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子供向けの催し物がハマらない子供たち

うちの上2人(7歳、5歳)のこと。
まあ〜ハマらない。
乳児の頃から、児童館でやってる手遊びとかには、シラーっとした目を向け。「おかあさんといっしょ」とか見ても、一緒になって踊ったりとかもなく。

それが分かってたから、親の方も、そういう催し物系には連れて行かず、森とか公園とか、この子たちのペースで遊べるところばっかり、連れて行ってました。

なんですけど…。
年々、夏の暑さが尋常じゃなくなってきて、とてもじゃないけど、公園じゃ時間潰せない(って言いつつ、今日の午前中も行きましたけどね、公園…😇)。
末っ子がオムツ外れてないから、プールも厳しい。

上の子達も成長したし…。興味ある内容のイベントだし…。何より、室内だし…。
ということで、今日の午後、御三方を連れて、とある屋内の子供向けイベントに行ってきました。

いや〜…。
やっぱ、ダメか。
そりゃ、そうか。

もう、途中から、「これ、いつ終わるの〜?」と言い出し。「全然面白くない!」と、さらっとぶっとい矢を放ってきたり。

それでも、末っ子だけ、「やだ!まだみるの!」と言うので、上2人のブーブーは聞き流して、最後まで観ました。

帰り道の、精神的な疲労感、ハンパない。
なにやってんだろ、私。
こういう子達だって分かってたのに、油断したわ。
まあ、高い授業料を払ったと思うしかないな。
これからは、いくら暑くても、行く場所がなくても、こういうずっと座って観劇する系に連れてくのはやめよう。

なんだかな。
無理なことを無理だと認識して、予防線張る、そういう場所には行かない、そういう子育てを数年してるんですけど、果たしてこれは健全なのか。えーと、親のメンタルが、という点で。
子供たちを喜ばせようという意図満点のイベントに対して、ナチュラルに楽しんでる大多数の親子連れを目にすると、私たちがいかにふだん、傷つかないように事前に色んなことを諦めてるかが分かったような。

そんなことを思いながら、トボトボと駐車場まで戻ってました。
そしたら…。

カラスが、ジージー鳴いてるセミをくわえて、低いところを横切ったんですよ。
それを見た瞬間に、うちの子たち、セミを助けようとして、カラスに向かって走り出した!
さっきまで、「グダグダ」ってものを形にしたらこうだっていうようなポーズで歩いていた人たちが。
で、カラスがびっくりして、セミをポトッと落として飛び去ったら、彼ら、躊躇なくセミに近寄って、拾い上げた!
まだ生きてて、ジージー言ってる。
それをじっと見て、「かわいそう…」と言って、どこの茂みに隠したら、カラスに見つかりにくいか、真剣に協議して、そっと置いた。

その姿をみていて、私の頭に浮かんだのが、「適材適所」(←え?)。
この子たちは、こういうのが好きなんだ。
ハマるのは、ショーとかじゃないんだ。
それは、なんていうか、自然な嗜好だから、ポジティブな意味で、仕方ないこと。

仕方ない。まいったよ。君たちの自然マインドには。
ママ、お手上げ!!
この夏の暑さにも、お手上げ〜!!
だれか、うちの隣に涼しい公園を作ってください(真顔)。


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