TCG紹介:From TV animation ONE PIECE カードゲーム

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こんにちは。本日はワンピースカードゲームについてご紹介します。

「俺の思ってたワンピースカードゲームと違う!!」と思われる方もいると思います。

それはおそらくハイパーバトルシリーズのワンピースカードゲームです。
ワンピース単発のカードゲームはこれが初となります。
ちなみに2002年から2005年末頃まで販売されていました。
ハイパーバトルシリーズが2002年終了(しかも後半は完全にワンピース独壇場)なので完全にワンピースハイパーバトルシリーズの流れを受け継いでますね。
まあ、あのシリーズも「カードは見たことあるけどルールは知らん」の代名詞みたいになってますが・・・。

ルールについて説明します。
デッキは32枚、最初に7枚引き、船長を一枚、仲間を2枚決め、場に出します。一応マリガンというか引き直しも可能ですが手札を全て捨てる形なのでデッキ枚数的にはかなりハイリスクです。
仲間を出したらお互いライフを合計6になるように船長と仲間に配分。ライフは山札(ゲーム名称は宝箱)から裏向きにしてカードの後ろに設置します。
つまり残山札は19枚しかなく、山札が切れると負けです。
また、船長が倒されるか、賞金首リスト(倒したカードを置く場所)のキャラクターカードに書かれているライフ(キャラクター左上のログポースマーク)が合計6になると敗北。
ダメージ計算はお互いのパワー値が援軍や技カード等の合計値で低かった側がパワーの下にある数値分、ライフにダメージがいきます。

カードは技カードとキャラクターカードの2種のみです。

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また、やられたキャラクターカードの代わりにカードを出す場合、今度はライフ分だけログという召喚コストが必要になります。
ややこしいのが、山札から1枚引いた後にくる自分のメインフェイズは「3行動」選ぶことができるのですが、やれることが「バトルを仕掛ける・「○行動」と書かれている特殊能力を使う・仲間を補充・山札から1枚引く・仲間の入れ替え・ログを貯める・パス(なにもしない)」です。

つまりログは合間合間で貯めておかないと仲間の補充にも1行動かかるので管理が大変です。
また、○行動消費型の特殊能力は「2行動消費・3行動消費」等リスクが高いものもあります。
長期戦ではなく短期戦なので一つのミスが命取りになったりします。
手札管理も大変で、基本的に仲間が二枚いない場合は船長へストレートに攻撃が可能なので、常に仲間は二枚置きたい点と、バトルフェイズでは「援軍」というルールがあり、同じ属性(ルフィ海賊団や海軍等)のキャラクターを手札から場に出すことでパワーに+100できます。
しかし山札の数が少ない点もあり山札と相談して戦う必要があります。

何が言いたいかというと、ターゲットが低年齢層なのにルールが複雑かつ管理するものが多すぎる気がします・・・(^_^;)

レアについても紹介します。

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レアリティマークがわからなかったのですが、ホロ仕様のレア・字レア・字+特殊加工ホロのレアがありました。
シャンクスはツルツルでしたのでカードダス仕様ですね。

ところで一つ気になったことが

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このルールブックに書かれている人物、誰だろうと思って調べたところ、ロッキー・ハッタリーというゲームキューブのソフトに出てくるオリジナルキャラクターらしいです。
発売時期がかぶっているので使いまわしたっぽいですね。
ちなみにルールブックのイラストでは、カヤを解説役にたまねぎにんじんぴーまんやクロネコ海賊団の漫画を使っていましたが、文字解説は全てこのロッキー様の口調による解説でした。
文章の句点が抜けていたり、キャラの為に変な日本語になっていたので、前編カヤの漫画解説でいったほうがよかったとおもいます。いらんページも多いし、文章も多いので、ますます子どもは読まない気がします。
このキャラクター使えっていう大人の事情でしょうか(^_^;)

ちなみに相場を見たところ、大量セット等が数千円~万円付いていました。
ワンピースも長期連載なのでファンも多く固定ファンも多いのでしょうかね・・・・。

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