見出し画像

雪歩Pが はんげつであえたら を振り返る

 [更新記録]
  2024.5.2  リリース

⚪︎序文
 2024年3月に行われた雪歩と真のツインライブ『はんげつであえたら』。
 今でも印象に強く残る斬新なライブでしたね。
 私は現地3公演参加しました。たくさん泣きました。
 現地前橋は岐阜からは4回乗り換えで遠かったですが、本当に行って良かったと思っています。東京駅から初めて新幹線乗り換えは緊張しました。
 ここでは、私が感じたことを備忘録としてまとめます。

⚪︎全体を通して

1、作り込みの丁寧さに感動
 はんげつは隅から隅まで丁寧な作りをしていて視聴者を大きな感動の渦へ巻き込みました。会場入ってすぐ感じたのはステージの作りが凝っていてさながら中世ヨーロッパにでもタイムスリップしたような、普段のアイマスライブと遜色ない[動]な舞台装置の一方で基本的に波の音しか流れない[静]なライブ会場。はんげつという世界に入りやすい工夫がされていました。
 はんげつの世界に入りやすくするために欠かせないのが開演5分前に流れるブザー音とゆきまこのアナウンス「ホワイエにお集まりください」。はんげつという1公演をゆきまこの2人が観客に向かって演じるためのこのブザー音とアナウンスは、普段我々がプロデューサーとしての立場から2人の舞台を見に来たお客さんという立場に切り替え、まるで劇場に来たかのような感覚に陥らせます。今回のライブではプロデューサーではなく、ファンの皆さんとゆきまこが言っていたのは、このはんげつの物語を深く知ってもらうには一度我々がプロデューサーという立場を忘れて真っ白な状態でこのはんげつ向かい合う必要があったからではないでしょうか?
 そしてはんげつ本編がスタート。OPムービーと開幕のシナリオが今回、はんげつで大変重要な役割を持っていました。この2つの役割は、①各公演タイトル「友藍」、「悲藍」、「純藍」の入り口であり、視聴者を各世界へ引っ張り閉じ込めさせる役割 ②強い印象付けを行うことでその後の披露曲の受け取り方をその公演タイトルに向けさせる役割 ③披露曲が公演のストーリーだとすると、そのストーリーを上手く動かすための着火剤のようなもの であると考えます。実際、このOPムービーと開幕のシナリオのお陰でその後の披露曲で歌詞を噛み締めながら聴けるようになったし、各公演の世界に浸ることができたし、悲藍ではストーリーを思い出してたくさん泣いた。
 今回の披露曲はただのライブセトリとして考えるのではなく、なぜこの位置だったのか、なぜこの曲が選ばれたのかを考えたら、本当にこのはんげつの作りが丁寧であると実感します。はんげつは今回の選曲としてその曲の歌詞が各公演に紐づけられていることが多く、逆に言うと披露曲の歌詞を噛み締めながら各公演を聞くとより楽しめる仕様になっているため、普段のライブでは味わうことのできない、一つの曲でも3通りの味わい方や歌詞を噛み締めながら聴くことでまるでその世界にいるような錯覚等、今までに無いアイマスライブの参加方法だったかなと思いました。
 最初のブザー音から最後のEDまで全てが一貫して一つのストーリーになっている。そして披露曲一つ一つがこの物語を綴るページになっていると気付いた時脱帽感、はんげつは実によく考えられている構成である。

2、楽曲の強さと変化球
 新曲Harftoneが披露されて強さに圧倒されたことは印象に強いが、今回ゆきまこで歌う既存曲もそれはそれで強いし新たな味を生み出していたと思う。9:02PMでは2人のハーモニーが素晴らしく、一つの芸術作品であるかのようだった。
 また、既存曲とはいえ思わず予想セトリを投げ捨てるようなチェリーやiも強かったし、真ちゃんや雪歩のソロ曲でも可愛いもカッコいいも両方網羅されたセトリで欲張りになっちゃえと言わんばかりのはんげつスタッフのアイマス愛には完敗(乾杯)した。
 雪歩に至っては今まで現地回収できなかった思い出の曲Kosmos,CosmosやALRIGHT*をこのはんげつで聞けたことは一生の思い出になる。はんげつには今でも感謝で一杯である。

