見出し画像

2023/10/28


たまにSNSを見てると私を撮ってくれる人がいないと私は死んでしまうんじゃないかと思う時がある
私は今までもずっと、この今をもう少し可愛くいたかった
かわいいが理由に写真を撮られたり、撮ってあげたりしてそうやって自分を残して自分のことを大切にしたかった
わたしは今日も何を着ればいいかわからなくて、今日もどこにも行く場所がない、行きたいところならある、そのうち終わりがくる感情を感じている

いつもと髪型を変えて可愛い服を着た女の子は飛び跳ねてどこかへ行ってしまう、飛び跳ねた声で名前を呼びながら、私の知らないスカートの色を知っている、お花と写真を撮っている

フリフリがたくさんついたスカートは柔らかそうに翻して惑わす 空気を含み曲線を描くシルエットは私の悲しみも受け止めてくれそうで
ハートはいつもなぜかピンクで左右対称だ、何か理由があったらどうしよう



▱▱▱

仕事から帰ると、猛烈な頭痛に襲われ何もすることができない
そのまま眠ると近所で行われているラジオ体操の音楽が聞こえてくる
「希望の朝」など聞くだけでいやになる
空元気となけなしの愛嬌だけで仕事をやりきりる、お疲れさま、今日も何も進んでいない また頭痛がする、大真面目に真摯に真っ向から向き合うのです、どうしようもなく、あの頃の帳尻合わせるみたいに頑張るのです、私は今走っている、なんにもうまくいかないけど、頭を沈めて白い布団で寝る

私の健気な美容も全て消し去る、枯渇した日常、意味のない問答が私の世界を支配している

季節を感じられるものはコジコジのカレンダーしかない、11月のイラストはポウっと暖かい
間違いなく今年のベストバイ、コジコジのカレンダー

私は生きている まるで普通かのように
今は何も抱きしめずに生きている



▱▱▱


良くも悪くも人生、日常にぽっこりと変化が起きた
それを求めていたし、またそれを繰り返し求めてしまいそうで自分の価値を見失う
検索して自分が出てこなくても自分は居ます

私は正しくいたい、道を間違えそうな時、君が知ったら嫌われるかも、悲しむかもと思うと思い改められる、私は君のことが好きで良かった、好きなのが君で良かった


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?