休職日記 #40

昨日に引き続き旅行の話をば。

2日目以降は神戸におりました。いやあ…終の棲家をここにしようか迷うくらい良かったっす。まず、何よりメシが美味い。これは関西来てからずっと感じていたことだけど、よくよく考えたら神戸牛があり、近くに玉ねぎの名産地があり、米どころで酒蔵がいくつもあり、パンも美味しい…となるともう「正解」じゃないですか。そりゃ何食べても美味いワケよな。何でいままで気づかなかったんやろ…。

特に気に入ったのは「グリル一平」という洋食店。ここでビーフカツレツを頼んだんすけど、もうね…一口食べた途端にニコニコしちゃうくらい、肉が柔らかくて脂が甘くてめっちゃ美味しかった(旦那はダイソンの如く爆速で平らげていた)。あとデミグラスソース?がね、結構面白かったんすよ。洋食屋のデミグラスソースって黒くてこってりしているけれど、ここのは色が薄くてあっさりしていた。カツレツと喧嘩させたくないのもあると思うけど、むしろ庶民に慕われる味を目指した結果なのではと合点した。これだけ食べやすかったら、毎日来ても飽きない自信がある。洋食屋のしゃんとした店構えでいながら、定食屋としての顔も残している。そのバランスの良さが自分の好みにグッときた。

ちょっと色ちがうでしょ

あとグリル一平にはもう一つ目的があって。僕の大好きなクレイジーケンバンドの小野瀬雅生さん(以下、のっさん)が足繫く通っているのですが、彼の大好物「マカロニ・イタリアン」がここの名物なのです。好きすぎてのっさんは歌も作りました。相変わらず宇宙一かっこいいです。

で、これがまたギルティやった…。柔らかなマカロニがお肉たっぷりのミートソースと絡まって鉄板の上に鎮座している。鉄板は熱々なので耳をすませると「じうじう」という音がする。うーん、たまらん。写真では見えないけどパルメザンチーズの下には生卵がおってマカロニズと混ぜ混ぜできます。鳥貴族の山芋鉄板で培ったスキル(酒飲みにしか分からんやろ)を存分に活かしましょう。いざ口に入れたら、こりゃ最高!酸味の強いトマトの風味にまろやかなチーズと卵がとても合う。マカロニの柔らかさも上手いこと調和してますね。流行にとらわれず、君はずっとノンアルデンテでいてね。お姉さんとの約束だよ。

ご賞味あれ

あと神戸を気に入ったポイントとして、町がすごくコンパクトにまとまっていたのが好印象だったんすよね。バスか電車で大体の観光地は回れちゃうし、スポット同士があんまり離れていないので助かった。あとは(同じ港町の)横浜ほど人が多くないせいか、空気がゆったりしていたのも良かったすね。心地よすぎて今まで分からなかった「休む」という感覚が初めて訪れて感動しました。休職中とは言いつつも心身共に安らいでいる感覚って全然分からんのですよ。「これが休むだよ?分かる?」と神戸が懇切丁寧に教えてくれました。Understood。これだけでも大きな収穫です。

眠くなってきたので、とりあえず終了。神戸はまた涼しくなってから行きたいっすねえ。



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