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クソデッキ真剣部 夏の陣 in 京都


概要 


こちらは2023年9月10日~12日に行われた。身内デッキ会in京都にて、筆者の使用デッキのレシピ、コンセプトの備忘録である。
あくまで、環境を見据えていない身内内でのコンセプトデッキ(通称:クソデッキ)のため暖かい目で見ていただけると幸いである。

筆者の使用デッキ

(オリジナル)
バイオレンスサンダー退化
ジュヴィラックスユニバース
ライラボルストーム
4cゼンアク
ユニゲサイクリカ
キューブ
5cコントロール
黒単アビス

(アドバンス)
武者ワンショット
連ドラ
赤黒バイク

黒単アビス、5cワンショットにおいては筆者オリジナルではなく、テンプレート構築のため割愛させていただく。

各使用デッキ解説

バイオレンスサンダー退化

 筆者の好きなカードの一つ『極仙龍バイオレンスサンダー』。

見てほしい。このイカしたイラストと、小学生には使いこなせない効果を。

 さて、まずはこのカードの弱いところをあげておきたい。

  •  ガイアッシュがあるとはいえ、重すぎる10コスト。しかも進化クリーチャー。

  •  相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき限定の能力。

  •  ↑その条件を満たしても現代としては心もとないアドバンテージ。

  •  cip(バトルゾーンに出たときに起動する能力)がないため、あらゆる手段で踏み倒しても薄すぎる旨味。

 このカードを活かす上での一番考えた点はなによりも「ニコル・ボーラスとの差別化」である。

気を抜くとすぐニコル

 踏み倒しやブーストして出すのならばニコル・ボーラスの方が圧倒的に強いのである。

 しかし、バイオレンスサンダーの効果を活かし、ニコル・ボーラスとの差別化をできる方法が一つだけあった。

それが「退化」である。

 デュエルマスターズにおいて、カード指定除去により進化クリーチャーの一番上だけを剥がす、通称「退化」を行い、ビートダウンデッキの中核とすることでその特性を遺憾なく発揮できると考えた。


バイオレンスサンダー。
お前は退化ビートの柱になれ。

基本的には
2tアツトやノロン等のルーター

プラチナワルスラで手札を整える

デスマーチ+落城の計
の退化ギミックを行い、バイオレンスサンダーの早期着地とビートダウンを狙うデッキとなる。

他には
2コストルーター

3マナ時追加でルーター、前からいるやつで1点

デスマーチ落城退化バイオレンスサンダー
バイオレンス3点+1点→バルチュリス

さらに
2コストルーター

1マナデスマーチ。ルーター攻撃時ドレミ24、落城の計。デスマーチ退化。バイオレンスサンダー。

の3tバイオレンスサンダーを行える上振れプランも搭載している。

所感
 バイオレンスサンダーが横で立っているだけだった。プラチナワルスラビートダウン。後方彼氏面バイオレンスサンダー概念。



ジュヴィラックスユニバース

 ハキリの攻撃時効果により、「召喚」を行い究極銀河ユニバースを着地させる(させたい)デッキ。

アナカラーASM基盤が偉い

 ハキリが攻撃時に「召喚」することを活かし、ポッポジュヴィラを出したターンにタイムラグなくユニバースを着地させること、もしくは場持ちの良いソウルヴァイラックスからユニバースの進化を目標とする。ハキリの1点で変なものを踏まないように祈る。

 受けが少ないと判断するか、Exウィンが狙えない場合はビートダウンでゴリ押すことも考慮する。

 ハンドにエターナルプレミアムズとソウルヴァイラックスが揃っており、マナにユニバースがある場合はソウルヴァイラックス→次ターン手打ちエターナルプレミアムズユニバースでのExウィンを狙う。
 また、極楽鳥は光マナの代用になるのでユニバースの素出しも可能である。

所感
 想像以上に強かった。
 ダイレクトアタック時にソウルヴァイラックスにユニバースを重ねて『一王二命三眼槍』をケアしたのは我ながら賢いと思った。
 ポッポジュヴィラは使わなかった。



アーマードライラボルストーム

 筆者の好きなカード『超神星ライラ・ボルストーム』。華のドラゴン3種から進化するアド損GVである。

かっこいい

 出すと盤面が減る。メテオバーンを使用しても盤面は減っている。そんなかわいいかわいい超神星ライラ・ボルストームのためのデッキがこれである。

 『暴竜爵様のおでましだッチ』で手札を整え、『ボルシャック・アークゼオス』→『シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン』でマナアンタップからのライラボルストームの着地を狙う。

クソデッキの不可能を
ギリ無理にしてくれるバード

 ライラボルストームのメテオバーンで『勝熱英雄モモキング』を踏み倒し、ワンショットを狙う。『ボルシャック・ガラワルド』を踏み倒せばライラボルストームの5000火力とガラワルドのバトルで2面処理しながらシールドを5枚ブレイクできる。

 このデッキの一番の問題点はライラボルストームがなくても勝ててしまうことにあるが、気にしない。

所感
 アーマード強化がくる度に強くなるので今後に期待。
 ライラボルストームが2日間のデュエルで出て、勝利に貢献した回数「1回」



4cゼンアク


 筆者の好きなカード、究極超絶神アクゼン。
 「究極」「超絶」神なので「アクゼン」と書いたが、「ゼンアク」の方が呼びやすいため、以降はゼンアクと記載する。

ゼンアクだけで多色が16枚

 ゼンアクは着地さえしてしまえば、17000のブロッカー、除去耐性、攻撃時1体破壊におまけにターン終了時アンタップする警戒持ち、さらにモヤシ(破壊時に手札に戻る)とかなり粘り強く戦えるカードである。

