大学生、選挙戦に参加してみた

こんばんは、おのしゅんです。福岡出身、広島住みの大学4年生、好きな食べ物はファミマのサラダチキン炭火焼鳥味です。(たべてみて、ほんとにうまいから。)

まさか自分がnoteを書く側になるとは思いませんでしたが、少し書き留めたいことがあったのでここに記します。

少し長いかもしれませんが、僕にきっかけがあったように、この記事が皆さんにも何かのきっかけをもたらせればとの想いで書いています。
ここまで見てくれた皆さんの時間を無駄にはしません。よかったらお付き合いください。


今回は、なかなか触れにくいテーマ -政治- についてのおはなしをします。


興味ないな、ってなったあなたにこそ読んでほしいな~なんておもってます。

ってゆうのも1週間前の僕がそうだったから。選挙とかよくわからんし、なんかいいイメージないし、みたいな。

そんな私が、ひょんな縁から選挙戦のお手伝いをさせていただくことになりました。

選挙事務所に入って、旗をもって走り回ったり、SNSの運用を手伝ったり、選挙カーに乗ったり、肩外れるぐらい色んな方に手を振りまくったり。普通の生活ではありえない経験だらけの日々でした。


そこで感じたこと。


いちばんに、これからの選挙って僕らの世代次第で絶対変わっていく、面白くなる。


ーこれまでの選挙ー

これまでの選挙のイメージは、投票する理由が~党だから、~さんが応援してるからみたいに、大きなくくりで判断してる方も少なくないなってゆう感じでした。選挙を伝えるニュースでもそんな側面が強調されてることが多くて、僕の選挙へのイメージにつながっているのかも。結局この人をみんなの代表にしたらどうなるんだ?みたいな疑問をぼんやりと抱いていました。

もちろん私の教養が浅いがゆえに、十分に理解しきれていない政治の歴史とか、企業やその他団体など多方面にわたる利害関係があることは承知で、「なんもしらんやつが」みたいに言われちゃうかもしれないんだけど。でも、私たち世代だとこんな感じの人が多数派ではないでしょうか。

数字的な面でみると、年々無党派層って呼ばれる人たちが増えていて、僕もその一人(今回参加した選挙も投票者の4割ぐらいは無党派層だったと思う)。つまり、若い世代には無党派層が多い

しかも、そんな僕ら世代の多くは「無党派層」どころか、「無投票層」になってるのが現状だと思います。あらゆる選挙の投票率は日本全体でみても減少傾向にあって、僕が参加した選挙も投票率は50%弱。その残りの50%の大半を僕らのような20代が占めていることは以下の世代別投票率のデータからも推察できます。

以下参考
総務省:国政選挙における世代別投票率について
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/


要するに、このままいくと無関心な大量の若者層の意見は、いつまでも政治に反映されない可能性が高い。これが現状。


ー(僕的な)今後の理想像ー

理想はやっぱり100%の意見が反映される、投票率100%の世界なのかなと思います。ざっくりゆうと””無投票層”に意思表示をしてもらうこと。

こうなったら間違いなく変化が起きる。そしてその変化は面白いと思うんです。

面白いってゆうのは、あくまで個人の推測にはなるけど、具体的には判断基準が多角的になるとか若者世代を理解をせざるを得ない状況ができる。みたいな。

僕ら世代はスマホを使うのが当たり前な中で育ってきてて、それこそGoogle先生世代というか。比較的情報を集めて多角的に判断するみたいなことを日常的にやってるわけで。だからそんな層がちゃんと選挙を考え始めたら、割と事実ベースで判断する流れが進むんじゃないかなと思います。

それこそどこの政党が支援しているとか、だれが応援してるかとかそういった周りの側面で判断するんじゃなくて、この人が当選したら結局なにが変わるの?とか、この人ほんとに言ったことをやり遂げる人なのかな?とか、気になったらとりあえずググったり、Twitterやってるかなとか見てみたり。そして候補者本人を客観的な情報から判断していく。自分ならこんな感じかなと思うのですが、皆さんはどうでしょうか?ぜひ聞いてみたいです。

近年色んな政党ができたり消えたりしてますよね。また、書いてきたとおり無党派層も増えてる。これらからわかるように、結局のところひとりひとりの考え方なんて全く一緒ではないんだと思います。ある程度のつながりが同じ考え同士の間で生まれるのは自然なことだと思うけど、例えば同じ政党だから、違う政党だからとかを物事の判断基準にするのはナンセンスだと僕は考えてます。

そんなのきれいごとだと、そう思われる方もいるかもしれないんですけれども、もしその僕らのような無投票層がみんな投票し始めたら意外とこの考え方って普通になるんじゃないかなって予想してます。無党派層が多角的・客観的に判断するから、それが主流の考え方になると思ってます。

そしたら、全世代が私たち世代のことも理解せざるを得ないと思うんですよね。そしてそれは悪いことでもないと思ってます。若い世代が正義だとは思ってはいないけど、若い世代の主張が政治でも前面にでていることは大事なことだと考えています。

いまやテレビでもYoutubeとかtwitterとか若者発信のメディアから番組のネタをつくっていることって珍しくない光景ですよね。若い世代の考えや文化を受け入れる風潮って高まってきてると感じてて、政治も似たようなもんだと思うんです。

だから、若い世代が積極的に政治にも加わって、全世代が意見を言い合える。ただより良い社会を作るために。そんな光景が現時点で僕が描く理想の姿です。


ーこれから必要だと思うことー

さんざん述べてきた無投票層の若者ってゆう切り口から考えると、SNSとかYoutubeなどのメディアは最強の入り口ツールだと思います。

若い世代の使用率と拡散力を考えると圧倒的にコスパがいい。これらのメディアができてから数年がたって、ある程度拡散のノウハウもたまってきています。実際、今回自分が参加した選挙戦においても戦略をもってSNSを運用した結果、他の候補と比較すると明らかに多くの方々にSNSを通じて情報を拡散することができました。そしてそのユーザーの多くは若い世代です。

今後の選挙において、ぜひこれらのSNSツールは活用してほしい。というより若い世代からSNSの利用を持ち掛けるべきなのかもしれません。詳しいのは私たち世代な訳だし。「選挙のことわかんないから、SNSで分かりやすく教えて~、使い方は教えるから」みたいなかんじで。

もっと言うと、個人的にはネット選挙の導入が若者を取り込むには一番早いと思っています。

アプリでも作って、候補者の政策・理念・人柄がわかるコンテンツを用意してアプリ内からすぐに各ページに飛べるようにしておく。そんなアプリがあれば、まあ投票しよっかな、ってゆう一歩目が踏み出しやすいですよね。この一歩目が大事なんですよね、踏み出すきっかけが。

ネット選挙については、おそらく色んな方が実現に向けて動いているとは思いますし、個人情報の扱いとか不正とかいろんな課題があるんだと思います。ここは私も一層勉強してさらに考えていきたいと思ってます。

とにかく、


まずは投票いこうって言いたかっただけです。僕も投票行きます。


今の熱を失いたくなくて、長々と書きなぐってしまいました。長々と失礼しました。だいぶ主観で書いているので色んな年代の方のご意見が聞けると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。