私を形づくるもの 4

祖母 車を駆使し遠出もなんのその
基本その場に留まっていられないマグロ気質
止まったら死ぬ的な
そして昔の人にありがちなアルアルなのか
とにかく料理を大量生産する
そんなにいる?わけないよねー
というくらいの煮物、山菜の山を毎日の様に作り
いたる所に配布
料理も作るが鍋を炭化させるのも得意(火にかけていたのを忘れ鍋もろとも黒くもさせていた)

祖母は外で食べるのも好き
よくご飯に連れて行かれた

なぜ連れて行かれたなのか
連れて行ってもらったではなく
「良い祖母じゃない〜孫の面倒みてご飯にも連れて行ってあげるなんて〜」
よく聞いたフレーズだ
でも私はそれがすきでは無かった

お得意さんな感じのお店 めちゃくちゃよく行っていた所がある
お店の人も基本友達的な祖母 料理配布その1のお店
トラウマ製造機2号親族の子、嫁も祖母が誘い食事にGO!

店に言って話す内容は基本母の事だ
たまに店員(相槌、祖母褒め担当)、2号嫁、祖母の会話
子供だと思って油断してたのかもしれないがバッチリ記憶にございます

家計がぎりぎりなのを知っていた&居候の身なので安めのメニュー+水
2号子 好きな物を好きなだけ頼む 飲み物もガッツリ

注文終わったらレディーゴッ!

2号嫁
私母さんは仕事?義母は毎回子守押し付けられているの?外食にも連れて行ってもらって私子は幸せねー外食のお金とか毎回私母に出してもらっているの?
それでなくても一緒に住んでてご飯とかお金の負担大変でしょう…なぜ実家には帰らないのか
子守もしてご飯代も出してじゃバカみたいよねー
きちんと言ってお金だの貰ったほうがいいわよ
自分の親にお世話になるのが筋でしょう 私父も周りに迷惑かけて大体息子いないのに嫁だけ残るって ねぇー
要約すると 私母が厚かましい 子供預けっぱなしのおんぶにだっこちゃん 義母ねぎらう会話
義母
母には殆どお金を出してもらっていないから自分持ち
食事も自分が作っているので私母は何にもしない(実際には狭い1つしかない台所で祖母の大鍋にコンロ占領、そして母の作った料理を祖父が食わない、祖母も洒落た料理より煮物というかんじで食べないので台所は祖母の所有物状態で使えなかった食器洗い、洗濯、掃除は母がやっていたが何もしていないになる)
いい迷惑だ 仕方なく孫の面倒をみている

そんな話から祖母は周りから偉いわー凄いわー尊いわー的に持ち上げられるのが好きだった
なんにしろ褒められるのが心地よいのは誰でもそうだろうが…

借金も父がギャンブル、女に使ったもので母は一銭も使っていない お金に関して母に非があるとは思えない

自分の息子(私の父)棚上げでこんな会話毎回食事中もされる
何を食べようが美味しいと思う訳がない

あまりに毎回なので行きたく無いと言ったら家でのご飯を用意しなければならなくなる 迷惑をかけるな&2号子の面倒を見るためにも行け 大人は話しがあるのだから
こんな事を何年も耐えていれば2号子も学年があがり親たちの会話がわかるようになる

2号子「なんで私子は祖母の家にいるの?私子はお金を出していないんだから頼んじゃだめだよ。」
その他諸々2号子にいじわるを言われるようになる 
「残念だねー」といい1人見せびらかしながらデザートを注文し食べる
私子も頼めばと2号嫁が言って来るが金がかかると散々言われているのに頼める訳がないだろう
遠慮しないで〜
どの口が言う

色々な想いを抱え俯き涙を流しながら食事をし先に車に戻るといって誰よりも先に店から出る

小学校の記憶の1つ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?