僕にとってスプラトゥーン2はクソゲーだったという話

(2019.09.28 追記: 内に溜め込むと精神衛生上ろくなことがないと考えてこの「井戸」を用意したため、思い出したことがあったら随時足していきます)

なんだかんだで強めのよくない感情がこもってうずまいてしまっているので、自分の管理下にある場所で吐き出して王様の耳はロバの耳メソッドしないとまずいなと感じたためしたためます。主観の強い自分語りです。

以下スプラトゥーンシリーズをプレイしている人だけがわかる単語が頻出しますが特に説明はしません。

先出しの結論

「僕がゲームに没入できるスタイルで」「僕に成功体験を与えてくれなかったから」スプラトゥーン2はクソゲーである。

思いっきりストレートなnot for meであってイカ側に悪いことはそんなにないんだと思う。でも恨み言はある。

イカにおける僕のスタイル

僕の主に使用しているブキはヒーローチャージャーレプリカになります。チャージャー使いではありません、ヒロチャー以外扱えません。なぜなら見た目が好きでこのブキを選んでいるから。ホタルちゃん派なので1の頃は「正統ホタルちゃんブキ」という思い入れも加味されていましたが、2のヒロチャーは1のそれとは別物なので本当に「顔がいいから」でだけ使っている状態です。

ギアはサブ性能アップを好んで大量に積みます。メインの射程距離より遠くに飛ばせるくらい積みます。これは前作から続けているもので、特に1のヒロチャーは遠投が乗るスプボムラッシュを持っていたのでナワバリでもなかなか使えるヤツでした。2でボムラを失い(そもそもボムピッチャーには遠投が乗らないので無意味)、サブのスプラッシュボムにのみ適用となった今でも、メインではアクセスしにくい定点を潰せるのでルールを選べば強いと判断し採用し続けています。単純に遠くまで飛んでいくボムが投げていて楽しいというのも大いにあります。

ガチマッチにおいてはエリア専です。というよりヤグラもホコもアサリもなんだか合いませんでした。ハイプレのあるヒロチャーはエリアよりもヤグラホコ向きなのかもしれませんが、僕自身がルールに順応できず。1でS+に到達したのもエリアだけやり続けた結果でした。

1から2で変わったもの

ここから印象論です。

1の頃は「手広く扱えるブキを増やせばより楽しめるゲーム」程度だったものが、2で「ブキを手広く扱わないと楽しむのが難しいゲーム」になったという印象を強く抱いています。もちろん不可能ではありません。チャージャーだけ持ってウデマエXに達している他人はいくらでもいます。けれどその場その時その環境の最適解を選べないと勝つことが=楽しむことが難しい傾向が2になって強くなったと感じています。

この傾向と僕の狭い選択肢があまりにも噛み合わなかった。僕が使うのはヒロチャー。もとより汎用性の高いブキではありませんでしたが、レギュラーにガチに、気軽に持っていけるブキではなくなりました。そのハードルを超えてねじふせるだけの実力は僕にはなかった。ヒロチャーで勝てなかった。

そも対人ゲーにおいて「勝つための最適解を選べない奴はマイオナ(?)であり論外」と言われるかもしれませんが、ここにいるのは自分と肌の合うスタイルでないとストレスでゲームどころじゃなくなる人種なので。知ったことかという話かもしれないがこっちだって自分でコントロールできる問題じゃないのだから「どうにかしてよ」としか返せません。こちとらモンハンでもソロ笛しか扱えない人間なんじゃ。まあ元々対人ゲーが向いていないのはわかっています。でもハマっちゃったゲームがイカ(1)だったんだからどうしようもないですね。

1の「手広く扱える〜」は、裏を返せば「選択肢が狭い人間でもある程度どうにかなるゲーム」であり、自分のやり方を受け入れてもらえる喜びが大きいゲームでした。でも2では受け入れてもらえなかった。1と2はまったくの別ゲーである、そう言ってしまえばそれまでですが、シリーズとして続いたものであるのも事実。2になって作品から「拒絶された」感覚は僕を苛んでいきます。

