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趣味と実益を兼ねて、味噌を手作りする

前回の育休中、子供と家で過ごす時間が長く(今よりコロナの状況も厳しかった)子供もまだ0歳だから目離せないが、おうち時間だけはある、という状況だったので、いろんなものを自分で手作りしてみる、ということをやっていました。
それ以降細々と続けていることの一つが自家製の味噌作り。
作る過程を楽しみ、寝かせる時間も楽しみに待つ、食べておいしい、そんな味噌作り。
それって節約になるんですか?という問いには後ほど私の考えを書きますが、まずは何をやっているのかということをお伝えしたいと思います


材料 道具

材料
 大豆 塩 麹
この3つ!!シンプル!
「たった3つの材料でできるシンプル味噌!」みたいなレシピ名結構出てくるけどそもそもこの3つ以外使いようがないのです。

大豆500g
米麹500g
塩200g
で作ってます。
大豆:麹=1:1
塩=(大豆+麹)×5分の1

この割合であれば良いので作りたい量で調整可能。

道具 
ボール 
鍋(豆を煮る) 
ザル 
茹でた豆を入れる容器(我が家はビニール袋で代用)
保存容器

所要時間

1日半ぐらい。とはいっても、1日目は大豆を洗って水につけるだけなので、実質稼働時間は2~3時間でしょうか。
(大豆のゆで時間は除く)

作り方

一日目


①大豆を洗い、水につける。お水はたっぷり


豆は膨らむので4〜5倍の水に浸かる


②一晩おいておく
柔らかくしたいので、給水時間はたっぷりとりましょう。最低でも6時間ぐらい?

二日目


③大豆をゆでる


※うちはゆで時間短縮のため圧力鍋を使ってます。
指でつぶれるぐらいの硬さになるまでゆでる。
ゆで汁は後ほど使う可能性があるので取っておきましょう。
ゆで待ちの間に塩と米麹を均一になるまで混ぜます。



④つぶす。フートプロセッサがあるとある程度細かくできるので時短になります。

とっ散らかっててごめんなさい

うちはゆでた豆が全部入るタライがないため、フードプロセッサのあと20Lのポリ袋に入れて、豆の形が残っている部分を指でつぶしてます。袋の上から子供もおしたり踏んだりしてくれてます。つぶし方が荒いと豆の食感が少し残ることもありますが、それもそれでおいしいです。その辺は手作りの良さでもあるし、好みによります。
⑤③で混ぜた塩と米麹を加え混ぜます。パサパサでまとまりづらい場合はゆで汁を少しづつ加えて加減します。
⑥手で丸めてボール状にします。

⑦ボール状のものを容器に投げ入れ、敷き詰めます。空気に触れる面積が小さいほうが良いので可能な限り隙間なく敷き詰めます。

うちは大きめのホーロー容器


⑧容器の周辺をアルコールをしみこませたキッチンペーパー等で拭きます。

⑧みその上にラップをのせ、できるだけ密着させます

密着させるのが難しかったけど、フライ返しで押さえつけたらいい感じになった


⑨上に重しを載せます。うちは、牛乳パックか厚紙をちょうどよい大きさにカットした上に水を入れたペットボトルを載せています。


⑩涼しい場所において寝かせます。

半年経てばいい感じに発酵するので食べられるようになります。気温が高いほうが発酵が進むため、夏を挟む場合は短く、秋冬に仕込んだ場合は少し長めに寝かせるとよいと思います。
寝かせる時点では大豆の色ですが、発行すると茶色味が増します。
みそができたら冷蔵庫、長期で保存したい場合は冷凍庫に移します。

手作りするとコスパはどうなのか

米麹1キロ 896円(半分余ったのは次回使う)
大豆 500g 387円
塩 1キロ 328円(残りは料理に使う)

ざっくり計算すると、大きめタッパー2つ分の味噌が800〜900円の材料費でできたことになります。材料は今回は生活クラブで買ったのでやや高めですが良質ではあると思います。

これが、安上がりだと考えるかどうかは人によると思います。
でも私は原材料と仕上がったもの以外の付加価値もあるので結果的にコスパはよいと考えています
・休みの日の2~3時間を子供と一緒に楽しみながら作れる
・自分で作ったものはおいしく感じる。慣れてきたら自分好みの配合にできるかも?
・作る過程、待つ時間、食べるとき、それぞれ楽しみがある。

結局作る過程を楽しめるかどうかなので、そこに興味がなければ市販品を購入したほうがコスパはよいです。
私は、前日から豆を水につけて、時間を調整しながら豆をゆでてつぶして、こねて…と一つ一つの工程を重ねていくのが楽しいな、と思うのでなかなかいい時間だなと思います。

次回手作りしたいもの

キムチを作りたいんですよね。義母がキムチづくり得意で手作りをよく送ってくれるんですが、今のところ私が食べたキムチの中で一番です(ホントに)

遠方に住んでいて直接作り方を教わることができないのでメモか何か書いてくれれば自分でやってみます!と言ったことがあるのですが。
書き始めて「感覚でやってるから文字にするの難しすぎる…」となって諦めたらしい。そりゃそうか。
韓国では、親から子に、何度も実践しながら教えていくのでしょうね。
今後直接教わることができるのか目処が立たないのでとりあえずググってやってみます。
やるなら本場に近い作りたいのですが、必須材料の「オキアミ」が難関。どこに売ってんだろ…

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