定義づけと境界線

幸福になるためは、自分の中における重要事項の定義づけと、他者との適切な境界線の引き方が必要だと思う。

このところ、自分の真面目さ、責任感の強さが裏目にでているようで、つらかった。だから、気づいた。自分が何に対して、誰に対して真面目で、一生懸命であるべきかしっかり自分を見つめ直さなければ、と。

今回、3ヶ月後の目標づくりを通して、学んだ一番大きな点だ。

3ヶ月後、今の仕事をやり切ったと思えるには、社内と社外を巻き込んだ2種類の企画の成功、部下の育成が必要だと思った。

しかし…セッションを受けるうちに、「育成、やりたくない!」心のそこから湧き上がってきた(笑)

自分の中の情熱を表現する時期なんじゃないかと感じて、はや1年。育成を目標に入れた私は、誰かの「あるべき上司の姿」に合わせようとしていた!そんなことしたくない!!内面に立ち入って、やる気を出させることに興味はない。仕事のやり方、情報共有をきちんとできるのが、私の考えるいい上司。ひんぱんなランチや飲み会で関係を作るのは私のスタイルじゃない。

企画は自分なりにやりたいし、九割できそう。そこで、コーチ(ほぼピクシー)がささやく。「それでは物足りなくない?九割できそうなことを達成しても感動薄くない?避けてきたことがあるんじゃないの?」

「あ!海外取材!!」20代後半の私にエネルギーを吹き込み、成長させてくれたアジアをまた取材したい!!リーマンショックと、当時の勤務先の方針転換で諦めていた。

でも、また行きたい!アクセスとか、褒められるとか、他人にとっての意義とかどうでもいい!!私が情熱を持って伝えられるものが、きっと見つかる!!!

これは重要な自己満足。他人には、それぞれ思惑があるだろう。でも、私は私の大事な価値観を守る。そう決めた7月だった。


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