得られなかった成功体験

十分な勝利を重ねることができないので、もちろん僕はスプラトゥーン2で成功体験を得ることができませんでした。2400時間プレイしてXにたどり着けないどころかS維持すら難しい現況。「1ではS+までいけた」という(カンストでもねえのに持っていた)自負もかえってダメージを大きくします。

僕の勝ちたい勝ち方で勝ちたいレベルの相手に勝てない。つまんね。単純な話でした。

納得感のない勝敗と評価

前述の「ヒロチャーをメインで扱うには実力が足りず」「S維持すら難しい」という話、A帯が2におけるお前の実力だ、ということで完結するなら(心底イヤだけれど)それはそれで仕方がないと思います。しかし実力という単語を使ったはいいですがそもそもその実力が正しく測れている実感がまるでありませんでした。

「いや言うて結局は勝敗とその結果のウデマエがすべてであり明確な指標だろ」と言われるかもしれませんが、S+3へたどり着いたあとにAまで落ちる経験をして同じこと言える? 言えるか? 僕は言えませんでした。

S+3→Aはもっとも極端な事例ですが、3段階ほどのウデマエ上下はわりと当たり前にあって、とにかく一箇所に収束してくれない。体調の変化や多少の運で説明するには振れ幅が大きすぎる。自分の実力が迷子になっている。与えられた結果に納得感が得られない。つまんね。

ただこれに関しては同じような境遇の他人をまるで聞かないので、ゲーム側の問題というよりは僕側の問題の可能性が高いのですが、どちらにせよ原因がわからないからただただ気持ち悪くて仕方がありませんでした。今からでもいいから誰か原因を教えてほしい。本当に。

コミュニティの変化

これに関してはイカ側は本当になにも悪くないし、誰も悪くない。ただただ不運だっただけです。

1の頃から足を突っ込んでいたスプラトゥーンコミュニティがあるのですが、1から2にかけて平均的な実力と、それに伴う価値観がだいぶ押し上げられました。「(1の)S+に行けた? すごいじゃん」程度だったものが「X行けて当たり前、むしろX下位はザコ」くらいになりました。個々人の上達はもちろんメンツの移り変わり、またレギュラーよりもガチマッチ志向になっていったことによって起こったものだと思われます。

当然僕はこの流れについていけませんでした。1の頃は楽しかったコミュニティがそうではないものになりました。

(とはいえこれ自身がコミュニティから距離を置くようになった直接の原因かというとそういうわけでもなく。その上で上手い人が上手い人同士でだけ遊びたいという態度を隠さなくなったとか、特定ブキやその使用者に対するヘイト発言が行きすぎて気に障るようになったとか、まあ、いろいろありました)

その他の不満

先述の「手広くしないと楽しむのが難しい」要素、他にもあると思っています。ガチマッチのルールです。

2になってガチアサリが追加されました。3ルールだったものが4ルールに増え、単純にひとつのルールをプレイできる機会・可能性が減りました。エリア専の僕にとっては結構な痛手です。全ルール満遍なく楽しめる人ならなんの問題もないのでしょうけれど。

というわけで

スプラトゥーン2は僕にとってはクソゲーでした。

で、どうしてるかと言うと「クソだと思うならやめろよ」「うんやめ……もうほぼやめてるわ」って状態になっています。実質的に。思い出したように時折プレイはしますが、1の頃の寝るのも忘れて連日熱中していた頃と比べれば毛ほどのものです。実は2でも後期のフェスはなかなか楽しめたこともあるのですが、それも終わってしまったので。

イカの世界観は大好物なので、続編が出たら買うとは思います。けれど一人用モードをひととおり終えたあと、残されたメインコンテンツをどう消化していくかはわかりません。

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