暗黒阪神の激ヤバさ(その2)
そんなこんなで負け続ける阪神タイガース。毎年夏を迎える頃にはシーズンが終わり、チームの順位は諦め、新庄、桧山、坪井ら若手の成績に切り替えるのが恒例となっていましたね。そしてオフを迎え、「どうせ今年も最下位か…」と思いながら開幕を迎える…わけがないじゃないですか。阪神ファンの立ち直りの早さを舐めてはいけません!毎年、キャンプでの新外国人や新入団のドラフト選手に対しての過剰過ぎるポジ報道にまんまと騙され4月を迎えると阪神にはバースがいる事になっており、優勝を確信しています。ええ、騙されたいんでしょうね、この点はとても反省しています。そしてシーズンに入りその幾多のバース達がどうなったかというと…これは一例に過ぎませんが
このブロワーズさん、まずピッチャーではありません4番打者です。なのに何でそんなにバッターボックス外寄りに立ってんのブロワーズさん!実はこのブロワーズさん、こんなんでもそこまで悪い選手ではありませんでした。
ただ画像を見て頂ければわかる通りアウトコースの見逃し三振を幾度となく取られていましたね。グリーンウェルに代表されますが外国人を見る目がなかったのも暗黒時代が長く続いた要因となっていますね。中日から落ち目であったコールズ、パウエルも掴まされましたね。
もっともこれは阪神という環境のせいもあるような気がするので何とも言えませんが…
ポイント2 トレードが下手すぎる
急に外国人の事が語りたくなり話が脱線してしまいましたね、トレードですよトレード!伝説の暗黒トレード、野田浩司さんと松永浩美さんのトレードですね。
ええ、あの野田さんです。もう多くの人にとっては、どちらかというとオリックスの選手のイメージが強いんじゃないでしょうか。野田さんは移籍後の93年にいきなり17勝5敗という成績を残し、95年96年のオリックス連覇に主力として貢献してしまいます。95年には得意球のフォークを生かし千葉マリンスタジアムという風の強い球場であった事も相まって1試合19個というプロ野球最多奪三振記録を達成してしまいます。この時の野田さんのフォークは打者からは魔球に見えたそうです。2022年に佐々木朗希投手がタイ記録を作られたので、そこで野田さんの事を思い出された方も多いと思います。
Q.では阪神は何でこんないい投手を出してしまったの?
A.わかりません、負けたいんじゃないでしょうか
野田さんは詳しい成績は省きますが、阪神時代はエース、準エースクラスの投手でした。勝ち越しこそ一度しかありませんが、結構当時の阪神で勝ち越すのって至難の技なんですよね。しかも実働5年の高校社会人卒の24歳ですよ、これから脂の乗ってくる時です。普通出しますかね?……
このトレードは獲得した松永さんが翌年FAで出てってしまうというオマケ(オマケどころではないが)が付くのですが話が長くなるのでこちらは省きます。
当時の阪神フロントのヤバさが少しはお分かり頂けたでしょうか。
次回 ポイント3 負けたいんや! に続きます
見て頂いてありがとうございました
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