3、間の取り方が秀逸
 はんげつは間の取り方がよく考えられていた。特に悲藍のOPストーリーが途中で切れた後の間。この先どうなってしまうんだろうと考え、注目する時間を与えてくれた。計算された間が取れるのは今回のはんげつが成せる技だった。

4、協賛がない理由とエンドロールクレジット
 今回、ライブ前の協賛読みが無かった。2人が一つの公演を執り行うというコンセプトだからだろう。普段のライブと違った演出で良かった。協賛読みが無かった分、エンドロールクレジットで出ていたが、全て英語表記だった。英語表記にすることであくまでもメインは映像(ゆきまこの2人)であることを示している様だった。実際、英語表記のクレジットは読まないと分からないし、だからその分映像に目が行くんだろうなと思った。工夫されている。
 前橋市と平田さん、あずみんのクレジットに会場では拍手が起こった。後に行われたオーコメ放送では、Special thanksに平田さんとあずみんの両名がこのSpecial thanksで名前が出たことに嬉しさを感じたという。最初から最後までゆきまこの両名が主役であることを貫き通すための工夫が実にニクい演出である(褒め)。
 最後に出た3.0visionには衝撃を受けたし、同時に大きな可能性を秘めていると感じた。

5、モデル
 配信と現地ではモデルや衣装が少し違う。光でアイドルを現像する現地では配信より滑らかで、終始そこにゆきまこの2人がいたかの様に見えた。衣装も透き通っていて綺麗だった。配信モデルの方はこれからの技術の進歩に期待。表情が増えると良いな。

6、前橋市
 前橋市さん、タイアップありがとうございました。ころとん、可愛かった。

7、久しぶりに見た、変わらぬ765Pの姿 
 765P、信頼しかない。ペンラの色、振り方の統一感、ライブ参加のスタンス、途切れぬコール、PPPH前のせーの!の掛け声、新曲なのになぜかコールが完成されている技術力、話が弾む名刺交換時のトークと担当愛。765Pはいつまでもお手本を見せてくれる。本当にありがたい。


それでは、各公演について語るとするか。

⚪︎友藍

 1公演目。765P世代に刺さりまくるセトリ。あまりの衝撃にライブ後、1時間は連番者と話すことができなかったし、何も考えられなくなってしまった。はんげつが独特なライブだったし、披露曲が強くて、雪歩曲がこんなにも現地回収できて、とにかく2時間の公演とは思えない濃厚なライブでした。

⚪︎序章 
 ゆきまこのナレーションが秀逸すぎて一気に物語の世界に引き込まれた。(声優ってすごい)触れ合うことができない2人。影の王の人としての強さ、改めて見るとここでも見られますね。まさかあんなこと(悲藍、純藍)になるとは。
 最後のはんげつのロゴが出てきた時の存在感とここまでの物語としての一区切りに、私は既にはんげつが名作であると悟りましたね。

⚪︎キミはメロディ
 これ初っ端来るとは思わないじゃん!そして1番からコールできる765P、流石です!懐かしいですね。「君と紡ぐメロディ」なるほど、これは友藍だ。現地ではゆきまこの2人を映し出す3Dモデルを光で演出するため、背景は黒一色でしたが、配信を見ると翼が舞ってたりと技術の進化を見て取れます。昔のアイマスゲームから見るとできることが増えたなって。

⚪︎自転車
 サンリッチカラフル!!!チケット外れたから聴けてよかった!!!(声出しも今回は解禁でしたし)今回はゆきまこverの自転車ということで、ゆきまこが荷ケツして自転車乗ってると妄想したらとても萌えた。雪歩の自転車ロングverで聴きたいな。好きだあああ!の所、雪歩が好きですぅ!!!っていうの、実に雪歩だなぁ(ニヤリ)。自転車、何回聞いても好きだ。

⚪︎何度も言えるよ
 あああああああ!!!!(終了のお知らせ)
 回収したかった曲きたああああ!雪歩!コールできてやっと雪歩、やったよ!
 コールも覚えていた。泣かないようにコールした。
 「誰よりも貴方を見てたよ」←影の王子に向かって言った言葉だとすると、この曲選んだの、正解すぎる。

