休職日記 #37

今日は午前中たっぷり寝て「夏への扉」の残りのページを読んだ。皆さん、是非これ読みましょう!というのもバックトゥザフューチャーからドラえもん、近年流行りの悪役令嬢ものにまで描かれる「タイムトラベルもの」の骨格は(形骸化されつつも)この作品をベースとして形作られたのではと感じたからです。多分ハインラインはSFじゃない小説でも面白く書けちゃう人だと思うんすけど、目新しかったSF要素を従来の映画的な親しみやすいストーリーに上手いこと落とし込めちゃったのがデカかったのだと思う。(1950年代にnerdという単語があったのか分からんですが)テレビの普及も間もない当時のオタク達はこの発見に喝采し、没頭し、未来に思いを馳せながら創作をしたのでしょう。そして今に続くと。その時代に戻りたいとは思わんけど、コンテンツで溢れまくった今となってはもう味わえない感覚だと思う。僕にできるのはその熱狂を文字から感じとれるだけ。だけどその微々たる「熱」にあてられてページをめくるのです(そして積読が増えていく)。

そんな感じで、大分早い時間ですが以上でした。明日から旅行なので22日まで日記はお休みします。
続きはしばし待たれよー。


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