第十一首-飲食ののちに立つなる空壜のしばしばは遠き泪の如し
十一首目。もう金曜日ですね。いや、24時回ったからもう土曜日か。
今はあっという間に過去になって、過去は勝手に美化されていきます。
色んなものに、追いていかれないようにしなきゃな。
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生活。
起きて、食べて、電車に乗って、働いて、食べて、こっそり居眠りして、働いて、電車に乗って、本を読んで、ドアを開けて、ご飯をつくって、それから食べて、お風呂に入って、電気を消して、丸くなって眠る。
そうやって日々は過ぎて行って、ときどきはご飯を食べ損ねたり、週末はお酒を呑んでみたり、たまには友達と語りあってみたり、しながら気づいたら目の前にはからっぽになった空壜でいっぱいで、なんだかすごく遠くに来てしまったみたいな気分だ。
ただ、一切は過ぎて行きます。
からっぽになった空壜に、今度は何を詰めようか。
飲食ののちに立つなる空壜のしばしばは遠き泪の如し(葛原妙子)
Climb The Mind「ベレー帽は飛ばされて」
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