⚪︎MC1
 通常のライブとは違って事前に台本作らないといけないから内容や間を考えたりするの、大変だったんだろうなぁ。最初に真ちゃんを呼ぶ雪歩のシーンが実にリアリティがあって雪歩がそこにいたような感覚がして幸せでした。真ちゃんが出てこない時に焦らずに「皆さん、元気が足りないようです」って言ったの、強くなったな、雪歩。
 真ちゃんが出てきた時のゆきまこのやりとり、距離近くない?
 ここで「曲や歌詞に注目してくださいね」と真ちゃんが言ったお陰ではんげつはとても楽しめました。

⚪︎アマテラス 
 待ってました。あずみんが1番好きなアイマス曲。
 ゆきまこのレスポンス尊い。大好きだよ。
 現地ではAメロに合わせて拍手するPさんもいました。配信では音拾われてなかった。  
 両毛線って言われてる電車のところ好き。
 アマテラス ミリシタverもよろしく。

⚪︎待ち受けプリンス
 やるんですか、この曲!!!!?????全くの予想外。
 王子だから待ちプリ?めっちゃ盛り上がったなぁ〜
 中和、中和のところやサビのところのペンライトの動きやコールGO×4!の統一感、楽しかった。
 画面のハートシャワーは現地上モニターで見れました。
 真ちゃんの「お迎えに来たぜ」←指の動き好き
 雪歩の「俺について来いよ」←雪歩の俺!?!?でもあざと可愛い。←きゅってしたな!ああ、きゅってしたな!
 真ちゃんの「聞かせて(HAN)」のキレの良さ。
 間奏のゆきまこの絡み、サンリッチの平田さんとあずみんを思い出す。
 雪歩の「うそつき」←何回聞いても胸が痛む。何回聞いてもダメだ、これ。このうそつき聴けただけでもライブの元が取れる。これ、収録は5パターンあったらしい。フェチ川さん、5パターン聴いてるとは、独占禁止法に触れますよ。


⚪︎チェリー
 セトリを予想することを諦めた。予想外すぎるわ。
 春風満帆は来るかもしれんと事前に予想してたけど、それを超えるチェリーですよ。
 原曲はもちろん、トラビのチェリーも知ってたから来た時バンザイですよ。
 周りが着席するから何かと思ったけど、最初の起立、気をつけ!だったんですね。間に合って良かった。
 チェリーはもちろん新録。本当にチェリー来たんですよね。嘘じゃ無かったんだよね…。
 ストーリーとしては関係性は薄かったものの、友藍というタイトルには相応しい一曲。今回のはんげつスタッフの引き出しの多さに脱帽です。
 ずっと待ってたんだよ!雪歩、真が出るライブを、ずっと待ってたんだよ。
(あずみんは初星不参加でサンリッチは私現地外れたので尚更)

⚪︎First Stage
 筐体アイマス雪歩のソロ曲。今回聴けなかったら次いつ聴けるのレベル。
 First Stageは歌い分けがよく考えられている。まるでS4U(箱マス)。
  2番初めの雪歩パート、最初の頃の雪歩思い出しちゃって泣いちゃった。
 ステージも薄い青や紫、白の3色のみでシンプルで好き。
 「私素敵な人になります」雪歩、お前…。雪歩の芯の強さ好きです。

⚪︎edeN
 ここで熱い曲来たか。edeNは純藍で化けたのでその時に語ります。

⚪︎MC2
 序盤の会場の笑いは多分、「予想外すぎるわこのセトリ!」だと思う。
 会場の回って〜 が1つ遅れたのは今回のライブ形式特有のものだから面白かった。雪歩はとことこって回るの可愛い。真ちゃんは家で練習してるのかな?回るの上手かったね。透明感のある今回の衣装好きだな。
 現地Pの起立、気をつけ、注目で固まってたの面白かったな。注目長かったwwそのあとちゃんと礼してたの偉い。

⚪︎エージェント夜を往く
 ミリ10thAct.3-Day2の再来。色褪せない名曲。とかちつくちて。配信のコメントのニコ厨率の高さ、好きやで。
 もしかして、Act.3ははんげつの伏線だった…?まさかな。
 はんげつの夜にマッチする一曲。こういう曲を令和のライブでやってくれるの、助かる。やっぱ初期曲いつ聴いても良い物だ。

