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情報の洪水の中で

 Twitter、テレビ、新聞、雑誌と私たちの生活は情報にあふれている。最近はフェイクニュースの出現により、情報量だけではなく、その信ぴょう性についても考えなくてはいけない状況だ。NEKO PARTNERSも情報を扱うプラットフォームである。情報をどのように扱っていくのか、少し考えていきたい。

 NEKO PARTNERSのメンバーの皆様から「情報プラットフォームをどう活用したらよいかわからない」という質問が寄せられたことも多い。確かに、たくさんのテーマ分類があり何をみたらよいかわからないと感じるかもしれない。しかし考えてみていただきたい、皆さんがインターネット通じて検索して得られる情報は無限といってもいい。例えば「石油 価格」とGoogleで検索するとニュース関連だけで100万件ヒットする。英語にすると1億件になる。NEKO PARTNERSのプラットフォームではその日見るべき良質な情報を厳選してメンバーの皆様にお届けしている。

無題

 とはいえ、投資をはじめたばかりだと厳選しているニュースだけでも追っていくのが大変だと考えてしまいがちだ。せっかくだから利用しなければいけないと不安になることも多いだろう。そんな方にはまず情報にアクセスすること、そのものについて考えてみていただきたい。学生の頃よく「わかるとは、わけられることだ」と言われたことを思い出す。情報を丸呑みするのではなく、咀嚼することが大事なのではないか。

 では、どう情報を取り扱えばよいのだろうか。以下の①~③の手順を繰り返す中で自分なりの情報の取得方法をじっくり確立していけばよい。
①情報取得の目的を検討する
 なぜ情報を得ようとしているのか。何を知りたいのか、知るべきなのか。
②情報源を選定する
 ①を実現するために必要な情報は何か。適切な媒体は何か、具体的に必要な情報の項目は何か。NEKO PARTNERSであればどのカテゴリか、どの専門家に聞けばよいか。
③情報を整理する
 ①②はフィルターとなり自分にとって必要そうな情報に限りアクセスできているはずなので、その中で得られた情報が伝えている事実は何か、その事実から何が読み取れるか、関連するほかの事柄は何かと考えていく。
 また、たとえ自分が注目していなかったニュースがあったとしても、NEKO PARTNERSのプラットフォームであれば専門家が注目することで気づきを得られる。そして専門家がどのようにそのニュースを捉えているのかがわかる。こうして自分の情報取得の判断基準を磨いていくのである。

 NEKO PARTNERSではBloomberg等を活用しながらリアルタイムで市場に影響を与えうるニュースを会員の皆様に配信している。投資にかかわる世の中の出来事を知る際にはNEKO PARTNERSをご活用頂けたら幸いである。

Fumito Iwakura
NEKO PARTNERS / Managing Director
https://neko-partners.com//

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