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東洋経済の業界地図から気になる会社探し 36 建設機械

建設機械関連の会社です。売上の大きい上場会社を幅広く見たいと思います

コマツ【6301】売上3.5兆円 営業利益4,900億円
日立建機【6305】売上1.2兆円 営業利益1,300億円
※コベルコ、住友建機はそれぞれ100%子会社 共に売上約3,000億円

フォークリフト
豊田自動織機【6201】売上2.2兆円 営業利益1,200億円

クレーン
タダノ【6395】売上1,900億円 営業利益70億円 9ヵ月の変則決算

ちなみに世界一のキャタピラーは売上8兆円という巨大企業です。

レンタル
カナモト【9678】売上1,800億円 営業利益100億円
ニシオHD【9699】売上1,700億円 営業利益140億円

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コマツから見ていきます。


最初に未来の現場とは何かの図表があります。


そのための具体的アプローチ


海外売上が2000年頃より急増しています。


良品に国境なし


日本のHWスタートアップの学ぶべきお手本かも


ボストンコンサルティングが泣いて喜びそうです。


「ダントツ商品」っていいですね


日本・北米・欧州を伝統市場と言う名称で呼ぶのがユニークです。


各エリアの状況が細かく記載されています。建設=その国の国力ともいえるかもしれません


自動化のSTEPが分かりやすく書かれています。


ディーゼル内燃機関が終わり、水素への切り替え


面白い取り組みですね


役員は全員プロパー。女性常務がいらっしゃります。


生命保険会社が数社入っています。

次に日立建機です。


北米の枠組みが大きく変わったそうです。一気通貫で日立建機が関わる形式

スライドは綺麗なのですが、コマツの資料がとても良いせいか
他の企業でもありそうな図であまりピックアップしたいものがない・・・。


建機関連の新規事業というとハードルが高そうなのですがどうなのでしょう


第2の創業というより第4ぐらいな気がします

https://www.buffett-code.com/company/6305/governance

役員は何名か経産省や日立製作所から来た人がいます。


日立製作所の比率は25%に低減。

譲渡に関する詳細は以下

https://www.hitachicm.com/content/dam/hitachicm/global/ja/ir/library/results/docs/20220114-HCM-Press-release-J.pdf


続いてフォークリフト世界一の豊田自動織機です。


創業者の豊田綱領から始まります


2000年ごろから急激に伸びています。


本格的な海外展開は平成頃から


織機ではなく産業車両が現在のメインです


部門の比率


車体だけではなくソリューション販売もしています


意外にも電装関係も対応しています
同様に電池も


防災に関してかなり細かく対応しています


社長、取締役は2名のみ 社長が丸紅からの転職


トヨタ・デンソー・トヨタ不動産・豊田通商・アイシンで50%ほど保有

続いてタダノです。


なじみがなかったのですが、大型クレーン会社です。


社長・会長は元丸紅の方ですね


北米、欧州も大きな売上を占めています。


北米・日本で高シェア



鉄工所をやろう!


主要株主は銀行団です


創業から第一号製品まで約36年・・・

続いてレンタル会社のカナモトです。


社長メッセージがどのページに該当するか?と言う案内は新しいです。


創業は北海道。関東進出は80年代


国内の建設市場は70兆円 大きな市場です


防災・減災で15兆円


自然災害対応の為に裏で動いてくださっています


まるで防災白書


万博、リニア、TSMC 国内大型投資案件


防災白書かと思ったらアジア白書感が出てきました


カナモトさんが4名います

https://www.buffett-code.com/company/9678/governance

オリックスや銀行から来られた方が数名います

大株主でオリックスが2%保有

https://www.buffett-code.com/company/9678/mainshareholder


最後にニシオです。2023版がないので2022


コンパクト方針


最初は工場からスタート


大阪万博に大きな期待をよせるそうです


社長はニシオさんなので同族経営なのでしょうか


創業家・従業員など関係者の持ち株が多いようです

個人的にカナモトのレポートがマクロ部分を多く含むので面白かったです。


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