Tomock

こころのなかで旅したり、散歩したり。 文章だったり、絵を描いたりします。

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いま、扉のまえにいます。

わたしのなかには扉があって。 その扉はものすごく重いお城の門とか、 ダムみたいな感じで、 この扉絵を開けるとここからものすごい勢いで 中のものがあふれ出してしまい…

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1年前
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おとうふの絵がよかった。

おとうふの絵がよかった。 水に浸したおとうふと、 まな板のうえのおとうふ。 賽の目切りになって、くずれた おとうふもよかった。 描かれたおとうふたちが、 なんだか誇…

Tomock
1年前
いま、扉のまえにいます。

いま、扉のまえにいます。

わたしのなかには扉があって。

その扉はものすごく重いお城の門とか、
ダムみたいな感じで、
この扉絵を開けるとここからものすごい勢いで
中のものがあふれ出してしまい、
すぐには閉じられなくなります。

当たり前のような生活が送れなくなる不安があるのです。

自分が守り育てる側になった時、
この「絵を描くときのこころの状態」はとても危ういものでした。

それでもたまに開いてしまうことがあって
そうす

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おとうふの絵がよかった。

おとうふの絵がよかった。

おとうふの絵がよかった。

水に浸したおとうふと、
まな板のうえのおとうふ。
賽の目切りになって、くずれた
おとうふもよかった。

描かれたおとうふたちが、
なんだか誇らしげに見えてしまった。
とても尊いおとうふたちだった。
というより、絵の中のおとうふをみて、
おとうふというものが
尊いものだったことに気付かされたのだ。

かえりのバスで、オバチャンふたりが、

「しゃしんみたいだったわぁ、しゃ

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