⚪︎9:02PM
 あずささんソロ曲。これを2人で歌っても形になるんだなって思った。ゆきまこの9:02PM化学反応。ハーモニーが素敵。選曲と平田さん、あずみんのアイドルをイメージした歌い方、素敵です。ゆきまこ9:02PM、1人でも多くアイマスPさんに聴いてもらいたいですね。ほんと良い化学反応起こしてるから。
 会いたいも(ピカッ)っと(ピカッ)のライトの照り方とそれに合わせた現地Pのペンラの振り方の一致が良かった。

⚪︎First Step
 現地未回収曲だったFirst Step。普段アイマスライブだと披露曲が制限されてしまうから、今回のライブではFirst Stepも披露することができる。これが3.0visionか。アイマス2やってたPさんの報われた音がした。雪歩、強くなったもんな。立派になったよ、雪歩。はんげつを通して強く、そう思った。

⚪︎My best friend
 アイマス老人会楽しすぎない?これも歌い分けがよく考えられている。
 1番真「自転車で2人走ったよね」←友藍最初の自転車の伏線
 2番雪歩「ほんの少しの勇気あればあの星みたいに輝けるよう」←雪歩そのもの&光の王子の様子
 2番真「メールにメロメロ」←のメロメロの所真ちゃんの可愛さ出てきたわね。良いぞ、もっとやれ。
 ラスサビ前の「好き好き、大好き」から見られる濃厚なゆきまこ、これは今回のライブ形式だからこそ見れる光景ではないのでしょうか?

⚪︎The world is all one!
 バンフェス1st以来かな。コールは自然と覚えている。765曲は比較的シンプルなコール曲だから、そこが良い。
 空をモチーフとした曲だからはんげつと関係している。後半で持ってきた意味は、このざわわん、友藍が最初から最後までtrue-endまでとは言わないが、離れていても友として永遠だよという2人の王子の共通認識を持った曲としてあるのかなと考える。離れた場所にいても2人の王子は時折空を見上げてこの曲を口ずさんでいるのかな?

⚪︎Harf tone
 新曲。強い。CD聴いてくれ。これも純藍で語ります。
 初披露なのに既にコールが完成されつつあるHarf tone。765Pが持つ経験となせる技術か。


⚪︎おもいでのはじまり
 アイマスライブ初披露曲。やっぱりはんげつスタッフ、引き出しが広すぎる。歌詞に「空」や「世界で1番の君で会えたんだ」がはんげつに沿っていて、この曲を引き出してきたはんげつスタッフ、凄すぎるよ。

⚪︎My song
 実にEDに相応しい曲と思うと共に、大宇宙を思い出した。ゆきまこ2人の綺麗なハーモニーで心を震わせる一曲。
 最近のアイマスライブでは珍しい、しっとり曲での締め。

⚪︎悲藍  

 Day2-1 悲藍。悲藍は3公演の中で最もストーリーと選曲が密接な関係となっていて、完成度が高い公演となっていると感じた。序盤のストーリーが以降の楽曲の歌詞を引き立て、今まで何気なく聴いてきた曲にここまで初めて感情移入できたこと、世界観を想像して泣いたことは今でも深く記憶に残っている。共通曲の縛りがありながらも共通曲を中盤に持ってくることで絶望→煌めく思い出→絶望という落差を生み出していて、素晴らしい。

⚪︎OP
 平田さんとあずみんの王子役が見る物を王子に感情移入させるから、声優ってすごい。途中で切られる冒頭のストーリーに鳥肌が立った。

⚪︎relations
 初っ端友藍では披露されなかった曲だし、ゆきまこ以外の美希曲が来るとは思ってなかったので、早速予想セトリをぶん投げた。いきなりのrelationsは痺れたね。そりゃネタバレになり得る会場限定CDに収録されていない訳ですわ。
 友藍とは180度違うぞということをアピールするrelations。「じゃあねなんて言わないで、またねって言って」まさにOPで離れ離れになってしまった2人の王子の心境を現していて胸が苦しくなったし一曲目で泣いた。序盤のストーリーずるじゃん。泣かせやがって。
 サビの2人に寄っていくカメラワークが某音楽番組を思い出して良かったし、relationsの時の光源(モヤモヤ?)が紫統一で2人の関係に暗雲を掛けるかのような演出で良かった。
(閑話休題)
 コールの追っかけは2番だと配信コメントで気づいたのはこのnoteを描いてる途中だった。普通に1番からコールしてたよ。あと、配信コメントがニコニコ使用すぎてて草w「うーわっほい!」ってrem@sterシリーズじゃないかw
現地勢と配信勢では違った見方してたんだなって思った。(765ニコマスP民存命で嬉しい限り)
 真ちゃんのキレのある歌声、雪歩の透明感のある歌声、最高でした。