 いままでは2→4→6のルートで『ゴッド・ゲート』を唱えていたが、『Disコットン&Disケラサス』により、デッキスロットをあけられるようになったため、リソース札で長期戦を可能にしてくれる『♪なぜ離れどこへ行くのか君は今』や受け札の『デーモン・スパーク』を採用するに至った。

 前述のとおり、ゼンアクは着地さえしてしまえば地上戦で活躍できるカードであるが、相手の横並びには弱いカードのため、オールタップできる『デーモンスパーク』や『支配のオラクルジュエル』等はかなり相性が良いと言える。

所感
 名試合メーカー。持ち前の粘り強さでロングゲームを制し、好き放題暴れていた。
 早い段階での横並びに対応できなかったので今後の課題とする。





ユニゲサイクリカ

 筆者の好きなカード。『究極銀河ユニバース』2つめのデッキである。Exターンも好き。

所持レート準拠

 ユニゲサイクリカ界隈では2→4→6のマナカーブが今だ主流である。
 しかし、246のマナカーブはデッキスロットを過剰にとっていたり、リソースが枯渇しやすい特徴がある。
 ユニバースゲートを主軸とするこのデッキでは、デッキ内のフェニックス比率をギリギリまで高めたい。
 そのため、3→6のマナカーブでリソースの温存しつつ、246と変わらない速度で動く必要がある。

 そこで2種の3→6のマナカーブを行えるパターンが存在する。
 ひとつは「メンデルスゾーン」「栄光ルピア」をブースト札とする「ドラゴン軸」型。
 そして、筆者の好んで使用している「ボントブラントボ」8投をブースト札とした「12000型」である。

ドラゴン軸は近年のスター進化クリーチャーやアポロデスフェニックス+アポロヌスドラゲリオンのワンショットプランを採用でき、勝ち筋を増やせる利点がある。

しかし、12000デカブツ型は上記のドラゴン型とは違うメリットがある。

それは、「バチクソかっこいい当時のフェニックスを積める」ことである。

かっこいい
かっこいい
かっこいい
かっこいい
かっこいい
かっこいい
かっこいい

 12000以上でかつフェニックスであればすべて候補になるため、フェニックスが出る度に強化になりうる。
 余談だがかっこよすぎるのでたまに対戦中にカードを眺めたりしている。

所感
(1日目)
 かっこいいけどコンボを決めるか決められるかのゲームになる。使いたいけど心苦しくてあまり使いにくい。対戦相手がかわいそうなので使いたくない。
(2日目)
 4キル連発。楽しい。これがやりたかった。
 



ミステリーキューブ2023夏

 「トップ解決。」筆者の一番得意とする戦法である。

 いままでのクソザココンセプトデッキとは違う。遊ぶためのデッキである。
 キューブの坊主捲りという都合上、頭を空っぽにし、なにも考えずにアホバカパワーカードをいれたくなる「狂気」と、初動や受け札、メタ除去をこなしつつ強いカードを入れなければならない「理性」。その二つがせめぎあうデッキである。

 かなり狂気と理性のバランスが取れた構築になったと自負している。

所感
 やはりトップ解決。これに限る。




武者ワンショット(アドバンス)

 『ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」』そのカード判明時にX(旧:Twitter)では「武者ワンショット強化では!?」と言われていた覚えがある。今回はそれをする。

 基本的には『バロッタ・夜・ミエッピ』→『ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」』と繋げることによりドロー加速し、『バルケリオス・武者・ドラゴン』で横展開を行う。

赤いリップウォッピー

 上記のコンボを行うための『暴竜爵様のおでましだッチ』、『バルケリオス・武者・ドラゴン』からチェンジでき、SAを付与するための『暗黒の怨草士 クロユ・レシア』を採用した。
 バロッタ・夜・ミエッピはクロスギアのドラゴンにも反応してドローできるため覚えておきたい。

 初期案では『スカイ・ジェット』によりSA付与を行う予定だったが、購入したくなかったため、所持していた『次元のスカイ・ジェット』で間に合わせた形となる。

 なぜか9月16日の新パックにより強化が決定している。

オリカと言われても信じる

 なお、クソデッキ博覧会の開催日は新パック発売前の約一週間前である。

所感
 赤白サムライの基盤なので、回ったときの速度やアドバンテージは他の追随を許さなかった。


連ドラ(アドバンス)

 連ドラ歴10年。

これでいいんだよ。

 見て分かる通り、オーソドックスな連ドラである。
 『勝利宣言 鬼丸「覇」』を4枚入れたかったが、デッキ全体のバランスを考慮して削った。
 坊主捲りの要素もありながら、展開パターンが多いため、案外繊細なデッキでもある。
 多色が多すぎてマナカーブ通りに動けないことを嫌って、今回はグレンエントリーではなくジャックポットエントリーを採用している。

所感
 ドラゴンの早さとパワカ。暴力ですべてを解決した。グランエントリー+モルトSAGAの方がパワーを感じられそう。



赤黒バイク(アドバンス)

 開発者の贔屓により無限に強化が入る。

改良の余地あり

 身内環境想定のため、かなり筆者の色が出た構築となっている。

 身内環境はビッグマナを好む人が多いため、そのメタとして『星空に浮かぶニンギョ』の採用に至った。

コスト論が崩壊しているカード

 おっぱいがおおきい。

所感
 横が1ゲームする間に2ゲーム終わっていた。


最後に

 稚拙な文章ではありましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
 お読みいただいたあなたのクソデッキのモチベーションやアイディアの一助となれば幸いです。もし感想や改造案等ございましたらコメントやDMまでお願い致します。

最後に、対戦していただいた方々にも深い感謝を述べたいと思います。また遊ぼうね!

おわり

2023年 9月13日 筆者:恐竜🦖

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