品位=ディグニティ
やあどうも、常磐楓です。
いい感じに涼しくなってきましたね。アイスが美味い時期だ。
「爽」の生チョコバニラという味を食べながら執筆をしてますが、なかなかコイツが美味しい。
あまり自分からチョコは食べないんですけど、これは定期的に購入したい所存です。あとついでに言っておくとサルミアッキをAmazonで注文したので、試食レビューを投稿するかもしれません・・・笑
さて、今回はリニューアル編です。
自身の中で一波乱あった「品位(ディグニティ)」についてです。
目次はこちら。
一応古典占星術についてを書いておきます。
ディグニティを語るうえでは、古典の目的をちゃんと把握しておかないといけないからね…
ではほんへ、どうぞ。
古典の大事な奴、ディグニティ。
古典やるんだったら絶対やらなきゃならないシステムであるディグニティ。こいつはいわゆる惑星の強弱や影響力の有無など、惑星の機嫌みたいなものに直結する奴です。
つまり、モダン(現代)と違って、とある惑星がとある星座に入室した時、惑星の良し悪しが決定するという事。この惑星は良い・この惑星はマズいっていう評価が生まれます。
古典の目的。
まず古典占星術(伝統的占星術)は一言で言うと「運命診断」を行うもので、どちらかと言うと東洋占星術の一種である「四柱推命」や「紫微斗数」に近い性質を持ち合わせています。
ネイタルチャートなどから本人の生まれた時点での惑星や星座の配置から「ホロスコープ」を作成し、元々持ち合わせている運勢や運命を視る事を目的としています。
モダン(現代)はホロスコープを作成するところまでは同じですが、そこから本人の性格傾向、成長性を見出すことを目的としていますから、根本的な相違点が見つかりますね。
なのでモダンの方ではディグニティなどを用いて「惑星・配置の良し悪し」を決定することを排除していますし、ディグニティをまんま自身の性質として当てはめることはあまりよろしくないとしている。
まとめとしては、
モダンは「性格が運命を決める」
古典は「運命が性格を決める」
というお互い相反している立場にあると言えます。
ちょっとした備考
ぐら氏(皆川剛志氏)が著書『基礎から実占まで 完全マスター予測占星術』の中でモダンと古典の対比をしている箇所があります。
その際、古典とモダンは「国語」と「数学」ほど違うという表現を成されています。それほど土台となるシステム・見方が違うのなら、古典とモダンを一緒にすることはまずしてはいけない事だと理解しています。
私が以前公開していた品位の記事を削除したのはそれが理由です。元々の記事では、古典のシステムであるディグニティをモダン的に流用することを前提とした書き方をしたため、自身の伝えたい事に齟齬が生じることを危惧しました。
これからは、それを加味したうえでディグニティについてお話していこうと思います。性格傾向を視るのに用いた方向性は意外にも好印象だったらしいので、備考程度に挟んでいこうと思います。
二種類のディグニティ。
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