⚪︎inferno
 サンリッチカラフルの再来。relationsに続く強火力曲。炎のエフェクト、世界の終わり。高速詠唱の時の真ちゃんの雪歩に手を差し伸べるけど届かない距離、悲藍。


⚪︎迷走mind
 悲藍の中で影の王子がもがき、苦しむ曲その1。先程までのユニット曲からのソロ曲を歌唱で影の王子の苦しみを演出していて(光の王子は遠く行ってしまったから歌えない)曲の使い所が上手い。

⚪︎MC1
 相変わらず雪歩と真ちゃんの距離が近い。ゆきまこ最高。

⚪︎Harftone〜First Stage
 ここで共通曲をキミメロ以外を全消化。全ては最後のBAD-ENDの為の準備。特にFirstStageの歌詞は友藍と悲藍で受け取り方が変わったので面白いですよね、はんげつであえたら。

⚪︎MC2
 雪歩の「食べてない↓よー↑」 めっちゃ好き。次の純藍公演との時間が2時間もなくて短かったので事前に何か買っておけば良かったな。食べる場所…少なかったよね…。

⚪おもいでのはじまり〜9:02PM
 友藍参照

⚪︎静かな夜に願いを…
 雪歩のバラード曲の一つ。初披露。雪歩のバラード曲は雪歩が持つ清楚さ、芯の強さが見えるから雪歩独特なもの。ラスサビの雪歩が下向きながら歌うシーン好きだな。
 2番のギターとベース音好き。

⚪︎MC3
 「765プロのみんなのこと」←心の中でガッツポーズ

⚪︎edeN
 友藍と悲藍でどうしてこんなに捉え方が変わってしまうのか。edeNって失恋の曲でしたっけ?(褒め言葉)

⚪︎LOST
 光の王子が影の王子に宛てて歌った曲。だからLOSTは雪歩ソロで来た。LOSTがあったから後のtearに莫大なバフを掛けた。雪歩ソロのLOST切ない…LOSTは過去何回か披露されたけど、この機会に歌ったLOSTはシチュエーションにピッタリで格別である。光の王子の「ごめんね…」は胸にくる。

⚪︎tear
 影の王子が光の王子に向けて歌った未練ある苦しい一曲がこのtear。LOSTに対するアンサー曲。はんげつスタッフは鬼なのですか?
 最初のストーリーとこの苦しくもがいている影の王子の苦しみを表現する真ちゃんの歌がダイレクトに伝わっていて涙なしには見られなかった。胸が苦しくなって泣いた。担当していない真ちゃんの曲でこんなに泣いたのは初めてだった。はんげつで最も歌詞が化けた曲がこのtearだと思っている。「1人きりじゃ広すぎるこの世界」辛すぎんだろ…。
 影の王子の未練の強さ、純藍で報われて良かったな…。

⚪︎MC4
 tearからのきゃぴぴるん真ちゃん 落差が大きすぎませんかw
 真ちゃんの緊張に打ち勝つためのイメトレに食い気味になる雪歩好き。きゃぴぴぴぴーん、まっこまっこりーん!って聴こえたよな?(幻聴)後の雪歩の真顔も好き。でもその真ちゃんを認めてる雪歩が印象に残った。

⚪︎Little Match Girl
 個人的にはこれ聴けて嬉しかった。改めて17歳組がLMG歌ってるの凄いよな。

⚪︎ED〜キミはメロディ
 これは個人の解釈によって意見が分かれそう。アーカイブやTwitter見て、そういうことかと気づいた。
 ただ一つ、「月に行こうか」が純藍の伏線だったんかなぁって純藍見た後、思った。

