って印象に残ってます。
人事評価の場面で昔、苦笑いしちゃったのが
「○○さんは非常に良い方です!大切に育てたいです!給与UPで!」
というとある管理職。確かにその方の人柄は大変朗らかで人気のある社員でした。
ところがパフォーマンスは平均以下、直近の年間目標も常に未達。
さらにこの管理職、「彼はよくない!給与ステイで!」とかなんとか言ってたんで
その方の業績を見たんですね。するとこちら業績は非常に優秀。確かに若干癖のある人物だったけど。
この管理職を見て、おいおい、ここ遊び場じゃねえぞ、評価ってなんだかわかってんのかこいつは、
という感想を持ったことを今で鮮明に覚えています。
要するに、この管理職のいう「いい社員」も「自分にとって都合のいい社員」だったってことですね。
評価すべき人材、大切にすべきは一体どんな社員なのか。しっかりと見つめるよい機会でした。
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