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京都の旅 2016年8月 ①

東福寺 霊雲院

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写真は東福寺塔頭 霊雲院の庭園 臥雲の庭です。
重森三玲という昭和の名造園家が荒れていた庭を復元し
見ても面白いですがお堂の廊下に座ってただ眺めていても
とても落ち着くいい庭です。

特に白砂と鞍馬砂との二色の砂で雲海を表しているのが斬新ですが
石の配置にはとても細かい計算があるらしく一緒に庭を見ていたおじいさんが
造園に詳しい人でいろいろ解説していました。
(連れのおばあさんに解説していたのを横でただただ聞いていて
 ほほ〜と感心していました おじいさんの話では茶色い部分は苔なんだそうで
 この暑さで枯れてしまったけど涼しくなればまた復活して緑になるそうな)
庭とか樹木に造詣の深い人って良く見知らぬ人にも解説してくれますよね
三渓園でも解説してくれる人に会った事があります。



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九山八海の庭
真ん中にある盆栽のようなものは遺愛石といい須弥山に見立てているそうです。


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白砂で波紋を表しているようですから細長く続く白砂は川の流れを表しているのでしょうか


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瓢箪の形をした蹲です。


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霊雲寺の入り口には小さなお地蔵さんやら仏像やらがちょこんと置かれていて
優しい雰囲気です。


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霊雲寺の入り口まで続く長い道


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