⚪︎純藍

 思い出ボム炸裂とはんげつを締めくくるのに相応しいセットリスト。

⚪︎OP〜キミはメロディ
 悲藍と純藍のストーリーが逆になってて(今度は影の王子が遠くに行ってしまう)泣いてしまった。運命って残酷。でも影の王子の強さは想像以上な物でした。

⚪︎MC1
 「まことちゃーん」、「ゆきほーーーーー」全力で声出せて良かった。現地でゆきまこ見れるの久しぶりだったから。
 「もし、良ければ歌の中で雪歩って応援してもらえたら嬉しいです」←純藍のどこかで来るとは分かっていてもいざ来たら崩れるやつ。まるで×刑宣告。終わった。頭抱えた。そりゃ嬉しいもん、この曲来たらさ。

⚪︎ALRIGHT*

 ALRIGHT*披露、本当にありがとう!

 直近ではミリ10thAct.3で披露も雪歩単独としては現地で聞くの初めてだったし、アニマス3話を見て雪歩担当を決めた日から長い年月が経って、1番好きな雪歩曲であるALRIGHT*を雪歩が歌って踊っている姿を見れたのが本当に幸せでした。嬉しくて泣きました。ラスサビ前のCメロが泣かせてくるんですよ…ほんと。雪歩だなって。
 序盤のいえええい!は新録。からのピアノ音だけで泣けてくる。アニマス3話の雪歩から13年経ってこの場で披露されたALRIGHT*が雪歩の立派になった姿を映し出していてほんと、立派になったよな、雪歩。
 「雪歩!」「せーの、はーい、はーい、はいはいはいはい!」「PPPH」泣きながら全力でコールした。この日をどんだけ待っていたか。
 ALRIGHT*を現地で雪歩の元で聴けたのが担当していてこれほど嬉しかったことはない。

⚪︎待ち受けプリンス 
 ALRIGHT*で泣いてたのに直後待ちプリは流石に笑ってしまった。落差激しいって。
でも楽しかったのでOKです。GO!GO!コールめっちゃ楽しかったな。声出しアリで良かった。

⚪︎キミ*チャンネル 
 「はんげつで可愛いもカッコいいもみんなが見たいアイドルの姿、全部お見せします!」というはんげつスタッフの本気がここに。真ちゃんジャンプ良いよね。真ちゃんの可愛い要素をキミチャンで表現してくるとは、参りました。

⚪︎i(アイ)
 チェリーと同じく冒頭からの確定演出。セトリを捨てたはんげつ曲シリーズ第三弾。ハッピーエンドへの道標(みちしるべ)となるiも歌詞を紐解くとこれも歌いわけが考えられているし、空も入っているからはんげつと関係してる。
 アイマスSPのDLCだったよね、i。アニマスでも流れてたし、懐かしさに嬉しく感じました。

⚪︎9:02PM〜おもいでのはじまり
 「そ」こは、友藍参照で。

⚪︎MC2
 私は萩原団でした。現地のみんなで団結したMC2は765Pの熱さと堅い団結力を感じましたね。紅白応援V来るかとざわつきましたが、(私もすごく期待してました)流石に人数不足でしたね。またの披露、楽しみにしています。

⚪︎チアリングレター 
 ここからはんげつ純藍true-endへのストーリーが始まる。影の王子が光の王子にお手紙を書いたのかな?(ちなみにチアリングレターは真が真自身に送った曲である)久々に聴いたけど歌詞が温かくて好き。真ちゃん、歌上手くなったよね(n回目)歌の表現力?の幅が広がった気がする。

