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短編 新規事業あるある

「レピュテーションリスク」というコトバがある。

企業にとってのレピュテーションリスクとは、自社に関するネガティブな評判や噂が社会全体に拡散され、ブランド毀損や企業価値・信用の低下を招くリスクのことであり、これは企業経営にも損害を与える場合があります。

という事だ。

新しい事をするのは常にリスクがある。母屋である既存事業の人からたくさんのこのコトバが雨あられのように降ってくる。「たゆまぬ挑戦」という決算説明のコトバはどこへやら。

レピュテーションリスクを過度に恐れる方がリスクなのではないかと思う。
新しい事をやるために出島になった部署が四面楚歌になるというのは求められている姿なのだろうか。

彼らは何が守りたいのだろうか。
利益額が減ってもプライドの方が強いのだろうか。

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