![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128513110/rectangle_large_type_2_59fe037de97edf9a03450d71375d82c4.jpeg?width=800)
スランプの在り方
最近、絵を描こうとするが
納得がいかないまま焦りが日々募る。
なぜ描けなくなってしまったのか。
逆に
なぜ今まで描けていたのか、
どうやって描いていたのか。
絵を描くのを諦めてしまったりするのは
きっとこの感覚に阻まれて途方にくれてしまうのだろう。
過去に描いた絵を振り返りながら、
絵を描き続けることの凄さに改めて
驚かされた。
過去の私は
今の私にこうして
エールをおくっている。
そうか。
今やっている事は
確実に未来に繋がっていくんだ。
さらに
366枚連続で龍を描くなんて、
私は
本当に凄い事に挑戦していたんだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1705996856660-vsjE2XUfcW.jpg?width=800)
迷いも苦しみも
無かった事になってしまうのが
悲しかった。
今描けない理由は
「雑であること」と「丁寧さ」の違いに向き合っているからだ。
「雑」とは一体何なのか。
「丁寧」とは一体何なのか。
直ぐに描くのが雑で
時間を掛ける事が丁寧なのか?
悩んでいても解決できることでもなく。
自分が描いてきた龍達に
どうかヒントをください、と願った。
そして
近くに用事があったので
四柱神社に参拝に行った。
目を閉じて祈ると、
鈴の音がシャンシャンと響いた。
ハッと目を開くと
若い夫婦が御祈祷を受けていた。
おそらく
安産祈願だろう。
私の意識は自然と「無事に生まれてきますように」という祈りに変わっていた。
笑顔がこぼれる。
あれ、私何に悩んでたかしら、と一瞬忘れてしまった。
不思議なことに、
全ては過ぎ去ったかのように
心が軽やかになっていた。
その後、伊勢神宮の遥拝所で精神統一をし、
三峯神社の祠で「絵を描き、心を救い、心を癒し、心を許します。どうぞ私の背中を押してください」と願った。
すると、ひと風がぶほーうと音を立てて吹き抜けた。
まるで暖かく優しい掌で
私の背中を押してくれたように感じた。
本当に、信じられないことだった!
頑張ります、と
お辞儀をした。
その後、
天気雨が降り、
松本に大きくてはっきりと
ダブルレインボーがかかった。
絵を描いて、歌を歌って わくわくすることに挑戦してます。