⚪︎MC3
 雪歩の手紙。真ちゃんの反応も相まってゆきまこ尊いよな。良いライブだった。はんげつ、ありがとう。

⚪︎edeN→Harftone→Kosmos,cosmos→VOY@GER
 はんげつであえたらのストーリーをこの4曲で完成させたの、偉い。その為にこの4曲を最後まで温存させたのか。
 edeNという夜で2人(光の王子と影の王子)が再会し、Harftoneでお互いの気持ちを強く感じて月に行くという覚悟を持ち、Kosmos,Cosmosで宇宙を拓き、VOY@GERという宇宙船で月へ行く。たった4曲アイマス曲だけで物語を作ってしまうこのセトリの強さに最大の賞賛を贈りたい。
 Harftone、現地Pのコールの完成の速さにはやはり今までの経験値がなせる技か。ゆきまこで激しい曲は意外でしたが、この強さと火力、とても好きです。ゆきまこの強い絆がHarftoneという曲を完成させて(歌いわけも最高なんだな、これが)、希望を持たせる。今回だけの披露では実に惜しい、またどこかで披露して欲しい熱い曲。inferno同様、Harftoneも雪歩が強い曲歌えて、嬉しかったし、曲も好きです。
 Kosmos,Cosmos、雪歩オンリーのKosmosはまるで今いる地球を飛び出し、そこには宇宙しかなく、宇宙のみが体を包み込み、広がる宇宙にいるかのような錯覚に陥らせる曲でとても好きな曲なんですが、今回は真ちゃんも歌ったことにより、宇宙がより広がり、重量感のある物になったと感じました。宇宙に引力が実装されたな。ゆきまこ大宇宙は新しい感覚でした。ちなみに今回のKosmosはMA3仕様かと思ったけど、雷の音MA3で入ってたっけ?
 VOY@GER初回収が担当という奇跡。やりましたよ。このイントロ来た時は何の曲か分からなかったけど、いち早く察したPがUO折ったり歓声上がったりと現地のボルテージはMAXでした。いや、改めてアーカイブで聴くとよく来たわ、VOY@GER。拍手。ゆきまこのVOY@GER、2人のハーモニー、何回も聴きたい。是非CD化してくれ。
光やモニターの演出も凄かった。Aメロ歌い終わった時に「VOY@GER」の赤いロゴがデカく上のモニターに映った時の衝撃は今でも忘れられん。あと、5ブランドの光、偉い。至る所にはんげつスタッフの愛というか気遣いが行き渡っている。
アーカイブの方ではさらに映像に力入れていて適切な褒め言葉が思いつかないほど至高を超えた何か。アイマス3.0の大いなる可能性を感じた。
 もう一度最後に書くが、この4曲で物語を作ったはんげつセトリ、唯一無二の強さ。
 この公演だけアンコールの声が公演の余韻と拍手によって遅れたこと、その後の会場皆んなで揃え、大きな声のアンコールは、このはんげつ公演の凄さを物語っていた。(アンコールの入りが早すぎと近年思っていたので、これは凄いことです)


⚪︎まっすぐ
 ニコマスではおなじみのまっすぐさん。来るだろうと思っていたけどいざ来るとあああってなる曲。MC後の暗幕からまっすぐが流れる直前までの心拍数は相当高かったに違いない。
 765Pとしてまっすぐをこの機会に聴けたことは嬉しかったし、私にとってこのまっすぐは青春の一曲でもあったから思い出ボムがやばくてずっと泣いてた。だって思い出のある曲を雪歩が歌ってくれたし、真ちゃんも歌ってくれたし、好きなゆきまこで歌うまっすぐだよ?アイマスずっとやってて良かった。まっすぐが終わったら泣き崩れて顔を上げることができなかった。はんげつに来れて本当に幸せだったな。 
 はんげつで披露されたまっすぐという曲がこの3公演の締めとなる曲という位置付けで、765Pなら分かるだろう。アニマスの春香を呼ぶシーンで使われたり、ゲーム版アイマス(xbox,sp)のエンディング曲である。実にいい締めではないか。多くの765Pがこのまっすぐを聴いて救われたと思う。
 まっすぐ、最高のエンディング。また披露お願いします。
「輝いた未来、まっすぐにね」2人の王子が逆境を跳ね返し掴んだ未来、true-end。


⚪︎最後に

 普段、Twitterの名前を変えないんですが、今回はアーカイブが終わるまで「はんげつであえたから」と付けました。はんげつは私にとって救われたことが多かったし、公演として非常に完成度の高い物でした。
 はんげつであえたらで味わった感動は間違いなくこの先も記憶に残ることでしょう。この先も今回のようなライブがいろんな方面で、そしてもちろん765プロライブとして披露されることを心から楽しみにしております。


アイマスPやってて本当に良かった!
はんげつありがとう!アイマス最高!

終わり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?